こころの窓

心療内科、精神科を標榜する開業医です。 日常の診察のなかで感じたことや気になる話題 を書いてみました。

みなさまにあった治療を

2012-04-25 | 健康・病気

4月も下旬。

北九州でも暑いぐらいに感じる陽気が続いています。
気温の変化が激しいせいか不眠を訴えるかたが増えているような気がします。

受診していただいたときは問診などをおこなって現在の状態についてご説明します。

ご理解をしていただいたうえで治療を始めますがまずは今一番つらく感じている症状の改善をめざします。

薬による治療をするのかカウンセリングのように心理的な面への働きかけをおこなうか、あわせて治療をおこなっていくのか。

どの方法が間違っているということでもありません。

薬があればと思われる方もいらっしゃれば薬はなるべく避けたいと思う方もいらっしゃるしさまざまです。

また治療の経過もさまざまでひとまず薬があれば安心ということもあれば定期的な診察を通してご自身への理解を深めることで少しずつ楽になっていただくこともあります。

みなさまの考え、気持ちを考慮していくことが治療を効果的にすすめるうえで大切なこと考えています。

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疲れがとれない

2012-04-18 | 健康・病気

4月も中旬。

桜は散りましたが晴れた日が続き歩いたりすると心地よく感じます。

忙しいときも季節を感じる余裕だけはもちたいと思います。

新年度を迎え忙しくなったり環境が変わったりして心身の不調を訴えてご来院されるかたが多く見受けられます。

「我慢しないといけない。これくらいで。」とストレスを溜めこんでしまうかたも少なくありません。

とれない疲労や治らない体調の悪化は身体が発するサインです。

健康をそこなわないことは自分自身のため家族のためでもあります。

ご自身の状態をまずは理解していただくことがうまく乗り越えていくための第一歩と思います・

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感情を表すこと

2012-04-11 | 健康・病気

4月も半ば。

桜が満開となり晴れの日も続き自然の美しさを感じる一週間でした。

診察の場ではみなさまの状態を問診で確認させていただきながら診断や治療を考えていきます。

そのなかで過去のことやつらい出来事を思いだされることも少なくありません。
そういった状況では自然と涙がでてきたりと感情が揺さぶられることもあります。

自分の感情を表現していただくことは治療が進展するうえでとても大事なことです。

ご一緒につらさや悲しみを共有していくようにすること。

簡単なことではありませんが治療者として常に意識していく必要を感じています。

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8年目を迎えて

2012-04-04 | 健康・病気

4月になりました。

小倉城の桜も満開です。
ただ春の嵐が吹き荒れて心地よいとはいかないようです。

開業してこの4月に8年目を迎えました。

さまざまなかたに支えられてここまで開業医として診療を続けることができたと思います。
感謝の気持ちを忘れずまたさらに地域のみなさまの心の健康のためにお役に立てるように精進してまいります。

これまで5200名以上のかたにご来院いただきました。
開業初日に受診していただいたかたも数名は今でも来ていただいています。

「来院してよかった。楽になれた。」

そんな一声が何よりの励みになっています。

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