茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

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「知恵の経営」コラム(NO.14)

2018年02月17日 | ブログ
今回は、将来の価値創造ストーリーを達成するため、具体的にどのような行動をとっていかないとならないのかという「アクションプラン」の作成方法について考えていきます。

今までは、知恵の見つけ方・魅せ方に注力してきましたが、せっかく見つけた宝(=知恵)を活用することこそ、最も大事なことです!

まず、財務諸表の変動と知恵の変化を連動させることを考えましょう。
今まで、非財務情報(=無形の強み)を扱ってきましたが、財務諸表と知恵は車の両輪ですから、最後は、この二つの整合性が取れるようにすることが大事です。

これにより、知恵を強化することで、具体的な数字にどのように結びついていくのかが明確になります。
この時のポイントは、知恵の内、どれが成果(=売上・利益)に結びつく、重要な要因なのかという点を見極めることです。その重要成功要因である知恵にマネジメントできる定量化指標を設け、財務諸表の変化と結び付けていきましょう。

 その次に、知恵をどのように強化・獲得するのか、その具体的な行動に落とし込みましょう。
 この時、3か年計画、それを踏まえた、単年度計画という形で落とし込んでいくと良いです。
項目としては、「強化・獲得する知恵」、「活動内容」、「評価指標」、「目標期限」、「責任者」ということが考えられます。
 そして、このアクションプランの進捗を、毎月、しっかりとチェックし、実情に即して、アクションプランを修正していくことが大事です。