辞書引く日々

辞書が好きなのだ。辞書を引くのだ。

カンタムロボ

2008年09月17日 | 言葉
カンタムロボ(カンタム・ロボかもしれない)といえば、いわずと知れた(?)「クレヨンしんちゃん」中に出てくるロボット・アニメ番組で、そこに登場する巨大ロボットの名前である。

で、これをアルファベットでどう表記するべきか、という下らぬことを考えてみた。
作品中に綴りが出てきているかもしれないが、見ぬふり :-)

the Quantum Robot (英)

これで決まりであろう。これは、英語で、「画期的なロボット」くらいの意味だ。

でも、

Quantum Robotum (羅)

というのも捨てがたい。

robotum(ロボトゥム) は、ロボットのことで、quantum(クゥアントゥム)というのは、「いかに大きい」という形容詞(の中性主格)だ。英語の quantum と綴りは同じで、もちろんその語源。

ちなみに、「機動戦士ガンダム」は Gundam という綴りである。
その語源は、
http://smartass.blog10.fc2.com/blog-entry-985.html
に諸説がまとめてあるのを発見いたしました。
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4 コメント

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Robotum (passerby)
2009-07-20 14:51:08
辞書を引いたわけではありませんが
>robotum(ロボトゥム) は、ロボットのことで
ということはないのでは。
そもそもロボットはカレル・チャペックが労働を意味するラボータから作った言葉ですし。
細かいことですが。
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Unknown (カビパン男)
2009-07-20 20:01:06
こんにちは、passerby さん。
コメントありがとう。
ラテン語は日々新語が現れていて、
http://la.wikipedia.org/wiki/Robotum
なんてのがあったりします。誰が使うんだか知りませんが (^^;;
それはそうと、ロボットというのは、チャペックがチェコ語から作ったものらしいですね。
返信する
勉強不足ですみません。 (passerby)
2009-07-21 21:54:10
なるほど、ラテン語は生きている言葉なのですね。
失礼しました。
新語はどのようにして定義されていくのでしょう?
派生語ならなんとなくイメージできますが。
返信する
Unknown (カビパン男)
2009-07-22 14:54:02
たとえば「ラテン語の世界」(小林標、中公新書)にはこんな例が載っています。
「『インターネット』はラテン語ではinterreteである。インターネットのinterはラテン語そのままで、net『網』はゲルマン語源なので、それがラテン語のrete『網』に置き換えられている。」(p.282)
英語の新語もラテン語の造語能力におうところが少なくないので、いわんや本家のラテン語をや、といったところみたいですね。
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