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デザイン経営

2021年04月06日 | ブログ
新年度が本格的にスタートしました。
今年度のキーワードは、「デザイン経営」です。
この「デザイン経営」について、中国経済産業局による「もうけの花道」が参考になります。
下記は、「経営をデザインする~もうけの花道」からの引用です。

コロナ感染症が拡大する前に「自社の将来について考えていますか?」と問いかけたとすると、経営者のみなさんは、「もちろん考えている」とお答えになったでしょう。では、今、同様の問いかけをされたら、どのようにお答えになるのでしょうか。
「コロナはいつ収束するだろうか」「消費はいつ回復するのだろうか」といった会話が日常的になされています。
今も新型コロナは多くの中小企業に大きな影響を与えています。
日本の社会はコロナ前に戻ると思いますか?いえ、戻らないでしょう。
第4次産業革命が進む中、世の中は加速度的に変化が進んでいて、そこにコロナによって更なる非連続な変化がもたらされているのです。
近い未来にやってくるだろう事業環境の大きな変化への対応に中小企業の皆さんはしっかりと取り組まれているでしょうか。
しかし、このコロナが中小企業に与え続けている影響を見ていると、多くの経営者の皆さんが次のような壁にぶつかり思考を止めてしまっているのではないでしょうか。

<経営者の思考を止める壁>
「何か手を打たないといけないのだが、何から手を付けてよいのかわからない」
「今の事業がどんどん細っていくことは知っているが、どう改善すればよいかわからない」
「新規事業を立ち上げたいが、新しい事業アイデアが思いつかない」

このような壁を乗り越えるための思考プロセスが「経営をデザインする」という考え方です。
「経営をデザインする」とは、今の事業を前提にしてそれをいかに改善するかという発想をするのではなく、5年後、10年後のありたい姿、社会に価値を提供している姿をえがき、そこに向かって進んでいくというバックキャストの発想です。