記念日・年中行事
○粉の日
5(こ)7(な)で「粉」と読む語呂合わせ。小麦粉等、食用としての粉の重要性をアピールする日。
○コナモンの日
日本コナモン協会が2003年に制定。5(こ)7(な)で「コナモン」の「コナ」の語呂合わせ。
「コナモン」というのは関西で使われる言葉で、お好み焼き・たこ焼き・そば・うどん・餃子・肉まんな
ど粉を使った食品を指す。コナモンに含まれる粉は、小麦粉だけでなく、米粉や豆粉など、あらゆる
粉が対象となっている。粉を使った食品「コナモン」の魅力をPRする日。
○博士の日
1888(明治21)年のこの日、植物学者の伊藤圭介・数学者の菊池大麓[だいろく]・物理学者の
山川健次郎ら25人に日本初の博士号が授与された。
ただし、論文提出による博士号でなく教育への貢献を評価されたされたもので、名誉博士的なもの
だった。論文提出による本格的な博士が生まれたのは、それから3年後のことである。
ところで「博士」について、世間一般には「ハカセ」という慣用読みが行われている。しかし、「文学博
士」「法学博士」「医学博士」といった学位についての正式な呼称は「ハクシ」である。
ただし、「お天気博士」や「物知り博士」というような場合や、律令時代の「文章[もんじょう]博士」の
場合は「~ハカセ」と読む。
○世界エイズ孤児デー
2002(平成14)年、 ニューヨークで開催された国連子ども特別総会で制定。エイズ孤児問題へ
の意識を高めることを目的としている。
※健吉忌
評論家・山本健吉の1988(昭和63)年の忌日。
著作:『芭蕉その鑑賞と批評』『新俳句歳時記』 「こぶし咲く昨日の今日になりしかな」(辞世)
○早岐茶市[はいきちゃいち](長崎県佐世保市・早岐瀬戸海岸通り付近、5月7日~6月9日
※7・8・9の付く日12日間)
400年の歴史がある民俗行事。「早岐茶市」は5月7~9日が「初市」、5月17~19日が「中市」、
5月27~29日が「後市)、6月7~9日が「梅市」に12日間開催される。お茶を取引するだけでなく
、海産・特産品の市もある。
リビングストンデージー(ベニハリソウ[紅玻璃草]) Livingstone daisy
【花言葉】「瞳の輝き」「気前よく与える」「華やかさ」
【概要】
リビングストンデージー(ベニハリソウ[紅玻璃草]、学名:Dorotheanthus belldiformis)はハマ
ミズナ(ツルナ)科ドロテアンツス属の一年草。南アフリカ・ケープ地方原産。
日本には昭和10(1935)年頃入って来たとされる。リビングストンデージーの名の由来はスコット
ランドの探検家・宣教師・医師であるリビングトン(David Livingstone、1818年3月19日~18
73年5月1日)がアフリカ探検の折に発見したこと、花の形がデージー(ヒナギク)に似ていることか
ら。属名のDorotheanthusは「Dorothea(命名者の母の名前)+anthus(花)」から来ている。
種小名のbellidiformisは「ヒナギク属(Bellis)の形の」という意味である。
和名は、ベニハリソウ(紅玻璃草)であるが、現在は全く使われていない。葉が多肉質で花がギクに
似ているため「サボテンギク」、また、同科のマツバギクに似ていて葉がへら状のため「ヘラマツバ
ギク」とも言う。
【特徴】
草丈は10~15cmくらいで、茎はよく枝分かれをし匍匐して広がる。葉はスプーンのようなヘラの
形をし多肉質で、長さ5cm、幅2cmくらいになる。
花期は3~5月である。直径3~5cmで、日が当たっている時だけ開花し、日陰・曇天・夜間には閉
じるという性質を持つ。赤・樺色・黄・紫・白・ピンクなどの花色があり、多数の花弁のように見えるも
のは萼片の変化したもので、花色にかかわらず基部は白く、金属様の光沢がある。
リビングトンデージーとマツバギクは、花の形がよく似ていて、どちらも多肉質の感じの茎葉を持っ
ているが大きな違いは、リビングストンデージーの花心に蛇の目模様があることである。
花後にできる実はさく果である。
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・花
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・リビングストンデージー・ルミネ
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・葉
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【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘み:萎れた花はタネを作るために余計な栄養を取られないようにできるだけ摘み取る。
タネ(果実)をたくさんつけると、株が消耗して下の方から葉が黄色く枯れ上がることがある。
摘心:花が一通り咲き終わったら長区伸びた茎を適当に短く切り付け詰める。そうすることで新たに
脇目が伸びてきて、また花が楽しめる。高温多湿に弱く、夏が近づくにつれ株が弱り花は咲きにくく
なる。
■栽培環境
温暖で日当たりのよい環境を好む。冬は凍らないように管理する。また、高温多湿に弱く、初夏に気
温上がって来ると株は枯れる。水はけが悪いと根腐れしやすいので、水はけがよく、しかも乾燥さ
せないことが大切である。
■水遣り
多肉質であるが、一般の植物同様に、生育期には十分な水分を必要とし、乾燥させると株が弱くな
る。用土が乾き始めたらたっぷり水を与える。
■肥料
タネが発芽して本葉が出てきたら、月3~4回液体肥料を施す。苗が大きく育ち、花壇やコンテナな
どに植え付けてからは、粒状の化成肥料を株の周りにまく。
■用土
一般の草花用培養土が利用できる。水はけをよくするため、小粒の鹿沼土や軽石、パーライトなど
を2~3割混ぜておくのもよい。
■植え付け
3月頃から花付きのポット苗が流通する。霜が降りなくなるを待って植え付ける。
■ふやし方
タネまき:タネは秋か春にまく。早いものは2か月後くらいから花が咲き始める。タネは微細なので
、ポットや鉢、育苗箱などにまく。容器に鉢底石や大粒の鹿沼土などを敷き、タネまき用土(市販の
タネまき用培養土、サボテン培養土や赤玉土小粒、鹿沼土、パーライトの配合土など)を入れる。
覆土はごく薄くするか、またはしない。1週間くらいで発芽する。本葉が出始める頃から、薄めた液
体肥料を施す。本葉が大きく開いて苗が大きく育ってきたら、2~3号ポットに植え替えて育苗し、根
が十分育ったら、花壇やコンテナに植え付ける。凍霜害にあわぬよう霜除けなど対策をしておく。
■病気・害虫
病気:灰色かび病
日当たりと水はけのよいところであれば病気はほとんど見られないが、湿度が高いと灰色かび病が
見られる。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジなど
被害を見つけ次第防除する。
■まとめ
霜や寒風に気を付ける
日当たりのよい場所で育てる
肥料や水は与え過ぎないようにする