にゃんこな日々

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【映画】『42~世界を変えた男~』

2013年11月10日 | MOVIE
『42~世界を変えた男~』42(2013年/米)
監督:ブライアン・ヘルゲランド
出演:ハリソン・フォード。チャドウィック・ボーズマン。ニコール・ベハーリー。クリストファー・メローニ。

1947年ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーのブランチ・リッキーは黒人選手をチームに入れると言い出す。そしてその候補となったのはジャッキー・ロビンソン。契約に際しリッキーはロビンソンにこう告げる。「何があってもやり返すな。やり返さない勇気を持つ選手になれ」と。厳しい黒人差別。観客、マスコミ。対戦チーム。そして味方チームからも敵視されるロビンソン。そんな中でも彼はひたすら耐え、ただ黙々と野球に打ち込む。全球団で初めて永久欠番とされた42番をつけて初めて大リーグに登場した黒人選手ジャッキー・ロビンソンの物語。

メジャーリーグには全く興味がなく、あまり知らないんだけど、こういう実話ものは好きなので、予告を観たときからすごく興味があり、観たいと思っていた。しかし初めてこの作品の予告を観たときハリソン・フォードだとは気付かなかった。え?こんなに老けてるの?!と驚いたんだけど、ネットでこの作品の情報を見ると、役作りのためのメイクだとか・・・。びっくりした(笑)。しかしそこまで没頭しただけあってこの作品のハリソン・フォードは素晴らしい。もちろん映画も素晴らしいです。映画の中だけで垣間見る差別だけど、こんなのがまかり通ってた時代。ひどい話ですね。飛行機のチケット持ってるのに、あなたは乗れないと訳わかんないこと言われて別の白人を乗せるなんて・・・。「帰れニガー」と口汚く罵る観客たちの中で父親が罵るのを聞いてそれを真似する息子。このシーンは秀逸です。結局理由なく差別し、流されていくんですよね。最初は反発していたチームメイトたちがジャッキーを受け入れていくシーンもいい。ピー・ウィー・リース、なんていい奴なんだ。と思ってwikipediaを読むと、映画以上にいい奴じゃないですか。
清々しい感動を与えてくれる作品でした。

-2013.11.9 TOHOシネマズ泉北-


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