たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



会津朝日岳【福島県】  2008年7月6日(日)

2008-07-14 | 新潟、北陸、尾瀬とその周辺の山

東北の花花をめぐる山旅から一週間(と言っても、現在は二週間過ぎてしまいましたが…)、4日(金)の定例集会で、山友のも~りさんが6日(日)に会津朝日岳を計画していることを知りました。
その山にヒメサユリが咲くことはその時は知る由もありませんが、地図を見ると浅草岳も近く、もしかするとヒメサユリに会えるかもしれないと密かに期待を膨らませ参加を表明しました。
かくして、も~りさんの計画に乗っかり、ついでに車にも乗っかり、JUNさんとたんべぇの二人がお邪魔する形で三人組は会津朝日岳を目指すことになりました。

ちなみにこの三人は同じ歳でございます。


前日の午後8時西武線の某駅で待ち合わせ後、関越道小出ICを降りたのが午後10時30分、ここから国道252号線をJR只見駅方面にひた走ります。
この252号線はカーブの連続でか弱いたんべぇはついにダウン!吐き気を催す事態となりました。
ですから、その後、どうやって登山口までやって来たのかわかりませんが、も~りさんとJUNさんの二人が地図で確認しながら登山口を探す声をモウロウとした意識の中で聞いておりました。
車にナビは付いていますが山道ではあまり役にたちませんね~
深夜12時30分ようやく登山口に到着、テントを設営するのも面倒なので車中で仮眠となりました。

【山行日】2008年7月6日(日) 前夜発日帰り 

【メンバー】も~りさん、JUNさん、たんべぇ

【コース】いわなの里→登山口06:15----三吉ミチギ(水場)07:15----叶ノ高手08:50/09:00----避難小屋09:50-----バイウチノ高手10:20------会津朝日岳10:55/11:30-----叶ノ高手12:40/12:50-----三吉ミチギ13:35/13:40-----登山口14:25
<行動時間:8時間10分>

 

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昨夜は横になったのが1時30分。
最低でも4時間の睡眠は欲しいと起床は5時30分と決めました。
なかなか寝付けず、それでもウトウトし始めた午前4時過ぎに到着した団体さんの話し声で目が覚めてしまいました。
その後はほとんど眠れませんでしたが、まぁ、何とかなるでしょう!
手早く朝食を済ませ、いざ出発です。


06:15 出発します。

準備完了!!



まず、この橋を渡ります。


湿度200%、無風、草が覆いしげる登山道を赤倉沢沿いに歩きます。
一気に汗が噴出しシャツはベチョベチョ、暑い!!先が思いやられます。

登山道には山アジサイ、カラマツソウ、サンカヨウの実などが見られますが写真を撮る気にもなれません。


ツルアリドオシ

薄暗い林床にひっそりと咲いていました。



沢を渡渉し勾配が急になると、期待の水場に到着です。


07:15/07:25 三吉ミチギ

「三吉ミチギ」という変わった名前の水場、細いですが冷たくてまろやかな水に生き返りました。
10分ほど休憩です。

ここから本格的な登りになります。
お花でも咲いていれば元気百倍なのですが残念ながら望めそうにありません。蒸し暑い樹林帯をただひたすら登るのみです。



ブナが茂る急な坂道を行くと明るい尾根にでました。


 08:30  人見の松

  しばし、展望を楽しみます。


ぼんやり霞む山々、浅草岳方面とのことですがどれが浅草岳かしら?

コメツツジ

花の縁が少々痛んでいますが白いコメツツジがきれいでした。。



急勾配なのでトラロープが備えてあります。

08:50/09:00 叶ノ高手
一応区切りなので大休止。
そして、ここからは一旦下ります。

下り始めてすぐ朝日岳のシンボル「朝日岳の大クロベ」というヒノキ科の大木が現れました。


なかなかの大木です。



ゴツゴツした木肌、樹齢な何年なのでしょう? 



立派なクロベです。


すぐ下にもう一本のクロベが、さらに大きく樹齢も長そうで、幹の中央が割れています。





いつだったか、和賀山塊にあるクロベの巨木を紹介するテレビ番組があり、その時初めてヒノキ科にクロベという樹木があることを知りました。
面白い名前なので何となく覚えていたけれど、「これがクロベかぁ~!」と初めて会うのに妙に懐かしく感じてしまいました。



サンカヨウ

登山口付近ではすでに実になっていたけど、高度を上げると清楚なお花が咲き残っていてくれました。


ミヤマカタバミ

これまではお花が少ないかったけど登山道脇に少しずつ可愛い
お花が登場し始め、がぜん元気が出てきました。



ムラサキヤシオツツジ

足元に散り落ちた花びらを発見、見上げるとムラサキヤシオ…この花色大好きです。


09:50 避難小屋

中は薄暗くあまりお世話になりたくないけど十分使えます。
ここまでのタイムは3時間35分、もういい加減疲れました


ここから山頂までは45分で行けるはずなのですが…



ミヤマママコナ




10:20 
バイウチの高手という雪渓の縁に出てきました。
小さくなった雪渓からは雪解け水が流れていました。
山頂方向を見上げるとガレており、すごい難所に見えます。


振り返ると辿ってきた道が見えます。中央奥が叶の高手、けっこうアップダウンな道ですね!そして最後はもろい岩岩な登りです。




ふと横を見るとイワイチョウの葉がいっぱい、お花はまだのようです。


写真ではわかりづらいですが結構急です。



イワガガミ



遠くにはミツバオウレンも咲いています。
でも危険すぎて近寄れず写真は撮れませんでした。


ウラジロヨウラク



写真を撮りながらノロノロ歩いていると、上から「あったよ~~~!!」と叫ぶ声が聞こえました。

何があったかすぐにわかりました。


それは会いたかったヒメサユリ。

急な岩場を登りきったところにヒメサユリは咲いていました。



わぁ~~きれいなヒメサユリです。



数はすくないものの美しい新鮮な株が残っており感激です。


まだ、こんな蕾もありました。


時季は少し遅すぎており、登山道脇の日当たりの良い場所の姫小百合は少々くたびれていましたが、草をかき分けると奥の方に若々しいサユリさまがお隠れになっていました。
何と美しい!!「やはり、人もお花も若いに越したことはないわね!!」と笑いながらせっせと写真を撮りました。




嬉しいことに山頂手前にはヒメサユリのほかにミヤマクワガタ、コキンレイカ、アカモノ、タカネニガナ、ヒヨドリバナ、ウラジロヨウラクなどがありました。


ミヤマクワガタ




アカモノ(イワハゼ)




ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)



ヨツバヒヨドリ?

葉が輪生しているのでヨツバヒヨドリだと思いますが…?





ヒメサユリが咲く尾根を進むと山頂はすぐです。



10:55 山頂に到着です。

実に4時間40分もかかってしまいました。




山頂からつながる尾根、あのとんがりは地図で確認してみると、え~っと高倉山かな?




会津朝日岳は結構岩岩なやまです。山頂から東方面を見ると迫力あるスラブが見えました。




平ケ岳方面のはずなのですが…


山頂は暑いので記念撮影をして、先ほどのお花畑のある岩場に戻り大休止とします。






11:30 
さて、のんびり休憩したのでそろそろ下るとしますか!


マイヅルソウ

樹林帯に入るとおなじみのマイヅルソウが一面に咲いていまいた。
花の付きがよく、名前の由来である葉の葉脈(鶴が羽を広げたような形)がくっきりでした。



振り返ると朝よりはっきりと朝日岳の姿を確認できます。
中央に見える雪渓付近が難所だった部分です。






クロベの樹越しに見る朝日岳です。



とにかく暑いので一刻も早く水場に着きたくてつい早足になります。

13:35 
三吉ミチギに到着。冷たいお水を思う存分飲み、ホツと一息…本当においしいです。
    


オオバミゾホウズキ

沢沿いにさいていました。


ヤマアジサイ




ミズタビラコ

キュウリグサでいいのかしら?
追記:キュウリグサじゃなく、ミズタビラコと教えていただきました。
かげろうさん、教えてくださりありがとうございました。



14:25  やっと登山口に戻ることができました。

いやはや、疲れました。

沢で思いっきり顔を洗いたかったのですが、せっかくだから立ち寄り温泉で汗を流すことにしました。



念願のヒメサユリに会うことができて収穫ありの山歩きでした。

でも…会津朝日岳は一回登ればいいかな!?
たぶん、二回目はないと思われまする

気温と湿度のせいだと思いますが、とにかく疲れました

ドライバーのも~りさんはこれから長距離の運転が待っています。
いつも運転ご苦労様です。
疲れの表情ひとつ見せないも~りさん、ホント、強いわぁ~~
とても同じ歳とは思えない気力と体力に脱帽です

と、これからもお世話になるので、この場をもってヨイショっと!!

それにしても、ヒメサユリは名前も可愛いけど上品なピンクが印象的な美しい百合でした。
今度は群生を見たいものです。 

 

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8 コメント

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お疲れさまでした (きぬ)
2008-07-14 19:51:02
すごいですねぇ、えんえん4時間40分。私が言うのもなんですが、オトナなサユリさん方3人の山行に感動しました。可憐な花々がお迎えで何より何より。

私も友人を「高尾山」に誘いますが、「ケーブルカー」なら行くよ~って、誰も一緒に行ってくれませんお仲間がいるたんべぇさんが羨ましいです。

レポ見てたら、行ってみたくなりました
Unknown (カモシカ)
2008-07-14 20:19:58
なんともいえない色合いの可憐なピンク!
ヒメサユリには会いたいものの、少々大変な山行ですね。
私も誰かが乗っけてってくれたら、即GOですけど~~?
きぬさん (たんべぇ)
2008-07-14 23:44:56
会津朝日岳は気楽な気分で参加したのですが、なかなか登り応えがありましたよ!
>オトナなサユリさん方3人の山行に感動しました
二人のサユリさんは登山経験が豊富なので安心してついてゆけます。
JUNさんは朝日岳登山は二回目だそうで、前回は紅葉の季節、ブナの黄葉がきれいだったそうですよ!

きぬさんも、ちょっと遠いけど是非お出かけくださいね。
カモシカさん (たんべぇ)
2008-07-14 23:55:25
カモシカさんは槍穂展望のお山だったのですね~
いいな!!

>ヒメサユリには会いたいものの、少々大変な山行ですね。
昭文社のコースタイムは4時間弱ですから体調がよければそれほどでもないかも…
でも、私はあえて言いたい「昭文社さん、そのタイムもう少しゆるくしてネ
でも、苦労の末に会えた姫、感激も一入でしたん(^-^)v

ヒメサユリ (かげろう)
2008-07-17 00:27:44
こんばんは!
ヒメサユリは綺麗な色ですね。こちらでは春に咲くミヤマカタバミがまだ咲いているんですね。(@_@;)

楽しい仲間と山登り(登山かな・・・)は楽しいでしょうね。
最後の花はミズタビラコでは?
復活いたしました (森の子)
2008-07-17 22:51:37
たんべぇさんこんばんは
毎週山に行かれているんですね。
すごい体力と脚力です。(笑)

ヒメサユリ!良い名前の花ですね。...さゆり...
サユリですか、色も何とも優しい、まるで吉永。。。(笑)

たんべぇさんはどのようにして沢山の花の名前を覚えられたの
でしょうか?やっぱ山野草が好ってことなんでしょうか。
勉強させていただきます。

ところで私のブログのコメント欄が復活いたしました。
No.53_08年_八ヶ岳_硫黄岳へのたんべぇさんのコメントへのレスを
させていただきました。
またよろしくお願いいたします。

私も7/12、13にまた硫黄岳、横岳にいってきました。
よろしかったらよってくださいね。(ぺこり)
かげろうさん (たんべぇ)
2008-07-18 00:15:36
かげろうさん、こんばんは!
暑い日が続きますね!かげろうさんの地方では梅雨明けされましたか?
早く梅雨が明けてほしいと願っていましたが、こう暑いと身体が参ってしまいそうですね!

>最後の花はミズタビラコでは?
ホントですね~実はキュウリグサと書きながら絶対違うと感じていました
第一、キュウリグサよりうんと大きく咲いている環境も違います。なるほど、ミズタビラコですね!すっきりしました。
かげろうさん、ありがとうございました。


森の子さん (たんべぇ)
2008-07-18 00:32:48
森の子さん、こんばんは。
山は大好きなのでいつでもOKなので、もう少し体力がほしいです。
>たんべぇさんはどのようにして沢山の花の名前を覚えられたのでしょうか?
悲しいことに、お花の名前は覚えたそばから忘れていまします。特に最近覚えたものは忘れるのも早いですね~(笑)

>私も7/12、13にまた硫黄岳、横岳にいってきました。
すごいですね!!八ヶ岳の季節の移ろいどころか毎週の変化が手にとるようにわかり嬉しいです。
7月中旬はお花の種類も増えて一層華やかだったことでしょうね!
後ほどお伺いします。

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