定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

『LITA』  LITA FORD

2013年05月19日 | 私的ロックの名盤 L
4作目。(1988年発表)

キャッチーなメロディ、LAメタルな音作り、オジー・オズボーンとのデュエットと話題性もって結構ヒットしたアルバムです。
艶かしくH度の高いヴォーカルは、やはり他の女性ロッカーに比べて非常に魅力的で、その「声」を駆使した様々なタイプのアメリカン・ハードロックはどの曲も完成度が高くて全9曲かなり楽しませてくれます。

特に、ヒットした④「KISS ME DEADLY」は当時から大変好きな曲で、今でも聴き直してます。
「アハ~ン」と色っぽく歌われた日にゃもう・・・

(2005.5.20)

選んだのは

2008年04月27日 | 私的ロックの名盤 L
CD店へ行くと、新作コーナーに話題の女性アーティストのCDがズラリと並んでいた

僕が興味を持ったのは、

マライア・キャリー「E=MC2」


アシュリー・シンプソン「Bittersweet World」


レオナ・ルイス「SPIRIT」


の3枚
全部買うわけにいかないので、とりあえず3枚とも試聴した

まず、大御所マライアは、ラジオで②「Touch My Body」は良く耳にしてたんやけど、昔と違って、すっかりR&B、ヒップホップ調の曲が多く、ちょっと好みから外れてるかな?、という感じで保留。

次はアシュリー。
音楽性はノーマルなポップROCKで、声もキュートな可愛い系
で、肝心の曲は・・・アシュリーもマライア同様、ヒップホップ化され、ちょっとイメージが・・・とこれまた保留。

さて、最後はレオナ。
「20年に一度の奇跡」、「新たなスーパースター」と既に大絶賛されている彼女。
ドキドキしながらヘッドフォンを耳に当てた
 「これは、上手い!」

マライア、ホイットニーに続く正統派と言われるだけあって、確かに圧倒的な歌唱力と素晴らしい声
その声、歌い方は、「マライア8割+ホイットニー2割」というイメージかな?
最初の①「Bleeding Love」を聴いただけで、レジにこのCDを持って行った

久々に大物女性シンガーの到来を感じた。

またじっくり聴いてレビューUPします

『SAILIN' SHOES』  LITTLE FEAT

2008年03月25日 | 私的ロックの名盤 L
僕がリトル・フィートというバンドを知ったのが、高校生の時、ヴァン・ヘイレンの『OU812』を聴いてから。

「何故、ヴァン・ヘイレン?」というと、このアルバムのラストにリトル・フィートの「A APOLITICAL BLUES」という曲をカヴァーしてたからなのです。
この曲、そのタイトルとおりのコッテコテのブルースSONGで、リトル・フィートというバンドは、ブルースバンドだと思っていた。

それから年月が過ぎ・・リトル・フィートのアルバムが紙ジャケ化されたのを機に、アルバムを全て買い揃えた。

リトル・フィートと言えば、代表作は3作目の『Dixie Chicken』というのが定説。
確かに、このアルバムは完成度が高い。
けど、その「A APOLITICAL BLUES」を収録ということで、贔屓してる訳じゃないけど、僕にとってはこの2作目の『SAILIN' SHOES』が1番のお気に入り。
フォーク、ブルース、カントリー、ROCK・・そういうアメリカンROCKをベースに、上手くバンド独自のカラーを打ち出している。

このアルバムは、そういう様々なジャンルの楽曲がバラエティ豊かに配置され、飽きることなく何度でも聴ける

哀愁たっぷりの名曲⑤「WILLIN'」だけが目玉のアルバムじゃない。
ブランコに乗った擬人化されたショートケーキをカタツムリが眺めるという風変わりなアートワークを含めて、本当にオリジナリティ抜群

プロデュースは、ドゥービー・ブラザーズ、ヴァン・ヘイレンでお馴染みのテッド・テンプルマン。

僕はどうもこのプロデューサーのバンドが好みのようで・・

音の端々から滲み出るアメリカ西海岸の雰囲気、ねちっこいローウェルのヴォーカルとスライドギター、ファンキーなリズム、これが最高なんですわ

70年代のウエストコーストと言えば、イーグルスとドゥービー・ブラザーズと思ってる貴方、リトル・フィートも是非、お気に入りの仲間に加えてくださいな
1曲目の「EASY TO SLIP」を聴けば、音が違えど、この2大バンドと同じような爽快な感覚が味わえると思います

『IMMIGRANT SONG』 LED ZEPPELIN

2008年01月06日 | 私的ロックの名盤 L
部屋にステレオもセッティングされ、久々にギターセッション!ということで、引っ張り出したのは、レッド・ツェッペリン。

一緒に弾いた曲は、「IMMIGRANT SONG(移民の歌)」。
この曲、F#mコード一発勝負!みたいなシンプルな曲やけど、このイントロが異様にカッコ良い
もっと明快に言うと、オクターブ違いのF#音を「ダッダダ ダダッダ ダッダダ ダダッダ・・・」というリズムに乗せて弾くだけ。
5弦を跨ぐので、2拍目を弾く時ミスピッキングさえ気をつければ、頭フリフリ、ノリノリで弾ける

ちなみに、スタジオver.はギターソロがないけど、ライブver.ならジミー・ペイジのスリリングなギターソロが楽しめます

で、更にこの曲の凄いところは、このシンプルで攻撃的なリフと共に切り込まれる「アアア~ア~ッ!」というロバート・プラントの衝撃のヴォーカル

この「アアア~」は、TV(昔は、プロレスラーのテーマSONG、最近では、マザーシップ~レッド・ツェッペリン・ベストのTVCM)や色んな所で耳にしたことがあると思うけど、誰しも一瞬にしてこのヴォーカルに耳を引きつけられるハズ

これはまさに狂気の世界・・

ある意味、これだけ凄い曲のイントロは中々見つからない
本当に素晴らしい曲や

だがしかし・・・この曲を聴いた嫁の一言。
 「うるさいなあ。何このターザンみたいな歌

はいはい.....


LINDA RONSTADT VS KARLA BONOFF 

2007年10月13日 | 私的ロックの名盤 L
最近、家で聴いてる音楽はリンダ・ロンシュタット一色
ほんわかウエストコーストサウンドは、聴いててリラックスできるし、心癒されるしやっぱ良いねえ。
これまでブログで彼女のアルバムを4枚紹介してきたけど、まだ紹介してなかったのが、「最高傑作!」との呼び声高い『風にさらわれた恋』。
グラミー賞も受賞した1976年発表の7作目で、乳首スケスケ、ノーブラのアートワークも秀逸

色んなタイプの曲が収録されたこの名作。バラード系の曲が多くて、夏の終わり・秋の夕暮れ時に海辺で聴くと音を情景がピッタリ一致する、といった雰囲気のアルバムやけど、このアルバムを傑作たらしめてるのが、カーラ・ボノフが作曲した①「またひとりぼっち」、③「彼にお願い」、⑫「誰かわたしの側に」の3曲

このカーラ作の3曲は本当に素晴らしく、この3曲が無ければここまでの傑作に仕上がってなかったかもしれない。

一方、本家カーラの1977年のデビューアルバムでは、③「またひとりぼっち」、⑦「彼にお願い」、①「誰かわたしの側に」と収録。

「誰かわたしの側に」(原題:SOMEONE TO LAY DOWN BESIDE ME)は、リンダがアルバムラスト、カーラがアルバムの冒頭という配置が興味深い。

二人とも声質は少し鼻に掛かっていて良く似ている。でも、
リンダは、感情露に、凄く情熱的に聴き手に気持ちをぶつけるように歌う
カーラは、感情控えめに、聴き手の心にスっと入り込むように歌う

この3曲の中で1番僕が好きな「またひとりぼっち」(原題:「LOSE AGAIN」)を聴き比べると両者の違いが良く分かる

でも、何度聴いても名曲やなあ~
これはリンダVer.の熱い歌いっぷりの方が好きやな

さて、この名曲を生み出したカーラ・ボノフ、2ND「ささやく夜」という名作をヒットさせるけど、このデビュー作もかなりの名盤
その歌唱よりも、やはり彼女の作曲能力は素晴らしい

ニコレット・ラーソン、リンダ・ロンシュタット、カーラ・ボノフ・・・70年代のウエストコーストは最高

        

Linda Ronstadt 聴き比べ

2007年10月02日 | 私的ロックの名盤 L
僕がオリビアと共に好きな女性シンガーであるアメリカが誇る元祖歌姫リンダ・ロンシュタット
彼女の初期のアルバムは名曲だらけの名作揃い
故に、結構他のアーティストもカヴァーしてることが多い。

ということで、有名3曲を聴き比べてみた

  

まずは、1973年発表のリンダ4thアルバムの【DON'T CRY NOW】から「DESPERADO(邦題:ならず者)」。

僕が、イーグルスの中で1番好きな曲は「ホテカリ」ではなく「ならず者」。
西海岸の雄、イーグルスと言えど、所詮出だしはリンダのバックバンド。
本家本元の意地かリンダVer.はさすがの出来栄え
・・だがしかし、この曲の究極に切ない哀愁のメロディが映えるのは、やはり声自体に哀愁を感じるドン・ヘンリー。
ここはやはりドンの方が好き
サビの部分はリンダもパワフルに歌ってるけど、胸にジ~ンと響くのはドンの方やね。
これはイーグルスに軍配


  

次は、1975年発表の5作目【HEART LIKE A WHEEL】からリンダ初の全米NO.1ヒットとなった「悪いあなた」。
意外にも、アメリカンHRの王者、ヴァン・ヘイレンが2作目にてカヴァー。

さすがに、抑揚の無いマッチョヴォーカルのデイヴ・リー・ロスとリンダじゃ美女と野獣で勝負は聴く前から決まってる?
いやいや、我らがVAN HALENには世紀のスーパー・カリスマ・ギタリストがバックでギターを弾いている
ここがポイントで、独自の楽曲アレンジに加え、エディがギターを弾いている&ソロは当時革新的なライトハンド奏法も披露・・・ということで、この聴き比べは、どっちもどっち?
というか、それぞれ味があるので「別物」として堪能しましょう
この勝負、引き分け


  



最後は、1976年発表の6作目【PRISONER IN DISGUISE】(邦題:哀しみのプリズナー)から、「I Will Always Love You」。

これは圧倒的に、ホイットニー・ヒューストンVer.の方が世間に認知されてると思う。
何と言っても、映画「ボディーガード」での彼女の熱唱振りはめちゃんこ耳につく。
数々の結婚披露宴でこの曲が流れたことでしょう。
「これでもかっ!」と「ア~ウア~ ラ~ビュ~」という音圧の高い熱い歌いっぷりにはただただ圧倒されっぱなし

一方、リンダVer.はさすがにサビでは熱唱してるものの、ここまで熱くなく結構サラサラっと余裕の歌唱
ピアノをメインにしたシンプルな演奏と、音圧、耳への優しさ・・云々を考えると、リンダVer.の方が僕は好みかも。

さ、貴方が結婚式でこの曲を流そうと思った時、「ホイットニーVer.」ではなく、「リンダVer.」を流せば、場内から「渋い音楽通」と認識されるかも??


『GOODBYE TO ROMANCE』 LISA LOEB

2007年05月26日 | 私的ロックの名盤 L
オジー・オズボーンのバラードと言えば、ソロデビュー作の「GOODBYE TO ROMANCE」で決まり!
このバラードは本当に素晴らしく、ランディ・ローズの弾くギターソロも最高やし、オジーのまったりしたヴォーカルでも聴き手をじ~んとさせてくれる

なら、せっかくの名曲を可愛い女性が歌えばどうなるか・・・という夢を叶えてくれたのがこのトリビュート盤。
オジーの名曲の数々をあり得ない程の豪華キャストがせっせとコピってます
ちなみに、
①「MR.CROWLEY」 ティム・オーウェンズのハイテンションVOにインギーが弾きまくり。keyはデレク・シェリニアンという豪華さ。歌いだしのきっちゃないコーラスはインギーの仕業か??
②「OVER THE MOUNTAIN」 ブラッド・ギルスがソロでは伝家の宝刀、アーム使いまくり
③「DESIRE」 リッチー・コッツェンのGが冴え渡る・・
④「CRAZY TRAIN」 ディー・スナイダーのテンションの高い熱い歌いっぷりが笑える
⑥「DELLRAISER」 ジョー・リンさんとスティーブ・ルカサーがソツなく仕事
⑦「SHOT IN THE DARK」 ジェフ・スコットソートが暑苦しい・・
⑧「CHILDREN OF THE GRAVE」 面子はまんまレーサーX。妙にテクニカルです
⑨「PARANOID」 ヴォーカルがヴィンス・ニールなので、モトリークルーにしか聴こえない・・。ジョージ・リンチは相変わらずのカミソリギターぶり
⑩「SUISIDE SOLUTION」 このヴォーカルはオジーっぽいなあ。オジーと間違えそう
⑪「I DON'T KNOW」 レブ・ビーチさん、忠実に完コピ状態。ジャック・ブレイズはかなりオジーっぽく歌ってるのが微笑ましい

・・と、全曲一言コメントしたけど、その肝心の「GOODBYE TO ROMANCE」。
ヴォーカルはリサ・ローブ、ギターはドウィージル・ザッパです。
やはりこういうしっとりしたバラードは女性VOが良く似合う
しかも、リサ・ローブとは上手い人選で、彼女は力強く歌うタイプではなく、優しくソフトに歌うので、珠玉の名曲が彼女が歌うことによって更に輝く
オジーの無機質な声じゃなくて、可愛らしい声で「COME ON NOW」なんて掛け声掛けられたら、そらギターソロも気合が入るちゅーに
ドウィージルのGソロはランディのソロに忠実ながらも、ラストではランディの約1.5倍の速さで弾ききってます。

今日は久々にCDに合わせて一緒にギター弾いた
マイナー7thコードやら押さえ難いコードも多いけど、アルペジオの弾き方がセンス抜群で、このあたりランディの才能、上手さを堪能出来て、一緒に弾いてると楽しいです
さ、僕もオジーじゃなくてリサの「COME ON NOW」の掛け声でディストーションON

オジーの名曲を違った雰囲気で楽しみたい方はこのCDを是非聴いてくださいませ

『夢はひとつだけ』 LINDA RONSTADT

2007年03月21日 | 私的ロックの名盤 L
今日紹介するのは、LAの歌姫、リンダ・ロンシュタットの中期の代表作である『SIMPLE DREAMS』。

彼女の音楽は中学生の頃良く聴いたけど、最近はご無沙汰気味。
でも、イーグルスを聴き直したのと平行して聴きました

彼女の代表作は、グラミー賞受賞作であるひとつ前の乳首丸見えジャケの『風にさらわれた恋』とこのアルバムかな?と思う。

8作目ということで、音楽的にも多彩。
カントリー、ROCK、ポップス・・全てを網羅した内容のアルバムで、オープニングは躍動感溢れるROCKナンバーの「IT'S SO EASY」。
この曲でのリンダの歌唱は力強くてバリバリのROCKシンガーか?と思ってしまう
2曲目からはテンポをググっと落として、しっとりとした曲が並ぶ。
彼女の歌声は女性らしい繊細な感じではなく、どちらかというと大人っぽく落ち着いた感じやけど、曲によって様々な歌唱を披露

個人的には、「IT'S SO EASY」のようなROCKな歌唱よりも、バラードがやはり似合うと思う。
アルバムの中で最も耳を引くのはやはり⑥「BLUE BAYOU」の哀愁たっぷりの切ない歌声。バックヴォーカルにはドン・ヘンリー
元はロイ・オービソンの曲やけど、この曲を聴くと夕暮れのハワイのワイキキビーチでカクテルを飲みたくなるね~

ウエストコーストサウンドバリバリの極上の女性ヴォーカルアルバムで、古き良き70年代のアメリカの香がプンプン漂う。

こういうサウンド、大好きなんです

『SOLDIER OF FORTUNE』 LOUDNESS

2007年01月08日 | 私的ロックの名盤 L
フラっとブック・○フへ中古CDを物色しに(本当は桃太郎電鉄の中古を探しに)行くと、懐かしいラウドネスのCDを発見

高校生の時に聴きまくったアルバムで、カセットテープしかもってなかったので、思わず購入。
「ニ井原 実」に代わって「マイク・ヴェセーラ」が加入した変革とも言えるアルバムで、全ての曲で高崎の高速ギターが冴えに冴え渡る。

彼らの中期を代表する名曲①「SOLDIER OF FORTUNE」、②「YOU SHOOK ME」あたりは大学の時に一生懸命ギターコピーに励んだもんです

元々ラウドネスはアメリカンHRに近い音楽をやってたけど、これを改めて聴くと、正にLAメタル。

高崎のギターはほんとに巧い。
ライトハンド奏法、スウィープというエレキギターの飛び道具はフル装備のうえ、フルピッキングの速弾きをさせても完璧
両手タッピングをこれほどクリーンに弾くのは神技なんやけど、聴く人によっては、「シンセサイザー?」と思われるかも。

フレーズもリズムに乗ってカッチリと弾くタイプなので、人間味が薄いというか、機械的に聴こえてしまうこともしばしば。
ま、それ程テクは完成されてるということやけど。

とにかく、彼らを代表する名盤の1つ。
あ~~~しっかし懐かしい曲や
昨日ハードな音楽から遠ざかったって書いたけど、これ聴くとメタル魂に火がつくわ
15年振りの「SOLDIER OF FORTUNE」はギターもヴォーカルも曲も熱すぎて火傷しそうや

『LOVE+WAR』 LILLIAN AXE

2006年02月23日 | 私的ロックの名盤 L
               

またまたお気に入りアートワークについてです。
哀愁のアメリカン・ハードロックバンド、リリアン・アクスの2ndアルバムなのですが、ジャケも良けりゃ中身も良いという逸品です。

見てもらえば分かるように、もう最高に美しいアートワークの域を超えて、これは芸術品です。
僕の1番のお気に入りジャケはコレかもしれません

ただ・・・・日本盤も輸入盤も長らく廃盤状態で、中々手に入り難いのが難点
しかし、リプロ盤ならHR専門店に行けばいくらでも置いてます。
僕は両方持ってますが、ジャケの色彩が違うし(リプロの方が少し青っぽい)、文字もリプロの方はボヤけてます。
やはり音だけじゃなくて、アートワークも楽しむなら、正規盤を苦労してでもGetすべきでしょう