自らの褐色好きを「褐色崇拝に関する一考察」や「褐色崇拝の源泉」などによって探求し、さらにその一般性まで論じてきた。ここでは、表題にある通り「ふしぎの海のナディア」のナディアと「ワーズワース」のエポを比較する中で褐色崇拝の由来をより深く検討してみようと思う(※)。なお、以下では対話形式を採用する(もちろん内容が内容なのでかなりアホなやり取りにしてある)。
※
余談だが、エポが褐色でかつナディアと似 . . . 本文を読む
時は涼宮ハルヒ関連の同人が世に数多く出回り始めた頃のこと。
「涼宮ハルヒ」という名の作品が人気を集めているらしいと薄っすら認識している中でたまたま見つけたのが「藤岡ハルヒの放課後」という本。
「藤岡ハルヒ??確か涼宮ハルヒだったよな。作中に同名の人物でも出てくるのかしらん?」と興味を持ったので読んでみると、実は「桜蘭高校ホスト部」という全然違う作品なのであった。
設定が印象に残っていたため . . . 本文を読む
今日、私達は数多くの情報にさらされている。とはいえ、人間の処理能力などたかが知れており、実際には無数のガラクタが頭の中に集積していくことがほとんどであるように思える。それはある意味で知りたくなくても知らされている状況であるが、一方で世間は情報が与えられているという理由でもって、こちら側に知ろうとすること・知っていることを要求してくる(その主体が確固として何かではなく、そういう「空気」でるところが始 . . . 本文を読む
「子供は天使だ」
という言葉を、誰しも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。子供はかわいい、という想いが込められたいかにも良い言葉のように聞こえる。しかし私は、この言葉が子供と向き合う際にむしろ負の効果を生み出すものであり、ゆえにそれが実態だと思うのはもちろんのこと、この言葉を安易に使うこともまたやめるべきだと考えている。
では、負の効果とはどのようなものだろうか?
保坂渉『虐待』(岩波現 . . . 本文を読む
さてフラグメントも12個目になりにき、と。フラグメント7以前はここ、それ以降は各記事を参照(フラグメント8、9、10、11)。
<flutter of birdsレビューの断片>
以前書いたようにこのゲームでは髪も演出上重要な役割を果たしている。例えば髪が短いのは大気と美雨だけだが、プレイ済の人なら二人の特殊性は明らかだろう。では、つばさの場合はどうだろうか?彼女の髪が母親を意識していることは . . . 本文を読む
会社が修羅場だったり重要な仕事の納期が迫っている場合には、休みであっても出勤した方がよい場合が少なくない(断っておくが、以下は無給で休日出勤する場合の話だ)。こういった時「明日は来るの?」みたいな話をされると、自分も必要を感じているので行くと答えるのだが、必ずと言っていいほど出勤するのが億劫になり、事によっては行かない場合もある。
とはいえ、これだけなら要は自分の安請け合いが原因なのであって、 . . . 本文を読む
鬼隠し編の覚書もこれでようやく最後。ここでは、他の話(綿編や祟編)と関連する、あるいはその可能性がある部分で大事なものをピックアップする。
(戦闘力の問題)
◎綿流しの晩…大丈夫。あの状態のレナなら大人でもかなうまい
◎バット素振り⇒息上がる⇒「普段の運動不足に呆れる」
(ミスリードとしての部活)
◎推理ゲーム「毒物でじわりじわりがいいのです」
→綿流しの注射器(鬼編の注射器も関連)
※とも . . . 本文を読む