放浪の民ってほんとうにいるようです。
この著者は、軽自動車で車中泊をしながら、夫婦で世界中を旅しているのです。
目的は、定住するための楽園を探すことなのです。
すでに、南米・北米大陸は回っているようなので、この本では、ユーラシア大陸~アフリカ大陸の話になります。2005年より旅を始め、現在も放浪中のようです。
本の内容は、その道中で出会ったとんでもない人や、場所、出来事などで、普通の海外旅行では体験できない生々しい海外事情が語られます。
定住派・安定志向の僕としては、こんな生活を1週間も続けられないなと思いました。
巻末には、楽園候補10国が語られています。
楽園を探す旅と銘打ちながら、常夏の島は無視されていました。もっぱら、大陸思考です。この著者なら納得です。