ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

剥げてきたメッキ

2016-11-11 16:02:39 | 日記・エッセイ・コラム
トランプ候補が勝った。
可能性はあると思っていたが、本当に勝ってしまった。
他国のことながら、今回は凄く関心があった。
終始トランプを応援していたのだ。
それはヒラリーが嫌いということもあるが、
何よりリベラルが嫌いなのだ。
トランプは過激な発言をするが、
正直と言えば正直である。
そこが良い。
・・・・・
世界は明らかに変わってきている。
「きれいごと」を言う者を信用しなくなっている。
欧州でもそうである。
イギリスのEU離脱もそれであり、
EU内での反移民もそれである。
「きれいごと」で世の中がきれいになるなら、
これほど素晴らしいことはない。
でも実際は逆で、どんどん悪くなっている。
世界はそれに気づき始めた。
もう、この流れは止められないだろう。
・・・・・
リベラルが嘘なのは何度も言っている。
言葉は現実から離れれば嘘になる。
そういうものなのだ。
それが分かっていながら、現実離れした言辞を弄する。
リベラルのそういう性癖にはウンザリである。
トランプは正直だと言ったが、
正直とは現実を直視するということだ。
現実から目を逸らさないのだ。
現実を見て、その現実に添った言葉を発っする。
それが大事なのである。
さあ始めよう。
皆で、正直を。
・・・・・
「きれいごと」を言って、富を掠め取っている者がいる。
俗にいうところの1%の人達である。
その中の更に1%が結局はほとんどの富を掠め取っている。
99%は生きるのがやっとである。
ちょっと言い過ぎだが、それが今日の世界である。
嘘の一つ、金融が富の源泉である。
世間のすべての人が金融に走れば皆金持ちになるのか。
それでは食料は誰が作るのか。
それでは衣料は誰が作るのか。
嘘の一つ、会社は株主のものである。
それでは役職員は何なのか。
役職員は株主のものなのか。
それでは奴隷と変わらない。
他にもあろうが、こんな嘘が堂々とまかり通っている。
既に気付いてる人もいるだろう。
それがいよいよ煮詰まってきた。
・・・・・
平和主義というのも嘘である。
平和は言葉の中にあっても意味がない。
現実に無ければ意味がない。
平和主義というが、
私は戦争主義という人を知らない。
未だ見たことがない。
それはつまり皆平和主義ということだ。
それで何故戦争が起こる。
平和主義というは平和とは関係ない。
平和主義という言葉があるだけだ。
実に嘘くさいのである。
平和主義者ほど本当の平和を考えない。
ただ平和という言葉が好きなだけだ。
まことに偽善者である。
・・・・・
平和主義だけではない。
人権という言葉も同じだ。
理由はどうあれ「あなたは人権違反者だ」と言われれば、
言われた者の人権は完全に無くなる。
言った者が最大の人権違反者になってるのにである。
今行われている言葉狩りはその一つである。
恐ろしいことだ。
これは正に魔女狩りである。
リベラルの世界はそういう世界である。
魔女狩りする者たちの世界である。
桑原、
桑原。




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