いざ！石和（其の陸；静寂の時）

４月１８日日曜日、時刻は午前６時半。
天気晴朗にして暑気の風あり。
この時間に設定していたケータイのアラームに無視され、かすかな物音で起床。
ふっかふかの少々重たい布団で寝ていたので、気付けば汗だくでした。なもんで、早速朝風呂♪とばかりに支度整えて大浴場に。
朝から温泉に浸かれるこの幸せ♪といったらもう・・・。
ちなみに、去年石和では新たに源泉が出たそうで、この富士野屋でも湯量が豊富となり、泉質もよりよくなったとか。
最初に入ったとき、少々臭うな・・・と思っていたのですが、それは即ち硫黄の匂いだった・・・というわけで。
朝は比較的短めに、プールは堪えて温泉に専念して入りました。

朝餉は７時半から大広間にて。
白米と味噌汁、玉子焼きなど簡素ですが至極の品々を太良腹頂き、身支度整えて合戦の備えを十分に怠り無く。
その合間、外の感じを見に少し表へ出てみました。
笛吹川と、その向こうに聳え立つ山々が朝靄に霞んでいてはっきりと見えず、吹く風もどこと無くひんやりと感じましたが、日差しは強く、暑くなる・・・という感じでした。　
合戦場の方を見遣りながら、そこを流れる笛吹川はとても涼やかで気持ちよさそうでした。

今年も上杉勢に合力する我等の“陣所”は、ここから１キロほど離れた町立石和南小学校で、集合は午前９時。
よって、これに間に合わすべく、ロビー集合（チェックアウト）を８時半とし、この際昨日来掛かった諸々の費用を、勘定頭く乃一殿の指図の下に精算することに。
その間、私などは前夜の宴の折に話題になった「牛乳焼酎」を、ロビーにあったＰＣ（ネット）でリサーチ。
うむ、確かに数々の不審な点が。その胡散臭さが・・・
一方、く乃一殿の差配のお陰で、時間は結構押気味でしたけど、滞りなくお会計も済み、帰りの支度を済ませ、いよいよ武田勢との合戦に備えるべく一同打ち揃って、いざ！“陣所”へ。

笛吹川での激闘は、この４時間後に幕を切るわけで。

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