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辞書引く日々

辞書が好きなのだ。辞書を引くのだ。

「ヘンリ・ライクロフトの私記」の愉快な読み方

2009年06月30日 | 言葉
先週、スポンジボブの放送が最終回だった。

この番組を見てしばしば思ったのは、同番組の登場人物の一人、
イカルドはイギリス人なのではないかということである。

(1)クラリネットが好き
(2)お宅訪問なんて番組を熱心に見ている
(3)「公共放送を見る」なんていっている
(4)一人でいるのが好き
(5)スポンジボブがうるさいと思っている
(6)変な物をコレクションしている(たとえば卵型の飾り物)

ところで、今日、ギッシングの「ヘンリ・ライクロフトの私記」を読んだ。
ライクロフト氏は、まさにイギリス人なわけだが、
なんだかこれはイカルドが書いているのではないかという気になってきたのである。

そう思いはじめると、なんだか可笑しくてしかたがない。
おそるべしスポンジボブ。

Ubuntu で日本語を縦書きベタ組印刷しようとして難儀……する必要なかったという噂

2009年06月26日 | Weblog
Ubuntu で日本語の縦書きベタ組印刷をしようとして苦戦。

OpenOffice はまだ縦書きがちゃんとサポートされていない。
(追記:OpenOffice 3.0では、縦書き可能だというコメントをいただいた。知らんかった。近々試します)
LaTeX は縦書きができるが、ベタ組にしようとするとスタイルシートをいじったりするのが面倒。

むかし書いた Emacs LISP のプログラムで、
縦書きの Postscript を吐かせてみたのはいいが、
ghostscript が日本語フォントを表示してくれない。この際だから IPA フォントをインストールし、
ttf-ipafont.hint ファイルで、begin /usr/share/fonts/truetype/ipafont/ipam.ttf の項目中に
Alias = Ryumin-Light を加え、Priority = 20 になっているところを 60 くらいにし、
# defoma-font reregister-all ttf-ipafont.hints とかやって、ヒント情報を再読み込みさせたらうまくいった。

ghostscript では正常にプレビューできたので一安心していると、lpr で cups に送るとメトリックがめちゃめちゃ。
ps2ps で、翻訳したらうまくいった。

なんで、こんなしょもないことに手間をかけてるんだ、おれは。と、ちょっと反省。


指輪物語LITE(tm)

2009年06月23日 | 言葉
fortune といえば、ジョークや格言を表示してくれるお馴染み?のプログラム。

$ fortune -m "LITE(tm)"

とかやると、いろんな話の LITE 版を探すことができる。たとえば、

Lord of the Rings LITE(tm)
-- by J. R. R. Tolkien

Some guys take a long vacation to throw a ring into a volcano.

(指輪物語 LITE(tm)
-- J. R. R. トールキン作
    何人かの男たちが指輪を火山に捨てるために長い休暇をとる。)

てな具合。

で、ちょっと気になったのは、tm のこと。

トレードマークってことなわけで、もちろんここでは Lite と組み合わせた冗談なんだが、
法律上は問題がないのか、と疑問になった。
登録してないのに登録商標とか書くと怒られるよなあ。

で、調べてみると、米国では、どうもこの tm ってやつは、登録とかせんでもつけてよいらしい。

したがって、fortune の LITE(tm) シリーズは、この点では問題がないわけだね。

参考 http://www.uspto.gov/go/tac/doc/basic/register.htm