聖書日課 デボーションノート
聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。




ハバクク 2:12 災いだ、流血によって都を築き 不正によって町を建てる者よ。
2:13 見よ、これは万軍の主から出たことではないか。諸国の民は力を費やしても火で焼かれるのみ。諸民族はむなしい業のために疲れ果てる。
2:14 水が海を覆うように 大地は主の栄光の知識で満たされる。
2:15 災いだ 自分の隣人に怒りの熱を加えた酒を飲ませ 酔わせて、その裸を見ようとする者は。
2:16 お前は栄光よりも恥を飽きるほど受ける。酔え、お前も隠し所を見られる。お前のもとに、主の右の手の杯と恥辱が お前の栄光の代わりに回ってくる。
2:17 レバノンに加えられた不法がお前を覆い 獣も絶えて、お前を恐れさせる。お前が人々の血を流し、国中で不法を 町とそのすべての住民に対して行ったからだ。
2:18 彫刻師の刻んだ彫像や鋳像 また、偽りを教える者が何の役に立つのか。口の利けない偶像を造り 造った者がそれに依り頼んでも 何の役に立つのか。
2:19 災いだ、木に向かって「目を覚ませ」と言い 物言わぬ石に向かって「起きよ」と言う者は。それが託宣を下しうるのか。見よ、これは金と銀をかぶせたもので その中に命の息は全くない。
2:20 しかし、主はその聖なる神殿におられる。全地よ、御前に沈黙せよ。

某国の指導者から、エルサレムを首都として認めるとの宣言が出されてから、さっそく各地で暴動や反発のうねりが広がっている。
愚かな人間が、自ら作り出した幻想を求めて行動しても、自ずとこうした反発は生じるのであろう。
たとえ民族が違おうとも、相手は同じ人間である。
共に生きることのできる隣人である。
その隣人の命を脅かす者が平和な世界を築き上げることなどできるわけがない。
人間が作りあげた幻想に頼るものは自ら滅びを招いていくだけである。
真の神を見上げ、神と隣人を愛し、平和な世界が守られるように、まずは身近なところから隣人との共生が祝福されるよう心がけていきたい。

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