風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

コトー先生の島

2006-10-19 19:12:40 | 徒然なる日々
先週から始まりましたなぁ、「Dr.コトー診療所2006」(フジテレビ)。吉岡秀隆、ハマり役ですなぁ~。個人的には蒼井優がカワイイ

前回シリーズを放送していたあの2003年の夏。ワタシはプー太郎の旅人で北海道放浪中だった為、ほとんど観ることが出来なかったのだ、残念無念。ホントはすごーく観たかったのだが(同じ理由で「ブラックジャックによろしく」も途中から観れなくなったなぁ)。
そして放送終了後の秋に、今度は沖縄を放浪。そのとき「Drコトー診療所」のロケ地・与那国島へ渡った。国境の島・与那国島は、こんなご時世でも行くも帰るもタイヘンな島(詳しくは過去ネタ参照)。飛行機も目視着陸なので(管制塔がない)、たびたび欠航するしさ。外界から隔絶された雰囲気があり、そのせいか「沖縄」というよりも「与那国というひとつの国」という印象だったなぁ。
なもんで、今回の放送もドラマのストーリーよりも、「あ!ココで泳いだ!」とか「この道知ってる!」「これはあそこの港だ!」とか役者さんたちには申し訳ないが、風景に目がいって仕方ない

ドラマでよく登場するコトー先生の診療所は、小さな集落の端っこにあった。あのときはドラマ撮影が終了したのに、ポツンと残されていた。
ワタシが行ったときには、扉が開いていて観光客に解放されていた(といっても、ほとんど観光客なんていないんだが)。わざわざドラマのために建築されたのに、いろんな技術を駆使して「古い建物風」に仕上がっていたのにはビックリしたなぁ。ベッドのある部屋からは、ドラマの通り極上の海が見えていた。あまりにもキレイな海だったので、レンタル原付バイクで宿に戻って水着で戻ってきて泳いだもんだ(笑)。11月下旬でも昼間なら泳げる気温。コトー診療所の海は身体が溶けそうになるほど美しかったなぁ

あとドラマのエンディングなどでコトー先生が自転車で走る、海岸沿いの直線道路だが…。原付で走るとホントにキモチが良かった。「風になれる」気分だったなぁ。
ただし、あの一帯は「与那国馬」の放牧地域。ちょっと走ると馬が道をとうせんぼしていたり。あげくに道路には馬の排泄物がゴロゴロと…ヒェェェェェッ!。なもんで、いつもコトー先生が自転車で走るシーンを見ては、「きっとスタッフが頑張って馬の排泄物の掃除したんだろうなぁ」とシミジミ思ってしまうのだ。
こういうおせっかいな視聴者は、柴崎コウが泣きながら診療所を走り出たシーンを見ては「比川の診療所から走って出てきて、久部良の港で泣いてるなんて…。一体何キロ泣きながら走ったんや!?」とか、「コトー先生は1日何キロ走ってるんや?この風景だとすごい距離走ってることになるけど…」とかいらぬツッコミをしてしまう。そういうツッコミはやめましょう、と相方に呆れられ。
そうかと思えば、時任三郎が振込みをして銀行が「琉球銀行」で興奮してみたり(なんでや~)。ゆいレールがちょこっと映っただけで「ここはどこの駅か!?」と調べてみようとしたり。嗚呼、沖縄病というよりただの痛いヲタクだ~
とか言いつつも、毎週楽しみに観てしまう秋デシタ