成り行きアラカルト日記

人生は成り行きでありますが、日日是好日と考えて、日々の出来事を凡人の視点でアドリブ的に記載したいと思っております。

かくれ佛教/鶴見俊輔

2013-01-23 15:01:11 | 書物
以前借りたのだが、又借りた。やはり、二度目だと、読んでいても頭に入りやすい。仏教アナーキストの鶴見の生き方が一貫しているのが分かる。祖父後藤新平の勲章好き、自分一人が偉いと思う性格、その娘・自分の母親から殴られて育った自分について語る。だから、マゾで我慢強いと。良寛とガンジーについて語り、民藝運動の創始者の柳宗悦が、学習院時代、首席だが、ある文章を書き退学除名に遇いかけた時、反対したのが、西田幾多郎だったこと、息子三人に虐待に近く厳しかったこと、意外と臆病であり、河井寛次郎が会いに来た時、逃げ腰だったとの話は面白かった。親鸞、日蓮、創価学会などにも触れている。もちろん、プラグマティズムに触れている。とにかく、話があちらこちらに飛んで行く。f^_^;

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