日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

バレンタイン

2011-02-16 21:49:34 | Weblog
今年はかわいい本命の男の子が3人いるので、ピアノ教室始まって初の
手作りバレンタインに挑戦しました。

分量がテキトウだったので、なんだか微妙な物が出来上がってしまいましたが、
一応、とっても心をこめて作ったので、無事に渡せて良かったです。


女の子の生徒さんから、チョコやお菓子をいただきました♪
息を切らして走ってレッスン室に入ってきてチョコをくれた子。
きれいなリボンとお花で飾ってくれた子。

手作りが上手にできる方法をぜひ伝授してほしかったです!!

プレゼントをもらうのはいくつになっても嬉しいものですね。


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ノルウェイの森

2011-02-10 13:12:15 | Weblog
年末からずいぶん時間がかかりましたが、やっと「ノルウェイの森」を読み終えました。

主人公のワタナベと、彼を取り巻く環境。
彼の周りには常に「死」というものがつきまといます。
成人して、大人としての責任を自覚しようとしている多感な時期に、どうしてこれほどまでの
重苦しい事態が重なるのでしょう。
重苦しい日々を葛藤しながら生きるワタナベは、誠実さと思慮深さをもって歩き続けます。

生と死は対極にあるものではないという考え方。
生きるエネルギーを強く発する女の子に惹かれていく気持ち。
どうしても解決できない死んだ人への思い。

いろんなことが本当にリアルに描かれていて、村上春樹の想像力と観察眼に
あらためて敬服しました。

一番素直な感想は、「時々憎らしくなる人がいても、生きていてくれるだけで
ありがとうという気持ちになれた」ということでしょうか。

しかし、そんな気持ちになることを、疑わなくてはなりません。
「ありがとう」という肯定的な気持ちの裏には「こうしてほしい」「これはやめてほしい」という
負の感情が必ずくっついているからです。

心で思っていても伝わりません。
言葉にしたり文章にしたり、とにかく何らかの手段で伝えなければ、人には何もわかりません。
誰かの頭に自分の頭をくっつけて、今考えていることから言葉で表せないような微妙な感情まで
全部伝われば楽だろうなと思うことがあります。

きっと「ノルウェイの森」の悲劇のヒロイン直子も、そんなふうにできれば
だいぶ楽に生きていく道を選べたんじゃないかな?と思いました。


さて、次は女性の作家4人がヨーロッパを旅して書いた少し軽い物語を読もうと思います。
読書は楽しいです。


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神保町への夢、破れる。。。。

2011-02-05 17:12:31 | Weblog
原作を読んでから、映画の公開を楽しみに待っていた「森崎書店の日々」。
やっと山形でも上映されることになり、さっそく観に行ってきました。

小さい劇場でしたが満員で、補助席まで出ていました。


私の頭の中には完璧な神保町の映像が作られていて、書店の中もくっきりと浮かんでいました。
実際の神保町はやけに都会的で、夢を砕かれた感じがしました。

現代と昔の融合がうまくいくと、ノスタルジックな雰囲気がなんともいえない良い感じを醸し出します。
しかし、古書店とビルが混ざり合う、まさに「都会のすき間」という感じの妙に現実的な街。。。。
私の神保町への夢が破れてしまいました。

映画は淡々と進み、ひたすら姪と叔父さんの日常が描かれていました。
BGMもごく控えめで、時々ハ長調の聴音問題のようなピアノが流れるだけでした。

隣の席に座っていたおじさんはいびきをかいていましたし、私も途中で記憶が無くなりました。

今年はまだ当たりの映画に出会っていません。

でも、一か所だけ印象的な場面がありました。
田中麗奈さんのセリフです。

「価値のあるものを買うのではなく、自分で価値のあるモノを作れる人間は強い」

その通りだと思いました。

良い物で着飾ったりまわりの名誉で自分も光っているようにふるまっても、
そんなのはすぐに人に見破られてしまいます。

たとえば何もかも失った時、自分の中に心の砦のようなものがあれば、
完全に崩れてしまうこともないし、それを支えに一人で立ちあがることができます。

「わたし」は「わたし」でしかないのです。
あるがままを受け止めて、コツコツ努力して何かを積み上げていくのが人生だと思っています。


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夏のセミナー最新情報

2011-02-04 16:02:22 | Weblog
今日は立春。暦の上ではもう春です。

ここ数日、お天気の日が続いています。雪がすっかりとけてしまえばいいですね!!



須田眞美子ピアノセミナーの事務局は水面下で準備を始めています。


 2011年 8月27日(土)28日(日)
 山形市七日町「富岡本店 オーパホール」

この日程での開催が決定いたしました。


毎年、多くの皆さまに受講・聴講していただきありがとうございます。
より良い2日間をお過ごしいただけますように、事務局は試行錯誤の日々です。
今年は連絡先・問合せ先などが例年と若干変わりますのでご注意下さい



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