鬱アニメ

2011-12-31 12:23:41 | レビュー系

という表現には(「シュール」の使われ方と同じで)強い違和感を覚える。たとえば特に「ぼくらの」や「魔法少女まどか☆マギカ」のような作品に対して使われている場合は。

 

おそらく、多数のキャラが死んだり、あるいはその願望が挫折したり裏目に出たりすることが「鬱」という評価につながっているのだろうが、むしろそこから色々考える作品群であることは明らかだと思うのだが。

 

そのような方向性や意図が「鬱」という言葉で表象されることが私にはどうも納得がいかない。あるいは逆に、「鬱アニメ」いや「鬱~」と評価されない作品が、考えなくてよい(価値観を侵食しない)もので溢れかえっているということなのか。

 

いずれにしても、この言葉にはレッテル貼りと思考停止の傾向がよく表れていると私には感じられる。


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