![セアカツノカメムシ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/35/69dfe6eb98893ee09fc0a62f637d7dda.jpg)
ツノカメムシ科のセアカツノカメムシ Acanthosoma denticaudum Jakovlev
四日市市の宮妻渓谷の奥へ進むと、内部川の源流部にたどり着く。川を渡ると鈴鹿市に入る。そこから入道ケ岳山頂まではそう遠くない。途中で、何人かの登山者と出会った。
出かけた目的は甲虫類の調査であるが、私は山頂までは行かずに、内部川の河原周辺をうろついて、いろんな生き物との出会いを楽しんだ。
セアカツノカメムシとは久しぶりの再会である。
体長は14から19mm。オスの生殖節付属器は赤色で、鋏状に後方に拡がっているが長くない。この付属器は交尾の時に雌を離さないようにする役割を持つようである。
ミズキ、サンショウ、ヤシャブシ、アセビ、スギなどの樹上で生活する。
この個体は赤い付属器があるので、♂である。
2009.6.7
![セアカツノカメムシ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/30/6ebd04cc81198670dd386e6ad119fa60.jpg)
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