１０月も後半。
このところ急に寒くなってきました。
風邪をひかれているかたも増えているようです。
先日、モネ展へ行ってきました。
キャンパスに描かれた鮮やかなフランスの田舎の風景がとても新鮮に感じました。
免疫力か落ちると風邪をひきやすくなるのはよく知られているかと思います。
同様な状態になると身体の病気だけでなく「うつ」にもなりやすいことがわかっています。
過労や睡眠不足などは引き金になりやすいストレスとして注意する必要があります。
まず、予防としてできることは生活習慣のなかにあるようです。
１０月も下旬。
先日、祝辞を述べる機会がありました。
いつもの診察室で患者さんとお話するのとは違い大勢のかたの前で大変緊張しました。
医龍という天才外科医のドラマが始まりました。
難しい手術を前に不安な患者さんが「治るよね。」と言われたときの医者の対応が印象的でした。
「大丈夫。治ります。」という言葉は口にしてもよいのだろうか。
不安を目の前にした患者さんの言葉にどう対応するべきか。
いろいろな考えはあると思いますが医者と患者さんの間で「希望をもってもらうこと。」は治療をすすめて前へ進むためにはとても大切な要素と思います。
１０月もなかば。
今週はご来院が多くお待たせすることもあり心苦しく思います。
待合室には病気に対する理解を深めていただくために選んで購入した本もおいています。
どうぞご利用ください。
また自然の映像も流していますが結構癒されるとの声もいだだきうれしく感じます。
さまざまな方を診察させていただき経験を積みだいぶスムーズに治療をすすめていくことができているとの実感もありますがまだまだ若いつもりですが体力への心配も少し感じるこの頃です。
みなさまが治療にて改善していただくことが何よりに力になっています。
１０月になりだいぶ涼しくなりました。
風邪をひかれるかたもちらほらとみうけられ十分に体調管理には気をつけたいものです。
最近、厚労省から精神科領域の薬について過量投与にならないように気をつけるように通達がでました。
薬は診察で十分に状態を確認したうえで処方しますがなかには効果がすぐにはでてこないかたもいます。
そういった場合に種類や量が増やすこともおこないます。
また種類によっては少ない量から始めて増やす必要のある薬もあります。
認知療法などの精神療法も普及してきたとはいえ時間が足りずマンパワーも不足して十分に実施できない環境です。
よくなってもらいたいという治療者のジレンマがありますが投薬には十分な配慮と注意はかかせないとあらためて感じています。
