2018/07/22(日)～23(月) 平湯温泉、乗鞍、白骨温泉

２１日は、新穂高ロープウエイで西穂独標に上がってから、平湯で泊まった。
落ち着いた雰囲気の宿で「女性の過ごしやすい工夫がされている」と嫁はんは言います。
２つある家族露天風呂には、ベビーベッドや赤ちゃんのタライがあります。

透明度の高い掛け流しのお風呂で、山の汗を流しました。

夕食。
地元の食材を使った料理が並びます。



「飲み物は？」と聞かれて「ビール」と嫁はんが答えると、ビール１本とグラスを２個持って来られた。
「ああ、僕には水をください」と、宿のスタッフさんといつものやりとりをしました。（笑）
その後、イワナの塩焼きや天ぷらなど出てきて、お腹いっぱいに。

２２日、朝食。



「朴葉焼きは生の葉っぱを使うんだね」とか話しながら少し急いで食べました。

チェックアウト後は、宿に車を置かせてもらって、平湯バスターミナルから乗鞍へ上がった。

09:40 乗鞍、畳平に到着。



何度も来ていて、どこに何があるとか、かかる時間はだいたい知っている。
帰りのバスまでの４時間でまわれるコースを歩きました。
まずは、登る人が一番少ない大黒岳に上がった。



高度差にして７０ｍほど登るだけだが、体が高所に慣れていなくて、足が鉛のように重く心臓がバクバクになる。
大黒岳の頂上は、山頂の剣ヶ峰と放射線研究所が良く見える。



次は、富士見岳にあがった。
ここは大黒岳よりは人気があって、５人に１人くらいは登っているようだ。
山頂には大きなケルンがあります。



振り返れば、さっき上がった大黒岳。



バスターミナルのある畳平全体を見下ろせる。



花がきれいだろうと思って来たが、もうすでに遅くて、花もお疲れの様子でした。









最後は、剣ヶ峰に登ります。



人が多くて、思いのほか時間がかかりました。
バスターミナルから高度差は３００ｍ。富山でいえば尖山や城ヶ平山、一ノ越から雄山と同じ高度差になります。
空気が薄いので、列はゆっくりと進みます。



いつもは寒い乗鞍ですが、やっぱりここも異常気象で、長袖が暑く感じます。

剣が峰に付くと、ガスが上がってきた。
景色は見えないが、涼しくなったので、まあ良しとしよう。



13:50のバスで平湯に戻り、宿に停めさせてもらっていた車に乗って、白骨温泉に向かった。

白骨温泉の中でも一番奥にある温泉宿につきました。



標高は１４００ｍあり、涼しいです。
中はちょっとレトロです。
部屋の電話機は、最近見なくなったダイヤル式。



廊下には火鉢。



男風呂。
引き戸はすべりが悪く、ガタガタ鳴きます。
床は板張りで、洗い桶は黄色いケロリン。



白いお湯は掛け流し。
湯船の板は、カルシュウムが分厚く固まっている。



窓を出ると混浴露天風呂がある。
嫁はんは勇気がなくて、ちょっと覗いてみただけだったそうです。



夕食。
こちらも地元の食材です。



「飲み物は？」と聞かれて「ビール」と嫁はんが言うと、大ビンが出てきました。
「そんなに飲めるの？」と心配するじじを尻目に、うれしそうに手酌をする嫁はんです。

馬刺し。



ほかに、イワナの塩焼き、豆腐と山芋の焼き物、など出てきた。
じじも嫁はんも、こういう料理の美味しさがわかる年になりました。

窓を閉め切って寝ましたが、朝は寒いくらい涼しい。
朝食。



帰りに焼岳に登る予定でしたが、猛暑の中を１０時から登るのはつらいので、安曇野・白馬をドライブして帰ることに。

白馬の蕎麦屋さんに寄った。
嫁はんはお腹が強いので、冷たいのが良いという。



じじはお腹が弱いので、暖かい天そば。
天ぷらは、ごま油で揚げたてです。



美味しかったです。
車にもどってしばらくすると、助手席の嫁はんが居眠りを始めたので、音楽の音量を小さくしました。

明日（２４日）は、目の手術後３週間目の再診があります。
そろそろ抜糸になるのかな。