記念日・年中行事
○虫の日
「カブトムシ自然王国」を宣言している福島県常葉町(現田村市)の常葉町振興公社(田村市常葉
振興公社)が制定。6と4で「虫」の語呂合わせ。
○ローメンの日(ローメン記念日)
長野県伊那市の伊那商工会議所、伊那ローメンズクラブが、伊那名物のローメンを全国に広めよ
うと制定。ローメンは羊の肉と蒸した固めの中華麺を独特のスープでキャベツ、キクラゲなどと共
に煮込んだもので、焼きそば風とスープ風がある。日付はローメンに蒸した麺を使うところから、6
と4で「蒸しの」の語呂合わせから。
○蒸しパンの日
札幌市の日糧製パンが制定。6と4で「蒸し」の語呂合わせ。
○蒸し豆の日
素材そのものの風味や香り、旨みや栄養価を逃がさない蒸し豆の良さを多くの人に知ってもらい、
手軽に食べてもらいたいとの思いから兵庫県神戸市灘区に本社を置く株式会社小倉屋柳本(マル
ヤナギ)が制定。蒸し豆はそのまま食べるだけでなく、サラダのトッピング、煮物やスープなど料理
の材料として幅広く活用できる。日付は6月が食育月間であり、6と4で「蒸し」と読む語呂合わせ
から。
○蒸し料理の日
好みの野菜や魚、肉などを蒸して食べる「蒸ししゃぶ」「鉄板蒸し」「レンジ蒸し」などの蒸し料理。蒸
し料理のつけダレとして人気のポン酢など製造販売する愛知県半田市に本社を置く株式会社ミツ
カンが制定。蒸し料理は油をとらずにすむ、野菜をたくさん食べられる、素材の栄養素逃さず食べ
られるなどの利点から人気を集めている。日付は6と4で「蒸し」と読む語呂合わせから。
○杖立温泉・蒸し湯の日
熊本県阿蘇郡小国町の杖立温泉。その名物「蒸し湯」の魅力をさらに多くの人に知ってもらおうと熊
本県観光課が制定。杖立温泉化1800年の歴史を持ち、古くは湯治湯として栄えた温泉地。約98
℃で自噴する温泉の蒸気を利用した「蒸し湯」は20か所以上で体験できる。日付は6と4で「蒸し」
と読む語呂合わせから。
○虫歯予防デー
日本歯科医師会が1928年~1938年に実施していた日で、現在では厚生労働省が6月4日~
6月10日を「歯の衛生週間」としている。一般社団法人日本記念日協会では虫歯予防の大切さを
訴える日として、2001年より改めて記念日に制定。6と4で「虫歯」の「虫」と読む語呂合わせ。
○歯の衛生週間(6月4日~10日)
○DENTALANDの日
東京・門前仲町の「DENTALANDたむら歯科」が制定。1999年6月の開業以来、地域で一番の
予防歯科を目指し取り組んできた同歯科が2005年のこの日に「虫歯ゼロ」を目標とした新たな予
防プログラムを発表、リニュアルオープンを記念したもの。
○土地改良制度記念日
1949年のこの日、「土地改良法」が制定された。
土地改良とは、農業生産力を高める為に、他所から性質の違う土を運んでくる「客土」や、区画整
理・施設整備等を行うことである。
○ショートフィルムの日
ショートフィルムを紹介する短編映画祭「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」が199
9年のこの日に日本で初めて開催されたのを記念してショートショート実行委委員会が制定。創設
者は別所哲也氏。初年度はジョージ・ルーカス監督の学生時代の短編作品を上映した。現在では
「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」として米国アカデミー賞公認の映画祭で、アジア
最大の国際短編映画祭へと成長している。
▲侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー(International Day of Innocent Children
Victims Aggression)
国連が主催。国際デーの一つ。
○第23回YOSAKOIソーラン祭り(北海道札幌市・西8丁目ステージ会場、大通りパレード会場
など市内約21会場、6月4日~8日)
ソーラン節と高知のよさこい節を融合した祭り。踊り手は斬新な衣装で鳴子を鳴らし、ダイナミックな
踊りを披露する。
○時の記念日特別企画(静岡県藤枝市・岡部宿大旅籠柏屋主屋・中庭、6月4日~22日、月曜
日休館※入館は16時30分まで)
6月10日は天智天皇の命により宮中に時をなったのを記念する時の記念日である。柏屋はこれに
因んで時計の展示を行う。
・香時計、線香時計6月4日~15日(実演:午前10時/午後1時)主屋にて
・漏刻(水時計)6月4日~22日中庭にて
ウツギ(空木)Japanese snow flower
【花言葉】「古風」「風情」「秘密」
【概要】
ウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)はアジサイ科ウツギ属の落葉低木で、ウノハナ(卯の花)
とも呼ばれる。日本、中国原産。北海道南部、本州、四国、九州に広く分布し、山野の路傍、崖地な
ど日あたりのよい場所に不通に生育するほか、畑の生け垣にしたり、鑑賞用に植えたりする。
茎が中空のため空木(うつぎ)と呼ばれる。「卯の花」の名は空木の花の意、または卯月(旧暦の4
月)に咲く花の意ともいう。
属名のDeutziaはツンベルグが後援者のドイツさん(Johan van der Deutz)に因んで名付け
た。種小名のcrenataは「細かな鈍鋸歯のある、円鋸歯状の」という意味である。
【特徴】
樹高は2~4mになり、樹皮は灰褐色で、新しい枝は赤褐色を帯び、星状毛が生える。
葉の形は変化が多く、卵形、楕円形、卵状披針形になり、葉柄を持って対生する。葉の長さは3~6
cmで、葉の先は尖り、葉の縁には浅い鋸歯がある。
花期は5~7月、枝先に円錐花序(下の方になるほど枝分かれの回数が多く、全体を見ると円錐状
になる)で付け、多くの白い花を咲かせる。ふつう花弁は5枚で細長いが、八重咲きなどもある。
雄蕊が10本、花柱(雌蕊)が3、4本ある。雄蕊の花糸には狭い翼がある。
花の後にできる実は緑白色をした球形のさく果で、熟すと3~4つに裂ける。
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・花
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・葉
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・実
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・種子
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【詳しい育て方】
■主な作業
剪定:晩秋~冬(12月~3月上旬)に、徒長枝、混み枝やからみ枝を剪定する。また、花が終わっ
た6月中旬に伸びすぎた枝を切り詰める。ただし、7月中旬以降は花芽ができ始める時期なので、
強剪定は行わない。
■栽培環境
日当たりの良いやや湿り気のある場所を好むが、西日が当たるような乾燥するところにも耐える。
通気性、水かけがよく、適度な湿り気のある土を好むが、やや粘土質の土壌にも耐える。
■水遣り
庭植えであれば、基本的に水遣りは不要。園芸品種は夏期に水切れを起こさないように注意し、朝
十分に水を与える。
■肥料
晩秋~冬に、株の周りに何か所か深めの穴を掘り、堆肥などの有機質と緩効性の化成肥料を混ぜ
たものを地中深く施す。また、花が終わった後のお礼肥も化成肥料を地中深く施す。
■用土
赤玉土小粒をベースに腐葉土と黒土を混合して(赤玉土小粒5:腐葉土2:黒土3)植え付ける。
■植え付け・植え替え
鉢植えは2~3年に1回の割合で植え替える。作業の適期は1~2月頃。庭植えする場合は12~
3月頃、事前に腐葉土などの有機物を植え穴の底に施してから植え付ける。
■ふやし方
挿し木:4月(前年枝)、6~7月(当年枝)に、枝を10~15cmほどに切って挿し穂とし、赤玉土な
ど清潔な用土に挿す。
■病気と害虫
病気:うどんこ病
うどんこ病は梅雨時に多く発生するが、葉がついいている期間は通して見られることもある。日頃か
ら日当たりと風通しをよくする。
害虫:アブラムシ
春~秋に、新mr付近にアブラムシなどの吸汁性の害虫が発生する。
■まとめ
湿り気のある土壌を好む
8月頃花芽が形成され、それが翌春開花する
日当たり~半日陰で育つ