武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

悪魔が来たりて笛を吹く、ピーヒャラ、ピーヒャラリ

2014年12月20日 | 事件

★悪魔が来たりて笛を吹く。

理研の相沢慎一にしろ、丹羽仁史にしろ、やさぐれ感のあるホームレス風ですね。あれでネクタイを取ったら、新宿公園にいるゴミ漁りと何ら変わりない。
若山照彦なんかまだましな方だが、思うに、毎日ネズミを切り刻んで、顕微鏡を覗き込んでいるから、ああなるのだろうか。

さて、晴子嬢、下品な言い方をすれば、ばっくれてしまった。
体調不良により欠席ということだったが、一週間前には神戸の高級美容院で髪をセットし、お買い物をして、元気そうであったが、公務は嫌よ、ということか。
さて昨日(12・19)の理研会見、相沢慎一は「監視カメラと第三者の監視人を彼女につけたことは、科学的視点から間違いだった。彼女を犯罪者扱いすべきでなかった」と、番外編で陳謝したが、おいおい、それをやったのは理研のあなたであって、我々ではないぞ。

このスタップ騒動、晴子嬢を包括的に観た場合、これは素晴らしい仕事だというものが何もない。逆に、博士論文のコピペ盗用、米国サイエンス誌にスタップ論文を投稿したところ、審査委員からデータに改ざんの疑惑があると文書で指摘されても、完全無視、そのままスルーして同じスタップ論文をネイチャーに投稿して採用、何と言っても、理研はネイチャーにとって広告収入の大スポンサーだから、無碍に断る訳にもいかなかったのだろう。

また、小学6年クラスのできる子供が作る自然観察ノートの足元にも及ばない晴子嬢の幼稚な実験ノート、そしてスタップ論文そのものが捏造、改ざん、コピペ、使い回し、盗用で溢れかえっており、絶版になっていた「背信の科学者」というノン・フィフィクション本を復刻させたという功労まで背負った。
そして200回以上も成功したというスタップ細胞の作製は虚偽であったことが実証されたし、結果的に、晴子嬢の周辺にいた科学者らはどうなったか、ハーバードの医学部教授は大学病院から追放、丹羽仁史は共著者であったにも関わらずスタップ細胞の作製に失敗、つまり彼も嘘つきだった。若山照彦もとんだ恥をさらし、ネズミを切り刻むことは熟練していても、科学者として無能であったことをさらけ出してしまった。
最後の悲劇は、スタップ・プロジェクトの総監督であったエリート科学者の首吊り自殺、まさに悪魔が来たりて笛を吹くではないか、ピーヒャラ、ピーヒャラリ。
このエリート科学者と晴子嬢は年の半分は一緒に出張旅行をしていたそうだが、実験研究者がそんなに頻繁に、しかも同行とは、どこに行っていたのか。
その出張清算書は黒塗りにして、理研は公開しようとしない。

さてさて、スタップ騒動の裏側には、早稲田ケミカル閥のボスが存在する、つまり再生医療学会のボス、東京女子医大の教授。今年1月末のスタップ細胞のセンセーショナルな発表会の直後、再生細胞のセルシード株は急騰したが、そのセルシードの取締役にはそのボスが座っており、見事な連環構造になっている。
晴子嬢はAO入試、つまり推薦入学、早稲田のケミカル卒だが、細胞生物学に路線を変更するに当たり、東京女子医大のボス教授(早大卒)と大和雅之教授をメンターとして頼っている。

さて、母親は心理学の大学教授、父親は超大手の商社マン幹部であることから見ても、天才的な話術師なのかも知れない。どちらの職業、心理学も商社マンも舌が回らなければ、やっていけない。いや、間違っても詐欺師とは言わないが、4人の弁護士を雇い、2人の著名弁護士を両脇に置いて行なった4月の釈明会見を見れば、楚々として、誠意と真実を訴える黒い瞳、ある意味、どんな一流の女優も敵わぬ晴れ舞台であったのかも知れぬ。


(じゅうめい)

 

 

 

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