日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

ヘルプカードと一般質問3日目。

2018年03月09日 03時20分13秒 | 日記
議会中は深夜まで連日作業中です、そして長文です、いかわたいきです。
3月1日付けの日田市報に掲載されていましたが、ヘルプカードの配布が始まります。





ヘルプカードは内部障がいや発達障がい、難病の方、妊婦、高齢者など、外見からわからなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるためのものです。











6月議会で取り上げようと思っていた矢先、早期実現したので大分県と市の取組みの早さに敬意を払います、後は普及と更なる周知が必要ですね。中々認知度が低く私も最近知った位ですので…。





(画像は一般質問1日目の代表質問画像です。)
本日(3月8日)、一般質問3日目が行われ、5名の議員がそれぞれの観点で質問されました。個人ブログなので感想を申し上げると…大変勉強になる場面もあれば、逆に自分語りや窓口質問と私は例えますが、担当課や職員と窓口において事前に聞けば分かる質問が行われる場面もありました。
ただ、窓口質問が悪いとは言いません。そこからの回答をどう咀嚼し、自分の言葉で提案・提言・指摘が出来るのであれば方法の1つとして成り立ちます。無論、私も単純に聞けば分かる事を聞いてそこから質問を展開する場面もあります。
しかし、それは議員側が発言するのではなく、あくまで市側に答えさせる、答えを引き出すという事が前提です。議員側が全てを発言して市側に提案してもそれは空虚や理想、自分語りと捉えられがちです。
そして、一般質問を行う時には「事前聞き取り」が行われます。予め議員が「◯◯◯について質問します。」と市側に通告します。それを受けて市側が「◯◯◯についてどの様な考えで質問されますか?」と聞き取りにくるのが事前聞き取りです、理由としてはお互いの趣旨を理解していないと質問・答弁が噛み合わず時間の浪費に終わると考えます。(これを出来レースや予定調和と言われますが、議論を展開するにしてもある程度の方向性を合わせる事が前提ですし、例えとして観光担当者に対して高齢者福祉の介護保険料に関してどう思う?といきなり聞いても返答出来るか疑問です。)
話が逸れましたが、一般質問に関して議員側も市側も大変な労力を使うという事です。
私は以前、この様な事を記載しましたが、今は考え方が少し変わり、加えて答弁書を作製する市側の配慮も考えます。
「この様な質問を考えている。」と議員が言えば部長・課長・関係職員としては納得のいく答弁をするため様々な調査や答弁書を作製します、それは市政発展に努めているためと推測します。
しかし、一般質問の場において、その質問さえ触れずに終わる事は答弁書を作製するために要した時間や担当職員の思いを蔑ろにする行為であり、議員として大変失礼極まりないと私は考えます。
加えて、一般質問において他市事例を参考にして提案を行う事は素晴らしい事ですが、他市事例がそのまま日田市に適用出来るかと言えばそうではありません。人口・産業・面積・歴史・文化・風土など勘案すべき点は多々あり、そのまま他市事例が当てはまれば日田市は限りなく発展していると推測します。
縷々申し上げましたが、二元代表制としてあくまで対等が原則であり、私の立場として接する執行部の方々は歳上が大半です。そして一定の敬意は払うべきと考えている故、自戒の念も込めて記載します…。



では、また。