最近、聴く音楽はJOURNEY一色なので、かつて愛聴した思い出の1枚を紹介。
1986年発表の9作目「Raised On Radio」(全米第4位)で、このアルバムが僕の初ジャーニー。
故に、思い入れが非常に強くて、レンタルで借りた時は狂ったように繰り返し聴いたもんです。
巷では評価が低くて、常に「ESCAPE」、「FRONTIERS」の次に語られがちなアルバム。
その理由というのが、HR色が低下し、ソフトROCK化し、AORに傾いたからというもの。
確かに、前2作に比べると、格段にポップで聴き易く、音が軟弱になったかもしれない。
けど、各楽曲のクオリティはESCAPEに匹敵するほどハイレベル。
HR寄りの曲としては、全米9位のスマッシュヒットとなったバンド史上最も爽快感を伴うドライヴチューンである「Be Good to Yourself」、ニールの豪快なギターリフが堪能できる「Raised on Radio」、哀愁のサビメロが堪らない「Suzanne」の3曲のみというのは確かに寂しいかもしれない。
冒頭を飾る「Girl Can't Help It」のスペーシーな雰囲気はジャーニーならではだし、「Positive Touch」は他のバンドではこ洗練された都会の音は出せないと思うし、「I'll Be Alright Without You」に至っては、Rockという枠を超えた名曲で、曲の持つ雰囲気、終盤のニールのギターソロが絶品。
バラードもA面を締め括るといった感じの「Happy to Give」、アルバム全体を締め括るというドラマティックな「Why Can't This Night Go on Forever」の2曲を収録。
特に、「Why Can't~」はジャーニー史上1位、2位を争うバラードで、ヴァース、ブリッジ、コーラスと全て哀メロの塊。
ざっと曲を紹介したけど、アルバムの作りも基本に充実というか、LP時代ギリギリに発表されたアルバムなので、A面、B面の区分けが明確で、それぞれのオープニングに分かり易いROCKチューンを持ってきて、それぞれをバラードで締める。
その中でも、アルバムA面の冒頭①「Girl Can't Help It」~④「Be Good to Yourself」までのスピード感が徐々にUPするような流れは完璧だと思う。
スティーヴ、ニール、ジョナサンの3人のみのメンバーとなったアルバム。
初期のオルガンサウンドから、洗練されたシンセサウンドを持ち込み、バンドの世界制覇に貢献したのは、紛れも無くジョナサン・ケイン。
インスト主体のバンドに「歌」を持ち込んだ稀代のハスキー・ハイトーンヴォイスの持ち主であるスティーヴ・ペリー。
メンバーチェンジの度にバンドの格を上げ、最後に加入したスティーヴが、全作曲に絡み、プロデューサーも兼ね、最終到達したのがこの典型的な「歌モノ」アルバム。
このアルバムで、バンドは一旦解散する訳やけど、元来、ポップなメロディが好きな僕にとっては、このペリーの最後の仕事ともいうべきアルバムは堪らなく好きなのです。
1986年発表の9作目「Raised On Radio」(全米第4位)で、このアルバムが僕の初ジャーニー。
故に、思い入れが非常に強くて、レンタルで借りた時は狂ったように繰り返し聴いたもんです。
巷では評価が低くて、常に「ESCAPE」、「FRONTIERS」の次に語られがちなアルバム。
その理由というのが、HR色が低下し、ソフトROCK化し、AORに傾いたからというもの。
確かに、前2作に比べると、格段にポップで聴き易く、音が軟弱になったかもしれない。
けど、各楽曲のクオリティはESCAPEに匹敵するほどハイレベル。
HR寄りの曲としては、全米9位のスマッシュヒットとなったバンド史上最も爽快感を伴うドライヴチューンである「Be Good to Yourself」、ニールの豪快なギターリフが堪能できる「Raised on Radio」、哀愁のサビメロが堪らない「Suzanne」の3曲のみというのは確かに寂しいかもしれない。
冒頭を飾る「Girl Can't Help It」のスペーシーな雰囲気はジャーニーならではだし、「Positive Touch」は他のバンドではこ洗練された都会の音は出せないと思うし、「I'll Be Alright Without You」に至っては、Rockという枠を超えた名曲で、曲の持つ雰囲気、終盤のニールのギターソロが絶品。
バラードもA面を締め括るといった感じの「Happy to Give」、アルバム全体を締め括るというドラマティックな「Why Can't This Night Go on Forever」の2曲を収録。
特に、「Why Can't~」はジャーニー史上1位、2位を争うバラードで、ヴァース、ブリッジ、コーラスと全て哀メロの塊。
ざっと曲を紹介したけど、アルバムの作りも基本に充実というか、LP時代ギリギリに発表されたアルバムなので、A面、B面の区分けが明確で、それぞれのオープニングに分かり易いROCKチューンを持ってきて、それぞれをバラードで締める。
その中でも、アルバムA面の冒頭①「Girl Can't Help It」~④「Be Good to Yourself」までのスピード感が徐々にUPするような流れは完璧だと思う。
スティーヴ、ニール、ジョナサンの3人のみのメンバーとなったアルバム。
初期のオルガンサウンドから、洗練されたシンセサウンドを持ち込み、バンドの世界制覇に貢献したのは、紛れも無くジョナサン・ケイン。
インスト主体のバンドに「歌」を持ち込んだ稀代のハスキー・ハイトーンヴォイスの持ち主であるスティーヴ・ペリー。
メンバーチェンジの度にバンドの格を上げ、最後に加入したスティーヴが、全作曲に絡み、プロデューサーも兼ね、最終到達したのがこの典型的な「歌モノ」アルバム。
このアルバムで、バンドは一旦解散する訳やけど、元来、ポップなメロディが好きな僕にとっては、このペリーの最後の仕事ともいうべきアルバムは堪らなく好きなのです。