定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

2016 CDレビュー

2016年12月31日 | 最新CDレビュー
半年ぶりの更新です。
この半年、色々ありましたが、やはり最後は今年買ったCDを紹介したいと思います。

前回紹介したのが、BABYMETAL。
それ以降に買った新作は、下記10枚です。

          

ジャンルで分けると、
 ハードロック 2枚、スラッシュメタル 2枚、ヘヴィメタル 2枚
 カントリー 1枚、ジャズ 2枚、ポップス 1枚

となってます。
どれも良くできたアルバムばかりで、買って失敗したと思えるものはありません。
1枚ずつ紹介しませんが、1番良く聞いたのがボン・ジョヴィ。
前作は数回聞いてラック入りしたけど、今回はキャッチーな曲が多くて、かなり聴きました。

メタリカの新作も個人的には良かったと思う。
まあ、同時期に出たテスタメントの新作が面子も内容も凄すぎてメタリカが霞んでしまったけど。







『Road of Resistance』  BABYMETAL

2016年04月17日 | 最新CDレビュー
待望のBABYMETALの2nd。



買ってから、毎日死ぬほど聴いてます。

で、何がって1曲目の『Road of Resistance』。
聴いた瞬間、ドラゴンフォースのカヴァー曲か?と思ったら、ドラフォのギタリストの二人が参加。

この曲があまりに凄過ぎて2曲目以降になかなか進まない。

ひたすらこの曲ばかりリピートで、かれこれ100回以上聴いてます。

もともとドラフォの明るいメロスピが好きなので、アイドルヴォーカルとの融合にハマってしまった。

最高です!

『The Astonishing』 DREAM THEATER

2016年02月07日 | 最新CDレビュー
さて、もう1枚の目玉のドリーム・シアターの二枚組新作。




彼らとも、1992年の「Images & Words」をリアルタイムで聴いて以来、24年の付き合いとなる。

メガデス同様、振り返ると
「Images & Words」は頭で完全リピード出来るほど死ぬほど聴きまくった

「Awake」「A Change of Seasons」「Falling Into Infinity」「Metropolis Pt. 2」
は死ぬほどではないけど、かなり聴きまくった

「Six Degrees Of Inner Turbulence」 2枚目はともかく、1枚目はそこそこ聴いた
「Train of Thought」 まあまあ聴いた
「Octavarium」「Systematic Chaos」 あまり聴かなかった
「Black Clouds & Silver Linings」以降のアルバム そこそこ聴いた

という感じ。
正直、アルバムを出すごとに彼らへの愛着も低下。
今回は2枚組ということで、重いなあ~高いなあ~と思いながらも購入。

ぶっちゃけると、ミディアムテンポの曲がメインで正直だるいです。
イントロが同じようなのが多くて、緊張感を保てない。これはプログレメタルというよりも、もはやプログレで、SEの入れ方やメロディがピンク・フロイドの「WALL」と被るところが多々ある。
具体的には、
④A Better Lifeは、SEが「The Happiest Days Of Our Lives」と似ているし、
⑦A Savior In The Squareのイントロのアルペジオは、「Goodbye Blue Sky」似ている。

全34曲もある中で、速効性があって、一発で耳を惹くのが往年のポップなプログレメタルの「The Gift Of Music」のみ。
(この曲はギターソロも歌メロも良いし、ギターリフもHRしている。)

買ってから、取りあえず繰り返し聴いたけど、リピートしようと思えるのは、その「The Gift Of Music」含む②~④の3曲。

たまに飛び出る楽器隊のテクニカルな演奏にドキっとするけど、曲単品ではなかなか楽しめない。
ここが、「WALL」との違いで、曲数の割に、曲の個性が乏しい。
まあ、最近はCD買う枚数減ったし、勿体ないので繰り返し聴くけどね・・

★★★☆


『Dystopia』 MEGADETH

2016年02月01日 | 最新CDレビュー
15作目。

リアルタイムで「Rust in Peace」を聴いてから、このバンドとの付き合いも26年になる。
CDは全15枚全て持ってるけど、結局のところ、今でもたまに聴き返すのが
「KILLING IS MY BUSINESS」「PEACE SELLS ...BUT WHO'S BUYING?」「RUST IN PEACE」の初期3枚。
発売当時、良く聴いたのが「COUNTDOWN TO EXTINCTION」「YOUTHANASIA」「ENDGAME」の3枚。

あとのアルバムは、それほど聴き込むに至らなかったというのが正直なところ。

さて、今作はかのキコ・ルーレイロがリードギターで参加。
マーティ以来の「本物」の参加に期待度が上がる。



正直、キコが入ってどうと言うのではなく、曲が粒揃いで「ENDGAME」以来のヘヴィローテーションアルバムとなった。

スラッシーな曲が多いわけではなく、基本はミディアムテンポの曲が中心。
アルバム全体の雰囲気的には、「COUNTDOWN TO EXTINCTION」に近いと思う。
歌メロにフックがあり、適度の初期の雰囲気を取り入れているので、昔からのファンも楽しめる内容となっている。
キコのプレイは、敢えてマーティを意識したような感じで、東洋フィーリングに溢れている。
アングラのようなクラシカルで超スッ飛び感はないので、巧いギターやなあと思う程度。
 
冒頭からスラッシーな①The Threat Is Real、ポップな②Dystopia、初期彷彿の③Fatal Illusionとタイプが異なる佳曲が並ぶけど、③がアルバムの中でも圧倒的にお気に入り。
展開、フレーズは過去に聴いたことがあるような気もするけど、まさに「メガデス」以外ではあり得ない「インテレクチュアル・スラッシュメタル」だと思う。

★★★★☆

『Blackstar』 David Bowie

2016年01月14日 | 最新CDレビュー
今年は、もっとこまめにUpしていきたいと思います。
(これもPCの機嫌次第やけど。。)


さて、新年一発目は、デビッド・ボウイの新作。
僕は、特段彼のファンではない。
80年代から洋楽を聴き続けているので、リアルタイムで『Let's Dance』は聴いた。
結局、持っているCDは、その『Let's Dance』と、名作との誉れ高い『ジギースターダスト』の2枚だけで、当時レコードからダビングした『Never Let Me Down』はカセットテープでの所有。

ただ、凄く話題になっていたので、買おうかどうか迷った。
発売の翌日の9日の土曜日に、CDショップまで足を運んだけど、結局買わず。

ネットを見ていると、聴いた人の評価が凄く高かったので、徐々に気になってきた。
翌日(10日)の朝一で、近所のCDショップへ行ったら、1枚だけ残っていた。
手に取ってレジに行こうかどうかここでも迷った。

僕が主食にしているのは、アメリカンROCK。
小難しくて、こ洒落たブリティッシュROCKが合わなかったら・・・と再びCDを棚に戻した。

今は特に欲しいCDもない。
月末のメガデスやドリーム・シアターまで我慢するか・・と結局買わないことにした。

そして、日曜なので昼から車で買い物に。
その車内で。

何と!驚くことに、ボウイが亡くなったとの訃報がFMラジオから流れてきた。
このラジオの一言で決心した。
朝一に行ったCDショップに再び行くと、今朝あったその1枚は棚から消えていた。

自宅へ戻ってきて、速攻でAma○onで注文した。



最近のアルバムの割に曲数が少なくて、全7曲。
聴いてみると、1曲目のタイトル曲から10分という大作で、けしてポップではない。
ジャジーで非常に渋い曲展開。

「China Girl」のような曲はこのアルバムにはない。
1曲1曲が非常に濃いくて、80年代のイメージしかない僕としては、正直驚いた。
話題のCDだから、「ちょっと聴いてみるか」というノリで聴ける音楽ではないと思う。

ジャズ、ROCK、ポップス・・何とも深い音楽性。
即効性は無いけど、この「最期のアルバム」は繰り返し聴くに値する。



『黒い雫 & Coupling Songs:Side B』  Superfly

2015年12月29日 | 最新CDレビュー
ドラマ「無痛」の主題歌の『黒い雫』収録の最新アルバム。
その曲に加えて、過去のシングルの所謂「B面」をカップリング。



彼女の曲を聴けば、歌が上手いのは前から分かってたけど、このCDを聴いて驚いたのは、Liveでの歌唱力。

お気に入りの『Beautiful』はスタジオVerよりこのLive Verの方が遥かに良い。
続く夏の甲子園でお馴染みの『On Your Side』も然り。

ライブで全くブレることなく、ここまで歌いきれるというのは、本当に上手いということ。

ちょっと古いかもしれんけど、個人的にはこういう熱唱タイプでは、大黒摩季、森川美穂、田村直美以来の感動。
あと、女性Voでの感動と言えば、絢香ではなくて、森恵Ver.の『三日月』とか


何回聴いても『Beautiful』のサビには痺れる。

  『私でいい 私を信じてゆくのさ』
  『明かりのない 明日を迎えたとしても』 

このサビの最後の「ゆくのさっ!」「してもっ!」のシャウトが妙にツボ。

2015年 CDレビュー

2015年12月13日 | 最新CDレビュー
8月にBON JOVIの新作をレビューしてから、CDレビューを書いてなかったけど、けしてCDを買ってないわけじゃありません。
PCの調子も悪いし、面倒だっただけです

ちょうど、月1枚ペースで新作CDを買ったけど、一気に一言レビューします。



『Return to Forever』 Scorpios



復活作。
キメ曲はないけれど、全盛期を彷彿させる出来映え。
★★★★


『The Book of Souls』 Iron Maiden

2枚組のクセに全11曲で、10分越えが3曲。
初期の頃のコンパクトでキャッチーな楽曲があればねえ~
聴くのにかなりの集中力を要します。
★★★★☆


『Repentless』 Slayer

バリバリのスラッシュメタル。
ベテランというのを忘れさせてくれる。
★★★☆


『Def Leppard』 Def Leppard

期待通りの内容。
決して最高傑作ではないけれど、バラードとポップな疾走曲のバランスが良い。
★★★★


『Cass County』 Don Henley

初期イーグルスに近いカントリーな内容。
個人的に、カントリー好きなので気に入りました。
★★★★☆


『Alone in the Universe』 Jeff Lynne's ELO


まさかの15年ぶりのアルバム。
70~80年代のような煌びやかなストリングスは影を潜めてるけど、哀愁のジェフ・リン節は健在。
★★★★☆

『Burning Bridges』 BON JOVI

2015年08月23日 | 最新CDレビュー
二年ぶりの新作。
僕は、新作CDをチェックする際、まずAmazonのニューリリースサイト見て、そして音楽雑誌を立ち読みすることにより情報を収集する。

このBON JOVIに関しては、雑誌からの情報は全くなく、Amazonから発売情報を入手した。
しかもいきなりの新作発表だった。

BON JOVIレベルなら、新作発売となれば、雑誌等で大々的にアナウンスされるのが通常だけど、この新作はそういうのは全くなかった。
普通なら、発売前にネット予約するけど、気付いたのは発売の数日前だったので、発売日にCDショップへ買いに走った。

 

『ファンへ捧げる』という謳い文句はともかく、内容に関してはファンに捧げる云々というのは良く分からない。

そして、カーステレオにCDを突っ込んで、まず1曲目を聴いた感想が
「何じゃこのつまらない曲は?」

かつてはバリバリのHRバンドだったとは思えないイントロ、曲の暗さ、重さ、インパクトの無さに驚いた。

躍動感のある2曲目はまずまずの出来。
歌メロがキャッチーな3曲目は、往年のBON JOVIらしさが残っていて一発で耳に残った。
4~7曲目は、スロ~ミディアムテンポの曲で、まあ個人的にはつまらない。
8曲目になって、ようやく明るい曲調に。
続く9曲目はアルバムでは珍しいアップテンポな曲だけど、メロディが全くもってショボイ。
ラストは、まあオマケのようなカントリーな小曲。
ボートラは、本編のどんよりとした曲に比べてまだ聴けます。

リッチー脱退は確実に影響してるやろけど、正直厳しいです。
まだジョンのソロアルバムというのなら、納得します。

正直、次も聴きたいな~と思わせる曲は、3曲目「Saturday Night Gave Me Sunday Morning」のみ。
しかも、この曲はリッチー・サンボラが曲作りに参加している。
伊藤政則氏がライナーで「このタイプの曲を待っていたファンが多かったのでは」と書いているけど、初期からのファンとしては、「ファンに捧げる」というのなら、こういう曲をたくさん収録してほしかった。

とは言っても、「LIVIN' ON A PRAYER」などの初期の名曲群は勿論、中期以降の「THESE DAYS」や「IN THESE ARMS」のレベルには達しておらず、この曲のために2,700円というのもねぇ・・・

★★

『Emotion』 Carly Rae Jepsen

2015年08月16日 | 最新CDレビュー
さて、ハロウィンのCDを6月に買ってから約3ケ月。
この間、1枚しかCD買ってません。

そのCDとは、ROCKなアルバムではなくて、話題のカーリー・レイ・ジェプセン。

大ヒットした「Call Me Maybe」は誰もがテレビやラジオで一度は耳にしていることでしょう。


2年半ぶりとなった3作目。

 

このアルバムには、ダスティン・ホフマンがPV出演で話題の必殺ポップチューン「I Really Like You」が収録されている。
この曲のサビは、一度聴くと忘れられない程のインパクトを誇る。

けど、アルバムの中では最もポップなのがこの曲で、前作に比べて落ち着いたミディアムチューンが多くなっている。

2015年作なのに、音や曲調も含めて相変わらず80’Sなテイスト満載で、聴いていると中学生の頃を思い出す。

前作『Kiss』は、
「This Kiss」「Call Me Maybe」「Good Time」「More Than A Memory」「Hurt So Good」などなど超絶ポップチューン連発の名盤だった。

さすがに、この2ndを超えるアルバムではないけど、ポップスとしては良く出来てます。
個人的には、テイラー・スウィフトよりもカーリーの方が声が魅力的。

★★★★

『MY GOD-GIVEN RIGHT』  HELLOWEEN

2015年06月16日 | 最新CDレビュー
ジャーマンメタルの雄、ハロウィンの新作。
彼らもデビュー30周年ということで、『守護神伝』をリアルタイムで聴いた身としては、長い付き合いとなりました。



さて、最近のハロウィンの評価は、
「悪くもないけど、良くもない。やはり40才も中盤を迎えるオジサンとしては、『守護神殿』の幻影からは逃れられない」
ということ。

その守護神伝というのは、メタル史上に残る傑作な訳で、それに迫るというのも無理な話。
でも同じバンドな訳なので、それを引き継ぐのはマイケル・ヴァイカートのみ。

新作を最初に聴いてみて、まず耳に残ったのはズバリ2曲。
それは2曲目『Battle's Won』と9曲目『Creatures In Heaven』。
前者は、これぞハロウィンというべき曲で、文句の付けようがない。
ツインリードのソロは、「I'm Alive」を思い出してしまった。
後者は、サビメロが秀逸で、これもハロウィンと言うべき佳曲。

あとは、3曲目がそこそこ良いかな?と思うけど、ヴァースは「Power」の二番煎じで一気に興醒め。
(但し、名曲Powerはヴァイキー作で、My God-Given Rightはデリス作というのがまだ許せる)

結局のところ、お気に入りの2曲はどちらもマイケル・ヴァイカート作の曲で、後の曲は別にハロウィンじゃなくても・・・という感じ。
否、既にそういう曲もハロウィンなんだろうけど、ヴァイキーとそれ以外の作曲能力に差がないと思っていただけに、今作は余計差があるように感じた。

特に、中盤の曲がつまらなさ過ぎる・・・

2曲目と9曲目のみひたすらリピートして楽しんでます。

★★★☆

『TOTO XIV~聖剣の絆』 TOTO

2015年05月13日 | 最新CDレビュー
9年ぶりの新作。



サブタイトルに「聖剣」とあるけど、これはかつての名盤「TOTOⅣ聖なる剣」、「THE SEVENTH ONE~第七の剣」を彷彿させ、タイトルだけで名盤の香りがする。

さらに、ヴォーカルにジョセフ・ウィリアムズが復帰。
ジョセフが歌うのは、僕がリアルタイムで聴いた「FAHRENHEIT」と「THE SEVENTH ONE」以来となる。

内容は、あまりCD買ってないけど、今年1番のアルバムです!
発売日に買ってから、ほぼ毎日聴いてます。
これまでのTOTOはスティーヴ・ルカサーのソロのようなアルバムばかりだったけど、これは初期のTOTOの曲、音作りで文句無し。

どの曲も高度なテクに裏付けられたお洒落なポップROCKばかり。

オープニングに相応しいルカサーのリズミカルなギターリフが光る①「Running Out of Time」、一転してダークなデヴィッド・ペイチのピアノリフで始まる重厚な②「Burn」、(個人的に、このピアノを聴くとTOTOやな~と思ってしまう)
軽快でポップな③「Holy War」、全般的に妖しい雰囲気でサビはSteely Danのような④「21st Century Blues」(実は、アルバムで1番のお気に入りの曲です)
曲構成がドラマティックな⑤「Orphan」、最も初期TOTOの香りがする⑧「Chinatown」など、これぞ名曲!とはいえなくとも、佳曲ばかり。
何度通しで聴いても全く飽きない。

1979年作の2nd「Hydra」の次の3rdと言われても違和感はない。
傑作です。
★★★★★

2枚のCD

2015年05月12日 | 最新CDレビュー
僕はほぼ洋楽しか聴かないので、邦楽CDは殆ど買いません。

けど、この一月で2枚の邦楽CDを買った。

それは、「葡萄」と「Journey of a Songwriter」。
どちらも前作からちょうど10年ぶり。

    

サザンは特にファンというわけじゃないけど、これだけ色んな曲がメディアで流れたらまとめて聴きたくなった。
しかも、僕だけじゃなくて家族3人楽しめる。
よくぞまあ、これだけインパクトのある曲を連発できるもんやね~


そして、もう1枚は浜田省吾。
60歳を越えてるけど、衰えるどころか曲も歌声も全く劣化していない。
前作「My First Love」は「J.BOY」を超えたのではないか?と思わせるほどの傑作だった。
今作は、前作よりもポップになっているけど、これまた傑作の予感。

『Tokyo Dome Live in Concert』 VAN HALEN

2015年04月30日 | 最新CDレビュー
2013年の日本でのライヴ盤です。



ちなみに、僕は大阪へ行ったけど、聴くというよりは見るという感じだった。
改めてCDで聴いてみると、やはりエディの巧さが際立つ。
サミー時代の楽曲を一切排し、デイヴ・リー・ロスベスト盤という内容で、とにかくエディが上手い。
デイブの歌が不安定なので、余計ギターに耳がいく。

ほぼミスピッキング、ミスタッチがなく、爆音なのにノイズも一切無し。
何度も何度も聴いてみて、溜め息が出るほどギターが上手い。

しかも、音はハードロック、ヘヴィメタルギタリストが目指すべきブラウンサウンド。

テクニック、センス・・エディより速いギタリストはいても、やはりハード・ロックギタリストとしての全ての魅力を兼ね備えたのはエディだと確信。

ちなみに、マイケル不在でコーラスワークが不安だったけど、息子がキッチリと穴を埋めてます。

ライヴ盤ではなくて、次のスタジオ盤が早く聴きたい。

「日本語が下手ク~ソですみません」のMCには笑った。

★★★★★




『Spirit on a Mission』 Michael Schenker's Temple Of Rock

2015年04月04日 | 最新CDレビュー
マイケル・シェンカー最新作。
今年初めて買った新作CDがコレです。



神ことマイケルも既に60歳。
しかし老人とは思えないほどの弾きっぷりで、衰えた感は全くない。
しかも今作は1、4、6、11曲目と所謂メロパワと言っても過言ではないスピーディな曲が目立つ。

自身がヴォーカルをとるラストのボーナストラックを含めて、緩急織り混ぜたバランスの取れたハードロックアルバムだと思うけど、過去の名曲群に比べてまず曲が耳に残らない。
歌メロでインパクトがあるのは、③Vigilante Manくらいで、ドラマティックな構成で、曲として完成度が高いと感じたのは⑧Bulletproof。
あとの曲はス~っと流れてしまう。

そして肝心のギターについては、かつての泣きのメロディはなりをひそめ、ギターの教則本に載っているようなスケール丸出しの速弾きが目立つ。

まあ、とにかく元気なマイケルのギターが聴けるということで良しとしよう。

★★★★

2015 Grammy Nominees

2015年03月02日 | 最新CDレビュー
2015年、初めて買ったCDがコレです。



この一月の間、ず~っとこのCDしか聴いてません。

特にこの曲が聴きたいからというのではなくて、前に書いたようにHR・HM系の新作で欲しいCDがなかったのです。

ロック、ポップス、カントリー、様々なジャンルが1枚に凝縮。
しかも、グラミー賞にノミネートされているということで、どの曲もクオリティが高い。

普段は、ROCK系の音楽しか聴かないので、他のジャンルの音楽はとても新鮮。

全21曲で気に入ったのは、話題のSam Smithの『Stay With Me』ではなくて、Meghan Trainorの『All About That Bass』。

この風変わりなメロディが妙にハマッた。

あとは、Pharrell Williamsの『Come Get It Bae』。
プリンスのような印象的なギターリフが頭の中から離れない。