
憧れのトガクシショウマが尾瀬咲くことは知っていましたが、広い尾瀬の何処へ行けば会えるのか検討がつかず、永い間諦めていました。
絶滅危惧種のトガクシソウに簡単に会えるはずはないのですが、一応、見当をつけておいた場所に行ってみることにしました。
そして、ようやく会えました!
最初に出会ったのはこの株、やや見ごろは過ぎたように見えますが
満開のトガクシショウマは想像以上に上品で美しい花でした。
淡紅紫の花びらは実は萼片とのことです。
アップにしてみました。こんな複雑なつくりなのですね~
下を向いているので撮影は大変です。
スラーと伸びたトガクシショウマ
別の群生地に行ってみたところ、こちらは咲き始めの瑞々しい株がうつむきながら咲いていました。
上品な花は息を呑むほど美しいものです。
野草ハンドブック「春の花」の著者である冨成忠夫氏ですら、
自生地には行けず旅館で栽培されたトガクシショウマを載せていました。
昭和53年に購入したその図鑑は今では色があせてしまっていますが、
その時からトガクシショウマは私にとって憧れの存在でした。
貴重なトガクシショウマに会えたなんて夢のようです。
瑞々しいトガクシショウマ、この株は明日には開花することでしょう!
いつまでも眺めていたいです。
何枚撮影したことでしょう!?
こんなに美しい状態で会えることは、この先はもうないかもしれませんから…
残雪を足場にして下から見上げて撮っています。
本当に美しくてため息が!
近くにはこんな蕾もあります。
最初の群生地に戻ってきました。
雨上がりに撮影できたことに感謝感謝です!
可憐で品のあるトガクシショウマがいつまでもこの地に咲き続けることを願いながら、帰りを急ぎましした。
上から二枚目の写真とてもステキですね。背景の水玉のようなぼかし具合が幻想的です・・・。
絶滅危惧種なのですね。ある方のブログで最近知ったばかりのお花でしたが、尾瀬に咲いているのですね。
でも、そう簡単には見つからないのかな?でもきっとその方がいいのでしょうね。
いつまでも人に隠れて荒らされることなく、心からお花を愛する人の前だけにひっそりと咲き続けていて欲しいと願うばかりです。
トガクシショウマの群生地に着いたときは雨もあがり、雫を蓄えた姿が一段と瑞々しく輝いていました。
こんな美しい状態で出会えると思ってなかったのでそれはそれは感激でしたよ!!
りんさんにも是非見ていただきたいです。
尾瀬に行かれるときは是非ご連絡くださいね!!