日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

学校授業と林塾

2012年02月11日 16時28分14秒 | 日記
ダイエットまっしぐら!いかわたいきです。

2月9日に竹田市立久住小学校で大分県若手市議会集団「Start!おおいた」で政治授業を行いました。以前行った津久見や佐伯でのように堅苦しく政治とは?とかではなく、自分達の身の回りにある出来事でご紹介をさせていただきました。





学校入口にはこんなお出迎え。

今回は、6年生を対象にどうせれば自分達の街(久住町)が良くなるか?そして自分達でできる事は?を政治家としてアドバイスをするという立ち位置です。





生徒が3班に別れそこに市議が1人付き、予め自分達で2つ提案した事に対して一緒に実現に向けて話し合いました。





最終的に決まった事は「まちかどおしゃべりサロン」という6年生が製作したテーブルとイスを街角に置き、独居老人達の交流の場として提供したいとの事です。確かにこれなら自分達ですぐに実現できると思います。

他にもご老人のための温泉施設を作る、服の移動販売車(アドバイザー付き)、心配ご無用テレビ等たくさん良い意見も出されていました。
以前も書きましたが、こうやって1つのお題に皆で話し合って、良いと思う案を出して、皆で議論してそれぞれのメリットやデメリットや質問をして話し合って、それでも決着がつかなければ多数決を取る。それが僕達「政治家のお仕事」でここまでの過程で民主主義です。

これだけで全部を分かってもらおうという意味では無くて、この子達が大人になった時に「あぁ、あのおっさん達が言よった事はこーいうこつなんや」と思い返して貰える事が本当の狙いです。

そして、自分の意見が採用されなかったからダメな意見ではないです。今回は、「自分達」で「卒業」までにできる事となったため、まちかどおしゃべりサロンが選ばれたのですが、皆から出された意見は全部実現可能です。俺が大人になって温泉施設を作る!と想い、行動を起こせば必ずできますし、移動販売も自分が車の免許を取って、服の知識をつけて販売すれば出来るんです。


子供達の可能性は無限大です、「僕の…」「私の…」意見が否定されたとかで自分達の可能性や希望を狭める必要はないという事です!







その後昼過ぎに日田市で、障がい福祉施設「グループ・ラム」に視察と意見交換に行きました。

↑これはブログに後で書きます。


その後、林英臣政経塾に参加のため福岡に向かいました。

今回の政経塾では、「原大本徹」というざっくり言うと自分(政治家)の種(信念・核)となるものと、その後の幹(行動、思想、国家観等)を文章化して先生含め、先輩塾士達に発表するという事でしたので、以下に記述します。


○ 原点
3歳の頃、私の目の前で兄が車に跳ねられ命は助かったが、脳に障がいを持ち、いわゆる「知的障がい者」と言われる様になりました。そこから環境が一変し、家族と共に周りの陰口や批判、学校でのイジメ等辛い時期を過ごしました。それ以上に辛かったのが両親であり、最初は漠然と自分の家族を救いたいと考えていました。そして22歳の時、ある本を読み「政治家(市議会議員)」という職業を知り、「いつか政治家に…」と考えを持つようになりました。23歳の時、兄の事で市役所や県議に相談するも余りの対応の悪さに憤慨し、自分が政治家になる事を決意しました。


○ 大局
障がい者本人とその家族の状況を調べていく内に同じ境遇やもっと大変な状況の人達がたくさんいる事を知りました。そのため障がい者本人の待遇や制度は見直されつつあるも、その周りにいる家族への対応やケア等は進んでいません。そしてどの地域も大同小異で同じ様な状況なため、私の地元日田市に次世代福祉モデルを作り上げ、それを大分県のモデルにし、九州全土から、さらには日本全土に広げます。


○ 本氣
福祉には「生産性がない」と考えられるが、そこを補うために「生産する福祉」の自治体モデル作成を2015年までに骨格を作り、2017年に県に成功モデルとして売り込み、各市町村へ導入。九州を始め、日本全土へセールスマンとして売り込みを掛ける。


○ 徹底
まだ具体的な福祉モデルが出来てないため、何と結びつけるか?「飲食+福祉」「林業+福祉」「スポーツ+福祉」「農業+福祉」等模索中なため根底には「福祉」を置きつつも、色んな分野を学びつつ、どの組み合わせがベストか2014年までに3つほどの具体例を作る。


先輩や先生からのご意見としては、ハッキリ言うとボコボコのフルボッコ(笑)少しだけ上げると…

「これは市議会議員という枠組みではまとまっているけど、そんなので我々の同士となろうと思っているの?お前の目指している国家観ってこんなの?」
「原点が見えない、もっと掘り下げて自分と語り合い、もっと内から迸って出てくるものはないの?伝わらない!」



… 効きました。そして気づかされました。いつしか自分がこせこせ小さくまとなっている事に、ちっぽけな国家観を見ていた事に。そして自分が気づかず、抑え込めていたトラウマに。


その後は、先輩塾士と塾生を交えての懇親会。




ここでのお話や凄い有意義でした、先輩達から頂いた意見をわかりやすく解説してくれたり、お互いの取り組みや考え、これからの連携等、貴重な意見交換の時間でした。

とにかく、原大本徹は明日までに書き直し、もっと自分の深い所までえぐっていきます。


では、また。


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