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辞書引く日々

辞書が好きなのだ。辞書を引くのだ。

ツユと汁とタレと

2007年01月31日 | 言葉
同じものをツユと言うことあり、また汁ということあり。
同じものを汁ということあり、またタレということあり。
されば、以下の三つもだいたい似たようなものなり。

(1)露といで露と消えにしわが身かななにわのことも夢のまた夢
(2)汁といで汁と消えにしわが身かななにわのことも夢のまた夢
(3)タレといでタレと消えにしわが身かななにわのことも夢のまた夢


駅のホームからの転落対策

2007年01月26日 | Weblog
駅のホームから転落する人あとを絶たずといふ。

転落した映像を見ていると、たいがいが線路とプラットホームの間に足のほうから落ちるようである。この間の部分を、ホーム側に向けてかたむいた急斜面にしておき、人が転落すると自然にホームの下に転がり込むやうにしておくのはいかがか。そうすれば、少なくとも転落した後に轢かれることを防げるのではなかろうか。

本末転倒の癖

2007年01月24日 | Weblog
ついうっかり GNU Prolog をインストールする。
もちろん、必要があるわけでも、使うあてがあるわけでもない。

子どものころ、新しい遊びを考案するときは、まず名称を決めて、次にその名称に似合った遊びを考えたものであるが、いつまでたっても本末転倒の癖は治らぬものである。

トヨタ博物館

2007年01月17日 | Weblog
トヨタ博物館なるものに行く。ようするに、内外の古い車が展示してあるものなり。

一緒に行きたる友人と意見が合いたる点は、ようするにT型フォードと、ポルシェ博士のデザインが偉いといふことなり。

それにしても、高級車といふものはごついデザインでどうも好きになれぬ。1930年代の高級車などの展示されたるを見ても、やはりその印象は変わらざるなり。大衆車のほうが無駄なくして美しく思はれる。高級車というものをデザインするときには、社会的地位にふさわしいものとかさういふ邪念が入り込むから面白いデザインにならぬのであらうか、などと考えた次第なり。

年賀状

2007年01月17日 | Weblog
筆不精が昂じてたうたう年賀状さへ書かぬ始末になつて了つた。返事くらいは書かむと思へども、それもとうに15日を過ぎてしまへば、いくらなんでも遅すぎるといふものなり。反省す。

ウオッカの飲み方

2007年01月04日 | Weblog
ウオッカが好きである。べつにたいして飲むわけではないが。

なんといっても安い。安いわりに、品質が安定していて、腹が立たない。安いだけに安上がりに飲むのが風流というものである。

そこで、店で飲むときは、水割りにしてくれと言うが、どうも変人だと思われるらしくて、注文を聞き返されたりする。テーブルにこの水割りをおいておくと水にしか見えないのも、なにやらよろしい。わざわざライムだのレモンだのの切れ端をグラスにはさんでくれる店もあるが、まああれは要らないものである。妙に安っぽくなってしまう。安いのと安っぽいのは、やはり微妙に違うのだ。

家でウオッカを飲むときは、一人で飲む。二人以上で飲むときは、もっと華やかなものがよろしい。そして、一人で飲む以上は、さびしく飲む。では、どういう飲み方がいいか。

以前、白砂糖を入れて飲んでいた。老酒感覚である。だが、最近もっとおつな方法を発見した。ミントガムを噛みながら飲むのである。虫歯が心配な向きはキシリトールを使用したものなどが簡単に入手できる。なにやらエスニックな飲み方みたいだが、そこもまたよい。

(そういえば、このごろ発見したことだが、ミントガムを噛みながら紅茶を飲むと至極うまくない。また、ガム一般にいえることだが、揚げたせんべいの後に噛むと、口内に残留したる油分のおかげで、ガムが妙にやわらかくなってしまって、気持ち悪い。)