こころの窓

心療内科、精神科を標榜する開業医です。 日常の診察のなかで感じたことや気になる話題 を書いてみました。

今年の終わりに

2011-12-28 | 健康・病気

今年もあと4日となりました。

当院の診察も年内は今日が最後です。

少しでもみなさまの心の健康にお役に立てられればと日々診療を続けていますがまだまだ足らないことも多いのではないかと年の瀬に振り返ります。

抗うつ剤や認知症の新しい薬も増えてはいます。

しかしそれを処方するのは医師であり適切な投薬でなければ効果も十分ではありません。

また会話を中心とした心理治療も日々新しい発見も多くまだまだ有効な働きかけもできるように思います。

心の健康はまた社会の情勢などと深く関係しているところもあります。

ひとつの診療所として来年はどういう方向をむいていくのか具体的にどういう働きかけがより効果的なのかこの年末年始にあらためて十分に検討を加えていく必要を感じています。

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電子カルテの導入は

2011-12-21 | 健康・病気

12月も下旬。

今年もあと10日余りとなりました。
この一年、大変なことばかりおきたように思います。

希望を見出しにくい世の中ですが診療を通じて少しでも健康的な生活を送っていただけるようお手伝いしていきたいと思います。

この秋、電子カルテを導入することを検討していたのですがひとまず延期することにしました。

カルテの保存や病院との連携など便利になることは間違いないのですが診察のときにみなさまとしっかりと向き合ってお話させていただくことが最も大切と考えました。

診察のなかでコミュニケーションを十分にはかることが治療の原点ではないかと感じています。

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生活習慣の大切さ

2011-12-14 | 健康・病気

12月も半ば。

いよいよ今年もあと半年になりました。

昨夜はクリニックの忘年会でした。

みなさまが気持ちよく通院していただけるようスタッフ一同ともども頑張っていく気持ちをあらためて確認しました。

またいつも気持ちよく仕事をしていただいているスタッフにも感謝したいと思います。

朝日新聞夕刊の1面に「うつ」の特集が連載されています。
そのなかで生活習慣の大切さを訴えていた先生のコメントがでていました。

確かに睡眠や飲酒や運動などの生活習慣を変えることで症状が軽くなる改善することはまれではありません。

つい医師としては専門的な薬物治療を考えがちですが身近なところに改善のヒントがあるように思います。

どうしたらよくなっていただけるかまずは足元からしっかりと点検していくことが治療には大切です。

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みんなの健康を

2011-12-07 | 健康・病気

12月になり今年もあと3週間ほどとなりました。

最近のニュースでは消費税など税金や年金など財政の問題が繰り返されています。

税金が増えて病院でも外来患者さんの負担を増やすような話しもありますます病院にかかりにくくなるかもしれません。

うつ病の患者さんも減らず自殺する人の数も日本は世界でも多い国のひとつです。

少なくとも国民の健康を守る対策や事業などは縮小せずにしていただきたいと思います。

ひとりの医師としてできることは目の前の患者さんへの治療支援につきますができる限り今自分のできることを精一杯していきたいと考えます。

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