高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

ため息をつく問題として・・・。

2012-10-28 00:01:05 | 宅建試験 総括
前回、民法でため息を思わずつく問題をあげましたが、問5はその最たるものですね。

実は、問5は、内容もそうですが、試験問題を読んでいて、形式にため息をついてしまいました。

これまで、法律問題で、宅建試験では、「正しいかor誤っているか」(あと違反するかどうかも)のどちらかでした。

でも、この問5の問題は、もう一つも考えよというものが明らかに入っている質問です。

問5は、「明らかに誤っているものはどれか」でしたね。

つまり、明らかに正しい、明らかに誤っている、でももう一つ、明らかなに誤っているかどうかわからないものも、答えではないというものです。

これは、司法試験などでは、解釈中心の問題を作問してきますから、当然あり得るのです。

が、宅建では、その場で解釈して解くのではなく、民法の規定に反しているかどうか、重要な判例に反しているかどうか、個別では、提示判決文があれば明確にそれに反しているかどうか、だったんです。

それが、こういう問題を作問したのは、これまた講師としては、こういう考え方もありますね、というある意味、学説までも教えないといけないのか、とちょっと憂鬱になりかけていたわけです。

もちろん、今の結論は、これまで通りの指導でいいという形にはなったのですが・・・。

ですから、これから受けようという人は、自信の持てるテキストを信じて、きちんと勉強し、まずは宅建業法の完全克服、常に満点取れるだけの知識を入れること、につきます。

そうすれば、合格できるはずです。

では、また。

※ふとっちょえすあーるさんへ

試験おつかれさまでした。

問5がどうであれ、それ以外で36点なら、大丈夫だと思います。

私の判断でのべますが、昨年より、2点は下がる予想です。

また、結果お知らせください。

☆  法律のカンタン思考術 をこの時期よろしくお願いします。

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