カナダに住んでるから言いますけど、こっちで大麻が合法化されたのって別に健康に全く問題ないからとかじゃなくて
— 佐々野ささき 🇨🇦メロスピ制作VTuber(9.13新曲) (@sasanosasaki) 2019年9月22日
『既に止められないレベルで蔓延してるから、いっその事法で管理して税収源にしたり交通取り締まり出来る様にしよう』
っていう消極的な合法化なんですよね……
だから日本で大麻解禁するメリットが全くないです。
— 佐々野ささき 🇨🇦メロスピ制作VTuber(9.13新曲) (@sasanosasaki) 2019年9月22日
『自分が吸ってるけど捕まりたくないなー』とか『好きなアーティストが明らかに大麻吸ってるけど捕まって欲しくないなー』みたいな人達ぐらいしか得しません……
トルドー首相は子供達が大麻手に入れたり、犯罪者が利益を手にしたりするのが簡単だから政府はそれを変えると過去にツイート。積極的な政策だと思います。 pic.twitter.com/NmST8oat5m
— Palace.W (@PalaceW2) 2019年9月23日
それは積極的なのかどうか。
こちらの方のご意見のようにソースをぜひ知りたいです。(^ ^)https://t.co/jS4EQDOAiq
— 白石 健ニ郎 (@tanashikitaguch) 2019年9月22日
BC州にお住まいの様ですが英語のニュース等をご覧になる事はありますか?
— シンジShinji - YXE🇨🇦@Cannabis Japan Central (@shinji_cjc) 2019年9月22日
カナダ保健省のサイトには大麻を合法化した理由がしっかりと明記されています。もちろん英語ですが。
蔓延し過ぎた為に合法化したと言っているのは日本のニュース媒体だけです。
他国のニュースでもそんな見解はありません。 https://t.co/wuOZjDE2FV
英語のニュースを見たらばっちり「…あーうん、もう、しゃーねーっすね」という見解だったりしましたが。BBCですが。
関連:「ニュージーランドで大麻解禁へ(2018-12-20)」
関連:「これぞ「草生える」である。wwwwてなもんで。(2018-06-22)」
面白いのは、「なんで18歳なのさ?」という疑問に対する回答。専門家は25歳を推奨していたのに、というのだが、回答は「だって年齢制限をあんまりあげすぎたら、子供たちはこれからも延々、非合法マーケットから買うだろう?」。いやおい、買わない・買わせないという選択肢はどこに行った。
つまりまあ、はっきりと正面切って『封じ込めに失敗しましたから、せめて合法化して税金をとって、ヤバげなものだけでも規制する財源にしようとおもいます』という無能宣言をするのは憚られるし、『やーい規制に失敗した無能国家ー!』とはやし立てるのも憚られる。なので、できるだけソフトに言い換えてみる試みが多数ありますよねと、そんなところだろう。
なおヤバげな大麻の例としては:
関連:「その辺の通りで買える大麻がむっちゃ大腸菌汚染されてたって(2019-04-05)」
…密売業者が呑んで輸送してきたブツだよ! ちゃんとカプセルにいれてたから、中身が大腸菌汚染されてなどいないはずさ! ということらしいが、まあ信仰の自由は存在するだろう。
というわけで、大麻だって刺激物・嗜好品の一つであって、あればあったで人生に彩りを添えるものでは、まああろう。お茶やコーヒーも刺激物・嗜好品だ。
しかし過ぎれば―ということもあり、できれば少ないほうが、できればないほうがいいものという判断もある。なにしろノンカフェイン・コーヒーなんてものもあるわけだ。カフェインを減らすべき理由があるならば、当然、大麻の麻薬物質摂取を減らすべき理由もあろう。
でまあ。
節度を守ればまあ極端にあからさまに悪いわけではないということもあってか、本来は禁制品だったのにやたら広まった。なので、不衛生なもの・品質が悪すぎるものだけでも規制しようと言う、消極的統制に走った…というのが本質であると、そういう解釈は十分にありえ、BBCの関連記事はそのように仄めかしもする。
というわけであって、ともかく規制・統制は、なみの物品よりキッツク必要でしょうよ。いやまあ、密売人の大腸を経由した大麻なんてのは、大麻以前の理由で規制したい気はするし。
…あるいは、ねこうんこコーヒーみたいな味わいが増えたりするんだろうか…。