我想一個人映画美的blog

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ババドック~暗闇の魔物~<未>/THE BABADOOK

2016-09-30 23:59:55 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

 

 

「エクソシスト」の鬼才ウィリアム・フリードキン監督に

自身のツイッターで「この作品よりも怖い映画は見たことがない」と言わしめ

低予算ながら、サンダンス映画祭をはじめ各地の映画祭で評判を呼び、本国オーストラリアのアカデミー賞で作品賞受賞

2014年世界的に最も話題を集めたインディ・ホラー。

日本では惜しくも劇場未公開のまま、DVDスルー!

 

 

全米最大批評サイトRotten Tomatoesで98%Fresh

ホラーとコメディの未公開ものは積極的にDVDレンタルか購入で観てるけど久々に面白いホラー。

(観てから1ヶ月経つんだけど)

ちなみに、最優秀作品賞を「インターステラー」が受賞したイギリスのEmpire誌が主催する

第25回ジェイムソン・エンパイア・アワーズでは、最優秀ホラー映画を受賞。

監督は女優出身のジェニファー・ケント。自ら手がけた短編を基にした本作で記念すべき長編デビューとなる。

 

最初に煽りすぎ?

 

さて、お話。

夫に先立たれたシングルマザーのアメリアは、問題児の息子サミュエルに手を焼いていた。

キャメロンをすっぴんにして疲れて老け顔にした感じのこの女性

エシー・デイヴィス。過去、「真珠の耳飾りの少女」「シャーロットのおくりもの」などに出演。

 

サミュエルは学校にお気に入りの武器を持ち込み、退学になってしまう。

寝る前にベッドの中で絵本を読み聞かせるのが日課。

この子、新人ちゃんだけど自然な演技がすごいうまい。今後も期待したい子役の一人

 

 

ある日、家のタンスの上に、見たこともない奇妙な絵本を見つける。

それは、めちゃ不気味な飛び出す絵本。

 

<彼の名はババドック。おかしな物音とノック3回。バ・バ・バ、ドック!ドック!ドック!彼の来た合図>

 

読み始めると、、、、、

 

 こっわ!!

 

 

それ以来、サミュエルは「ババドックがいる!」と怯えるようになったので

アメリアは、見れば見るほど気味の悪いその絵本を破り捨てる

が、いつの間にか家の前に修繕されて戻って来た!!

何者かが置いたのか?

 

謎の絵本にかけられた呪い?幼い息子の心の闇?

はたまた育児ノイローゼ気味の母親が抱いた妄想か。

 

8/10(80点)

 

 

評価されただけあり、なかなかの拾い物ホラー。わたしはそこまでの評判とは知らずに観たから

余計に拾い物だこれ、的な感じになったのかも。

期待しすぎるとちょっと好みに分かれそうな作品ではあるけどホラー演出がよくできていることは確か。

 

母と子の愛情の裏で。愛してるのに思うようにならない感情が生みだす何か。

シングルマザーで育児ストレスを抱えている母親の描写や実の妹にすら、この息子を含め

煙たがられている、周りに溶け込もうとしてもうまくいかない。

 

見せようとするよりも、見えない恐怖、掻立てる恐怖はやはり最強。

でも、そこまで怖いという作品ではないけれど、恐怖の煽り、演出が秀逸だし

美しい映像と言葉にするとチープだけど、全般の絵面も薄暗い中、映るものはシンプルだけど

グロさのない、クオリティの高いホラーに仕上がってる。

息子が見ているアニメもなんだかシュールで不気味

 

どうしようもなく手に負えない息子サミュエルの憎たらしさは前半、ピークに達し、

母親アメリアに同情したくもなるけど

だんだんとそれが母親にも原因があったのでは?というように味方も変わる。

息子は息子なりに、母親を愛していて「自分がママを守るんだ」という気力で頑張る姿も健気で。

 

途中までは特に良かったんだけど、終盤でやや失速してしまった。

ついにやはり絵本通り、アメリアに憑依してしまったババドックがサミュエルを襲う。

 

現実だったのか幻想だったのかいや、あれは実際に存在したのか?

 

ラスト近くがあまり好みではなかったんだけど、最近のホラーの中では十分楽しめたので

 

ギレルモデルトロ製作の「MAMA」が好きな人は好きかと。

あと、ジャンルとしては今年イチオシのホラー「グッドナイト・マミー(⬅︎こちらはオーストリア映画)

に近いかな。

ハロウィンも近いし、秋の夜長に是非。

部屋を真っ暗にしてどうぞ

 

 

 夫を悲惨な事故で失ったシングルマザーのアメリアは、一人息子のサミュエルと共に暮らしていた。サミュエルは学校でしばしば暴力的な行動を起こす問題児。
言うことを聞かない息子に手を焼き、アメリアは疲れ果てていた。一方、サミュエルは、母親の読み聞かせで眠りにつくのが習慣で、その日はアメリアの知らない一冊の本を取り出し、彼女に読んで欲しいとせがむが…。

 

 

DVD『ババドック 暗闇の魔物』予告編

 

THE BABADOOK    2014年  オーストラリア   94min


 


ハドソン川の奇跡/SULLY

2016-09-28 00:14:41 | 劇場&試写★6以上

 

 

2009年1月にニューヨークで起こったハドソン川に不時着してしまった飛行機の機長が瞬時の判断で、

155人の命を救った。

クリント・イーストウッド監督最新作。

脚本は、トッド・コマーニキ。
原案  サリー機長の手記『機長、究極の決断 「ハドソン川」の奇跡』

 

原題は「サリー」。機長の名にしてるけど、

ニューヨーク州知事のデビッド・パターソンは、

この件を「ハドソン川の奇跡」(Miracle on the Hudson) と呼んで褒め称えた。

劇中内でもニュースの中で「ハドソン川の奇跡」と言っている。そこからのその邦題。

邦題もありがちだなぁと思ったけど原題の、名前だけよりもいいかな。

と思ったけど

やはりそこはイーストウッド、人間を常々描きたいと思っているからこそ

川の奇跡ではなくて、彼という人間その人、を描いたという意図してのことでしょう。

 

 

 「英雄」機長、サリーにはトム・ハンクス。

 

副機長ジェフに、アーロン・ エッカート。

 

機長との信頼関係、しっかり一緒にいた立場でサポートし続ける、凛凛しい姿が印象的で素敵。

 

サリーの妻には、ローラ・リニー。出番は電話のシーンのみ。

 

ハドソン川に不時着水したのは、USエアウェイズUS1549便。乗客150人、パイロット2人、客室乗務員3人の155人。

NYのラガーディア空港からノースカロライナ州シャーロットを経由でシアトルのタコマ国際空港へ向かう予定だった。

PM3時24分に離陸。その直後にカナダガンの群れがエンジンにぶつかるバードストライクが発生したための事故。

エンジンは2基とも再始動出来ず、機長は、ラガーディアへ戻る指示もしくは近くの空港への緊急着陸を断念し、

ハドソン川への不時着水を決断。

午後3時30分にハドソン川へ機体を降ろすことに成功。結局、全員の命は助かり、機長は英雄となった。

のもつかの間、Uターンすれば乗客を危険な目に合わせることなく無事着陸できたのではないかという

結果がシュミレーションによって出てきたため、国家運輸安全委員会が黙っていない。

機長に責任を問い始める。

そんなこと言ったって、こんな状況で全員助かっただけでいいじゃん、

すごいことだよ、と思うし

実際、世間の人も乗客たちも、その奇跡に感動し感謝をしているのだけど。

 

 

その状況を目の当たりにしてないやつは言うのは簡単。

 

 

 

7/10(78点)

 

 

 

実話の映画化として、無駄な部分なし、過剰な脚色で感動作に仕上げた感じもなしのシンプルながらも

事実に基づいて、忠実にきちんと描いた作品。

イーストウッド監督もそこを目指したらしい。

 

機長だけが英雄として讃えられるも、ご本人は「副機長、乗組員、乗客、着水後、手を貸してくれた船の人たちや

その他すべての人たちが素晴らしかった。」と言っていたけれど(本当の言葉らしい)

運命もあるし、すべて、タイミング。

この経験豊富で咄嗟の判断、冷静に決断できたこの機長でなければ、

冷静に隣でサポートしたこの副機長でなければ、

次の日はより寒く、川の水が凍ってただとかすべていろいろな要素があって、助かった。

どんなに恐ろしいだろうね。

離陸と着陸時は本当にいつもドキドキする。

 

逆に言うと、いろいろな要素が重なって起きた事故かもしれないけど

結果、全員が怪我もなく、命が助かったのは本当に奇跡と言っていい。

公聴会のシーンでシュミレーション結果に納得いかず、

人的要因を考慮し、38秒という時間を再度プラスすることでやり直し、

その結果、、、、。という検証シーンが興味深い。

機長の決断によって多くの乗客の命は助かった、乗客の家族をメインにドラマ仕立てにしたり

大袈裟な演出があるわけでもなく静かにシンプルに描いたところが好感。

実話は難しいからね。

 

 

2009年1月15日、厳冬のニューヨーク。160万人が住むマンハッタン上空850メートルで突如制御不能となった飛行機を、ハドソン川に不時着させ、 “乗員乗客155名全員生存”という驚愕の生還劇を成し遂げたサレンバーガー機長。だが奇跡の裏側では、機長の判断をめぐり国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われていた.......。




 公式サイト

SULLY            2016年       アメリカ      96min

9月24日より、公開中〜



 実際の、チェスレイ・サレンバーガー機長は2010年に引退。

エンドロールに登場。奥さんとご本人の言葉で締めくくられる。



プレミアにて。



9月14日、トム・ハンクス&アーロン・エッカート来日。

 なぜか海老蔵。



事故の際に乗っていたお二人の日本人も壇上。





高慢と偏見とゾンビ/PRIDE+PREJUDICE+ZOMBIES

2016-09-26 23:54:08 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

ジェーン・オースティンによる恋愛小説の古典「高慢と偏見」に

ゾンビの要素を取り入れる大胆なアレンジでベストセラーとなったセス・グラハム=スミスの同名小説を映画化

監督とキャストは、当初から二転三転しやっと完成し、やっと日本公開。

6、7年前に映画化決まった時から楽しみに待ってた作品。

 

「17歳の処方箋」10日間で男を上手にフル方法セブンティーン・アゲインのバー・スティアーズが監督&脚本。

(この方、タラの「パルプフィクション」にも出てたらしいけどクレジット無しで分からず。)

 

 ちなみに 過去映画化された、ジョー・ライト監督❌キーラ・ナイトレイ主演作プライドと偏見

 

 

主演のエリザベスには「シンデレラ」のリリー・ジェームズ。

 

「シンデレラ」で良かったけど、今回は今ひとつ魅力が足りないなー。

 

共演には、英国イケメン二人。

 

Mr.ダーシーに「マレフィセント」のサム・ライリー。

かわいいけどちょっと首がない感じ。 声が太くておっさん声なのでギャップ萌えか?

 

 

エリザベスの姉(ベラ・ヒースコート)に恋する、ダーシーの親友、ビングリーには

ノア 約束の舟」でエマ・ワトソンと恋に落ちるイケメン長男が印象的だったダグラス・ブース。

ワイルド系から貴族まで幅広く似合うね。

 

 

ライアン・ゴズリング初監督作「ロスト・リバー」に出演し、そのインパクトで覚えていた

マット・スミスはコリンズ牧師。(お笑い担当)

ボクイケメン?

 

 

これは「キルビル」のエル・ドライバーやったダリル・ハンナにやってほしかったな。

それか デミ・ムーア。

 

 

舞台はすでにゾンビが蔓延してきている世の中設定。

ゾンビと戦う日々を送るヒロインとその姉妹たち。

大富豪の騎士と出会い、高慢な彼と嫌々ながらも心を通い合わせ、惹かれあっていく。


日本や中国などでゾンビと戦う術(カンフー)を身につけた5人姉妹が強くてそのギャップが面白い。

 

 

6/10(67点)

 

ゾンビ濃度はかなり薄い し、ホラーではない。グロさもない。

ゾンビ10%+恋愛50%+ラブコメ30%+アクション10%

 

まぁまぁかな。期待しちゃってたし。やや物足りない。

ゾンビ好きがゾンビ目的?で見るにはやっぱりちょっと違う。

ゾンビを倒す話じゃなく、ゾンビの存在はオマケみたいなもので、

ベースは「高慢と偏見」だから、バリバリ王道の貴族の恋愛にコメディ要素プラスしてアクション少し入れた感じ。

初めは嫌ってたのに、段々惹かれていっちゃうお決まりパターンは月9も洋画も同じだね 笑。

母親が、自分の娘たちに金持ち貴族との玉の輿をさせようとしていて

そんな中、イギリス国中がゾンビだらけになる前になんとか手を打とうと奮闘する。

この程度じゃグロいとは言わないでしょう。

 

 

ゾンビ映画普段全く観ないような人や、普通にラブストーリー好きな人、

結局、お金持ちと結ばれるという想像通りのありがちな夢見る乙女的な展開だし、

英国イケメンでてるしで、特に女子ウケ良さそう

ナタリー・ポートマンは今回主演ではなくプロデューサにまわってしまったけど、

ナタリーがやっててキャストがまた違ったら、もっと良かったかも。

ゾンビ好きとしては、ゾンビと戦うところでの面白さはなく、

脚本も特に面白くもない。原作は未読だけど ベストセラーなら面白いんだろうな。

ゾンビに抵抗あった方も、この程度ならきっと大丈夫。(のはず)

 

 

感染するとゾンビとなる謎のウィルスが蔓延する18世紀のイギリス。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な男性との結婚を夢見ながら得意のカン フーでゾンビと戦う毎日を送っていた。ある日、屋敷の隣に資産家のビングリーが引っ越してきて、ビングリーの友人で大富豪の騎士ダーシーも出入りするよう になる。舞踏会でダーシーと知り合い、色めきだつ姉妹だったが、次女のエリザベスだけは、ダーシーの高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。そんな中、人類とゾンビによる最終戦争が勃発。ともに戦うことになったエリザベスとダーシーは、互いに自らの中で抱いていた偏見に気づきはじめる。

 

 

 

公式サイト

 

PRIDE AND PREJUDICE AND ZOMBIES           2016年    イギリス=アメリカ    108min

9月30日より、ロードショー

 

 

 

 コミコンにて。

 

やっぱりダグラス・ブースがイケメン。(右から二番目)

マット・スミス(左から二番目)もいいキャラしてて嫌いじゃない⭐️

 

 

 

 


ナイスガイズ!/THE NICE GUYS

2016-09-22 10:05:28 | 劇場&試写★6以上

 

したまちコメディ映画祭にて。

あちらで上映あったのでめちゃ楽しみにしてたライアンの新作

日本公開は2月18日とだいぶ先。チケットは真っ先に先行で友達に押さえてもらい、無事鑑賞できてよかった

 

暴れん坊、ラッセル・クロウとおちゃめでおバカな探偵、ライアン・ゴズリングの

凸凹コンビが送る、バディもの

メガホンをとったのは「リーサル・ウェポン」シリーズの生みの親、ジョエル・シルヴァー&シェーン・ブラック監督。

 

 

近年、かなり肥えて貫禄十分のラッセル扮する腕っ節の強い示談屋ヒーリー。

 

ライアン扮するシングルファザーの私立探偵マーチ。

二人はある事件を捜査するうちに国家を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていく。

マーチの娘ホリーも加わり、3人は凄腕の殺し屋に標的とされながら事件解決に奔走する。

 

ライアン・ゴズリングとの父子コンビで今回、華を添えたのは

サラ・スヌークが出てるDVDスルー作品にローズ役で出演した、アンガーリー・ライスちゃん。

ロバダウさんが参加の、新・スパイダーマン「スパイダーマン ホームカミング」に出演決定で注目の子

 

 

マジック・マイク」のケン役や、「アメリカンホラーストーリー ホテル」にも出演のマット・ボマーは殺し屋。

 

 

ラッセルとは「L.Aコンフィデンシャル」以来の再共演かな、キム・ベイシンガー。

 

 

8/10(80)

 

 

ちょいちょい笑いを細かく入れてくるの最高

すごいツボでめっちゃ笑える〜てタイプとは違うんだけど、

(わたしはウィル・フェレルの「俺たち」〜シリーズのアダム・マッケイ監督系の方が笑える)

でもそれでも、おとぼけでおバカすぎるライアンと、ゴリ押し系のラッセルという異色コンビの相性は

いやいやコンビになって活躍するという、バディものにお決まりな展開とはいえ、

意外性コンビが生んだ笑いが楽しい

そして「リーサルウェポン」で培ってきたバックグラウンドのある監督の演出力も確かで

安心して何も考えずに見て楽しめることは間違いなし。

 

 

 

ストーリーも結構適当ながら?繋がりをちゃんと持たせていて、

無駄にキャストだけ豪華で陳腐な駄作な脚本とはわけが違う?!

っていうほど唸るようによくできた展開とか惹きつけられるっていうものではないけど、

とにかく細かく笑いを入れてくるねーって感じ。

会場は何度もバカうけの笑い。

わたしはちょいちょい笑ったくらいかな。心底面白い!!って言えるほどではない。(しつこい)

 

わたしはライアン好きなのでもちろん、大満足

ラッセルおじさんも、たれ目が優しさをどこか醸しだ出してて肥えたから

ますますなんかコメディが笑えるのかも。  (←ひどい)

 

劇場での公開は来年の2月中旬と、まだまだ先だけど必ずまた観るつもり

 

 

せっかくの楽しい映画の記事に書くのは嫌なのでさらっと。

※今回、したまちコメディ映画祭の映画秘宝プレゼンツで、町◯となんちゃら博士のトークショーが

初めにあったイベントだったんだけど、twitterでも炎上してたけど相当、ひどいトークショーでした。

ネタバレ、や映画に関係のない嫌いな人の悪口トーク、これから見るのにネタバレ会話、小学生並みの下ネタ会話、

等々。

トークショーを見にきてるんじゃなく、映画を見に来たんだということを理解していないからこうなるんでしょうね、

ご本人たちはかなり認めてないけど、お客さんたちがそう感じてるんだから自覚して自重していただきたいものです。

映画秘宝のコーナーだけ、アンケートを設けていないようだからここに書いておきます。

(言いたいことはまだあるがあとちょっとだけもう1本のレビューの時に)

 

 

 シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチは、腕っ節の強い示談屋ヒーリーとコンビを組み、失踪した少女の捜索をすることに。そこへマーチの13歳の娘 ホリーも加わることになり、3人で捜索を続ける。しかし、簡単に終わるはずだったその仕事は、やがて1本の映画にまつわる連続不審死事件、さらには国家を 揺るがす巨大な陰謀へとつながっていく。3人は襲い来る殺し屋に命を狙われながら、事件解決にひた走るが……。

 

 

 

公式サイト

  The Nice Guys       2016年     アメリカ       116min

 

 

 

このTシャツ欲しいかも〜

 

 

 

ニューヨークプレミアにて。

ラッセルおぢさん、おちゃめ♡

この顔見たら、嫌いになれないね♡

 

 

 

 ライアンの次回作はミュージカル「ラ・ラ・ランド」。

先日、9月8日〜18日まで行われたトロント映画祭で、観客賞(最高賞)を見事、受賞

エマ・ストーン共演で、監督は「セッション」のデイミアン・チャゼル

日本での公開は来年の2月。楽しみすぎる

 


怒り

2016-09-18 23:41:06 | 劇場&試写★6以上

 

 

 「悪人」(10)の原作・吉田修一✖︎李相日(り・さんいる)監督再びタッグ。

 

「悪人」はそんなに好きじゃなかったけど、気になってたので初日に鑑賞。

随分とまた豪華キャスト揃えたなーと思ってたら

配役には「映画 『オーシャンズ11』のようなオールスターキャストを配してほしい。」と原作者・吉田修一からの要望に応えたとのこと。

「悪人」に続き出演の、妻夫木聡はじめ

森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、渡辺謙と本当に豪華。

他、原日出子、高畑充希、池脇千鶴、ピエール瀧、佐久本宝、三浦貴大ほか。

豪華キャストだから良いってもんじゃなく、さて内容はどうでしょう。

 

ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。窓は閉め切られ、蒸し風呂状態の現場には、『怒』の血文字が残されていた。

犯人は顔を整形し、全国に逃亡を続ける。その行方はいまだ知れず。
事件から一年後。千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れた。

 

 

   


千葉。

3か月前に突然家出をした愛子が東京で見つかった。彼女は歌舞伎町の風俗店で働いていた。愛子を連れて帰った父・洋平は、千葉の漁港で働く。8年前に妻を亡くしてから、男手一つで娘を育ててきた。愛子は、2か月前から漁港で働きはじめた田代に出会った。




東京。

大手通信会社に勤める優馬は、日中は仕事に忙殺され、夜はクラブで出会う男と一夜限りの関係を続けていた。彼には末期がんを患う余命わずかな母がいた。ある日、優馬は新宿で直人に出会った。



沖縄。

また男と問題を起こした母と、夜逃げ同然でこの離島に移り住んできた高校生の泉。ある日、無人島でバックパッカーの田中に遭遇した。

 

 

殺人犯を追う警察は、新たな手配写真を公開した。その顔は、出会った男に似ていた。

よく見たら結構系統は同じ?

(いや同じではないけど、整形前や整形後の写真を見ると、ちらっと映る映像では明らかにこの右二人の顔だったよ)

 

指名手配中の殺人犯である男は誰なのか、それを突き止める話ではない。

愛した人が殺人犯だった時、赦せるか。そういう話でもない。

 

怒りはどこへ向かうのか。

愛する人を心から信頼するということは。

 

8/10(83点)

 

 

ネタバレあり

 

展開を先読みしながら見て、同時進行のはずなのに、

この3人が同一人物で、整形しながら少しづつの時間差での出来事を並べてるのでは?とか

もしかして多重人格系?とか逆に深読みしてた 笑

 犯人は確かに一人。

でも、犯人探しの映画ではない。

 

3つの土地で、それぞれの多様な愛の形を描く。

どんな出会いでも最初はどんな人なのか、わからない。

素性がだんだんと見えてきたとしても、嘘かもしれないしすぐに信用できるのかわからない。

付き合いが深く長くなっていく中で、それが愛に変わっていっても、

相手をどれだけ信用していくことができるのか信頼しあえるか。

それは付き合った年数の問題でもないし、お互い心をどれだけ開いて見せ合うか。にもよる。

長く付き合っていたって、全てを見せあうのが理想的な関係だとは言えないけど、

「信頼している」と思うのであれば、嘘やごまかしは良くないし、後々の関係の中で大なり小なり亀裂の原因にもなりかねない。

 

殺人事件が起きた後、それぞれのパートで

千葉、東京、沖縄での愛や信頼関係が描かれていくけれど

たとえ小さくても「秘密」を持った関係はうまくいかないし、「信頼」や「愛」を求めるなら

丸ごと自分自身を見せないといけないと思う。

秘密を持ってしまう関係に理由があったとしても、、、。

 

3つのうち、2つは悲劇に終わる。

実際、過去に殺人を犯した男は、3人のうち誰でもおかしくないように

過去が不明瞭だったり、怪しい雰囲気から引っ張られていく

わたしの予想は普通に外れて、こんな無人島に住んでる人、すぐにホイホイ会いに行ったりしないよなー

って思いながら見てたけど、その後のいい人っぷりですっかり騙された。

見かけは普通の人、いい人。そんな人が、殺人を犯したりでニュースになったりもする。

一見優しい感じの森山未來くん演じた男が。

人って本当に見かけじゃわからない、簡単に信じちゃいけない。そんなことを教える作品では、もちろんない。

 

悲しいのは、愛してたのに最後まで信じきれなかった妻夫木聡と綾野剛の関係。

優馬と直人、優馬の母親との別れ含め、悔やんでも悔やみきれない後悔。

とても悲しい結末になっていた。

女の子と一緒にいる時に偶然見かけて受けた誤解、

不信感からあっという間に信頼が崩れていき思いが揺らいでくる。

しかも指名手配犯に似てるとなれば誰だって怖くなる。

そこで本当に愛しているなら、もっと突き詰めるべきだったのかもしれないし

逆にそれをできなかった。信じてやれなかったことへの後悔。

それを描いてるんだから仕方がないけど。。。   

 

沖縄でのパートは森山未來くん演じる、田中の本性が徐々に見えてくる時の怖さは格別だった。

人間の持つ本性が見えるその時。

簡単に信用して慕っていた気持ちが音を立てて崩れ去る。

壁に描かれた二つの「怒」の文字。

事件そのものより、

彼のような人間を生んでしまった背景がすごく気になってしまうわたし。

やっぱり家庭環境もあるだろうし、全てが許せいという、満たされない思いかそれとも。

優しくされてもそれを憐れみだと感じ、怒りに変わる。

 

しかし沖縄って本当に海が綺麗だな。

 

 

キャストは皆さんよかったけど、

渡辺謙さんはいつも演技が力みすぎてなんとなく自然な感じがしないのよね、、、

そんなに泣かなくてもって思っちゃった  

ここ感動するとこだね、 ごめん

 

特に森山未來くんと妻夫木聡くん、控えめ演技が静かに寂しかった綾野剛さん。よかったな。

 BLシーンばかり注目されてる気がするがそこももちろんよかった 笑

 

 

ある一件によって

無邪気な笑顔が消えてしまった、、、、、。

 

 

 劇場で是非ておくべき作品。

 

  公式サイト 

怒り       2016年  日本  141min 

9月17日より、公開中〜

 

 

 

 

 

 

 

 


仙石原温泉リゾートホテル⭐️リ・カーヴ箱根

2016-09-15 23:19:02 | 温泉♨️

 

 

 

今年も温泉へ3ヶ月に1回は泊まりで行ってますが今年2回目の箱根の温泉。

箱根はいつも駅からちょっと上がったところにある天成園がお決まりなのだけど

評判の良さと濁り温泉が気になって、ずっと気になっていた場所へ。

もうこれ確か7月末の話だけど。

 

今回は、ママと二人旅。

たまに懐石みたいなディナーじゃなくブッフェのところという希望だったのでなおかつ温泉の泉質がいいところ。

 

仙石原温泉 リゾートホテル リ・カーヴ箱根

 

お部屋は北館のデラックス洋室。

大浴場が近いところをいつも選ぶんだけど、北館にあるので思った通りすごく便利でした

通路渡っていかなくていいので行きやすい。

写真で見るよりかなり大きめのお部屋はベットにもなる大きなソファがあって広くて寛げる

 

 

温泉は、内風呂に掛け流しのにごり湯。ここだけ古くて狭いけどいいお湯なので気にならない。

 

夏休みで子供もいたので内湯は入らず。

 

露天風呂は広々として気持ちいい

泉質  塩化物温泉 / カルシウム硫酸塩泉 / 酸性

檜造りの湯船に箱根大涌谷から引湯した、にごり湯が。

 

温泉もよかったんだけど、ここはブッフェも有名でアスパラの肉巻きが特にウリ。

別にそんなに期待してなかったんだけど

すごいボリュームでめちゃくちゃ美味しい

写真では3つだけど、調子に乗ってさらにもう1本いただいちゃった。すごい大きさ

抹茶塩でいただくのをオススメされたけど、どうにも抵抗あったので 笑

塩でシンプルに。 塩が一番合う これから行く方は塩がオススメ

 

あと、その場で焼いてくれる大好きなステーキはもちろん1枚じゃ済まず。

お寿司に、ズワイ蟹まで。ぜーんぶ食べ放題。最高

はみ出たものは写りきれてない 笑

料理長が厳選した旬の素材を存分に生かした料理が60種類

小鉢で少しづつ入ってるから、気に入れば2つとか取ればいいし(欲張り)

少しづついろんなのを食べられるのがいい

シンプルなラーメンも美味だったよ♪

 

オードブルからメイン、デザートまで充実、コース料理さながらに楽しむことができる。

実演カウンターでは、職人がその場で数種類の寿司、串揚げ、ステーキを調理してくれる。

甘いものはあまり食べないんだけど、チョコプリンがめっちゃ美味しくて、ミニサイズで食べやすいから2つも食べちゃった

食べるのに夢中で写真は撮り忘れ

私は食べなかったけどママが食べて気に入ってた洋梨のシャーベットも美味しかったらしい。

 

温泉も、食事もよくてこりゃ評判いいはずだ。

脱衣場も広いし。 トータルサービスもなかなか。

そして、これだけ食べて温泉も満喫してお安い

また来るぞと誓ったのでした

 

 

リ・カーヴ箱根

所在地  〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原934
 0460-84-5005

アクセス  

 

 

翌日。

ガラスの森美術館や、星の王子さまミュージアムとか徒歩圏内で近くにあったんだけど

それらにはあまり興味がないので

そのままバスでちょっと奥まで。御殿場アウトレットへ〜

 

大好きなバッグをまた買ってしまった

もう店頭には売っていない、YSLのシックカバスのグレイ。  ストラップ付きだから斜めがけもOK.

このデザインのはすごい人気だったんだけど今やもう手に入らないから諦めてたら運命の出会い

グレーは完売で、追加で朝入ってきたと言われて、またまた〜って思ったけど、

あとで帰りに寄って買ったら別な店員さんもそう言ってたから本当かな 笑。

ブランドのアウトレットはB級品てわけじゃなくシーズン終わったものとかいいのが沢山あって

しかも30%引きくらいで買えるので実は狙い目ね

あと、ミュウミュウのパンプスは履いたら可愛くって、誕生日に買ってもらった(まだだけど)

デニムに合わせたい。(が、最近スニーカーとかサンダルの出番が多くてなかなかパンプス登場できない

パテントの赤いのをセールで買ったのにそれもまだ履いてないし

 

てな訳で、温泉にショッピングを満喫した連休でしたっ

まだ書けていない日帰り温泉も2つ3つあるのでまたそれは後日に、、、、、

 

 

 


グランド・イリュージョン 見破られたトリック/NOW YOU SEE ME2

2016-09-12 12:25:48 | 劇場&試写★6以上

 

 

イリュージョンを駆使して悪がせしめた大金を奪う犯罪集団フォー・ホースメンの活躍を描いた

前作 グランドイリュージョン」の続編。

 

 

ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウッディ・ハレルソンら続投のほか、

敵役としてダニエル・ラドクリフが新参加。

ってことで、前作は普通だったけど好きなキャストだらけなのでもちろん観てきました〜

身内にマジシャン(弟)がいるのでマジック関係の映画は観ちゃう。

監督は「G.I.ジョー バック2リベンジ」のジョン・M・チュウ。

 

まず、邦題がおかしい。

見破られたトリックなんてつけずに2でいいでしょう!

 

 

いい人マーク・ラファロさんと前作、怪しい関係で終わったメラニー・ロランは綺麗に消えてるのと、

フォーホースメンの唯一女性メンバーだったアイラ・フィッシャーに代わり

今回、紅一点なのがリジー・キャプラン。(コメディによく出てる)

あまりパッとしなくていらないと前回思ってたのでこの人のほうが良かったー

降ろされちゃって可哀想とちょっと思ったけどアイラは妊娠での降板。

 

ジェシーくんは前の長髪でイメチェン、かっこ良かったのが今度は短髪に。

そこ残念なとこ(笑)

 

大好きオッサン、ウッディ・ハレルソンは今回双子役で一人で二度美味しい

マコみたいな頭で顔もそっくりに見えてくる(嘘)

こちらもマジシャンだが、協力してくれんのかと思ったら敵。昔を根に持つ嫌なヤツ。

キャラ的には面白い。

 

 

イケメン担当のデイヴ・フランコ。まだまだジェームズの弟という認識は日本では薄い。

イケメンなのに気取りがないから何かいつも可愛くて憎めないキャラなんだよね。

新入りメンバー、リジー演じるルーラともすぐにいい仲に

 

ディラン・ローズ演じるマークさんは今回話のメインにもなっていて、幼少期のトラウマを克服というか

復讐に決着をつけるというか、とにかくメインになっている。

表の顔はFBI捜査官。裏の顔は、伝説のマジシャンチーム「アイ」のチームリーダー。

 

セス・ローゲンと共演の「グリーンホーネット」でカトーを演じたジェイ・チョウも初参加。

香港マカオのマジックショップの謎の店員。

オバちゃんは何者なのか。

 

今回はダニエル・ラドクリフの登場も話題。敵なのか、味方なのか。

 

そしてこの大物二人が続投。マイケル・ケイン&モーガン・フリーマン。

 
 

 

前回のミッションから1年後。それぞれに姿をくらましていた“フォー・ホースメン”のメンバーたちが再集結した。目的は巨大IT企業オクタ社のプレゼンを乗っ取り、個人情報を巡る同社の不正を暴露すること。ところが、成功目前に天才エンジニアのウォルターによって阻止されてしまい、ホースメンは逃亡を余儀なくされる。しかもウォルターの罠にはまり、身柄まで拘束されてしまう。そして世界のあらゆるシステムにアクセスが可能になるというチップをオクタ社から盗み出すよう脅迫されるホースメンだったが…。

 

 

7/10(70点)

 

 

個人的には前作より面白かった

マーク演じるローズのことや、モーガンがなぜ捕まってるのかその存在についてなど知らないで観ると意味不明になるので。

前作鑑賞は必至。

 

大掛かりなマジックが見どころだった前作に比べ、

それぞれのキャラの小ネタパフォーマンスや、チームワーク、新キャラの登場、どんでん返し(ってほどでもないけど)

そして、マーク・ラファロ演じるローズの過去の話を通しストーリー性をもたせて見応えを出してた。

わたしにとっては好きなキャストが3人もいればそれだけで見てて楽しい。(+マークさん)

 

 

しかもハレルソンに至ってはヘンな双子キャラまでいるし。

ラドクリフはなかなか悪役も合うね。

ハリポタ以降、精力的にいろんな役をこなしてイメージ脱却頑張ってる感があるけど

もともと上手いからそれはちゃんと成功してるんじゃないかな。

ヒゲで凄味は出してるが怖くない。

 

途中、マイクロチップを隠しつつ、検査されメンバーへと渡していくシーン、面白かったけど

結構無駄に長いシーンもありそのあたりでやや中だるみ。

マークさんの父親の死の話を絡めたり、モーガンとの関係とかうまく脚本作ってると思ったけど

2時間超えはやりすぎだと思う。

15分〜20分くらいカットして1時間50分とかせめて2時間切るくらいでよかったかなー。

マジックは映画だから映像どうにでも可能だし、マジック楽しむ映画とも違うけど

豪華キャストの共演を楽しみむ続編としてみたら十分楽しめた

だいぶ意味が繋がらなくなっちゃうので絶対前作を観てからでどうぞ。

 

 

公式サイト

 

インタビューに応じるお二方。+監督。

見るからに二人ともいい子〜♡

 

N.Yプレミアにて

  マークさんファミリー♡

ハットの次男可愛い♡

 

奥様とラブラブ。

 

 

 

 

 談笑中。

 

マークさん皆を写メし、いい人ここでも発揮。

君、ほんとはこんな顔だよ

ギャ

 

 

ラドクリフの顔が毎回ウケる

 

人望も厚いマークさんです♡

 

3もあるかもネ

 


ジャングル・ブック/THE JUNGLE BOOK

2016-09-08 22:30:00 | 劇場&試写★6以上

 

 

少年以外、全てCG

キプリングの古典を原作にしたディズニーの名作アニメ「ジャングル・ブック」

「アイアンマン」のジョン・ファヴロー監督で実写映画化

 

こういうCGは大歓迎

楽しみにしてたので先月すぐに観てたのに次々とupしてるうちにタイミング逃してもうすぐ1ヶ月くらい経っちゃう

 

主演の少年モーグリにはオーディションで選ばれたニール・セティ。

CGによる動物たちのリアルな描写と壮大なジャングルの森や川などが最大の見どころで、

吹き替えには超豪華俳優たちが参加。

 

おとぼけ熊のバルーに、ビル・マーレイ。

 

蛇、スカーレット・ヨハンソン。

ハスキーなスカちゃんの声はすぐわかる。セクシーな蛇女。

 

カッコイイ黒ひょう。ベン・キングズレー。

 

 狼のアキーラにジャンカルロ・エスポジート。

モーグリにとって母親のような存在の狼。ルピタ・ニョンゴ

 

モーグリを追放しようとする恐ろしい虎にイドリス・エルバ。

 ど迫力マントヒヒ。クリストファー・ウォーケン 

 



8/10(80点)

 

 

さすがジョン・ファヴロー監督、期待に応えてくれます

彼の作品好きなのが多いんだよねー。自身もちょこちょこと俳優として出演もする。

お話は分かりやすい話なんだけど、見所はそのリアルな映像美。

今の技術ならではだし、ジャングルや川の流れまで全て壮大で美しい映像は、大きなスクリーンで観れてよかった

子供は吹き替えで観れるけど、むしろ話は大人向けなんだよね。

 

動物たちだって、実際はそこにいないのに、その技術と名優たちによって命を吹き込まれた。

 

 

実際はブルースクリーンでの撮影。立派に演じた子役のニールくんも素晴らしい

有名なこのシーンはこんな。

 

とにかく圧倒的な美、迫力の映像を劇場でお見逃しなく

 

ジャングルにひとり取り残された人間の赤ん坊、モーグリは、黒ヒョウのバギーラに拾われ、母オオカミのラクシャに託された。ラクシャから他のオオカミの子 と同じ愛情をもらいながら育ったモーグリは、ジャングルの子としてたくましく成長していく。ところが、人間に対する復讐心を募らせる恐ろしいトラ、シア・ カーンが現われ、モーグリをジャングルの敵と決めつけその命を狙う。ラクシャやバギーラら愛する者たちのことを思い、自らジャングルを去る決断をしたモーグリ。後ろ髪を引かれながらも同行を申し出たバギーラとともに人間の村を目指して旅に出るのだったが…。

 

 公式サイト

THE JUNGLE BOOK        2016年     アメリカ       106min

8月11日より、公開中〜

 

 

 

ワールドプレミアにて。

スカちゃん欠席か〜

ベン・キングズレーって小さいのね、 いやジョン・ファヴローがでかいのか

 

 

 


9月公開⭐️新作映画リスト

2016-09-04 13:36:51 | 月別観たい映画リスト

 

まだまだ暑いけど、だんだんと夜の虫が秋の声になり、風も秋風に変わってきたこの頃。

今月も30日しかないしもう4日ということであっという間に過ぎ去りそう。

 

 では早速

月初め恒例 9月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
9月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト



観た作品

 スーサイド・スクワッド      9/10〜

うーん、期待しすぎたみたい。

それぞれのキャラが弱く、良いのはハーレクインとジャレッド・レトのジョーカー

しかもジャレッドはかなり出演わずかで合計しても10分ちょっとくらい(あんだけ宣伝しておいてひどい!!)

ウィルの悪役キャラももちろん完全悪役になってはいない、意外と薄いキャラ。

(これはサミュエルの方が絶対ハマるわ)

見てるときつまんなくはなかったのでギリギリ⭐️6にしたけど

ノリノリで楽しめるとまではいかないアメコミお祭りムービー。観る方は期待しないでどうぞ。



 


観たい&気になる作品  

 高慢と偏見とゾンビ       9/30〜

イギリスを舞台にした恋愛小説の名作「高慢と偏見」とゾンビを融合させ、ベストセラーになった原作を実写化

何度も監督やキャストが頓挫して制作が危ぶまれた本作、

企画が持ち上がった4、5年前から楽しみにしてたのがようやく!

メジャーじゃない俳優でそこが惹かれないけど内容はゾンビファンとして楽しみな1本

だけどIMDbで5.8と低いのでわたしもイマイチになりそうな懸念。




 ハドソン川の奇跡    9/24〜

イーストウッド監督最新作はトム・ハンクス主演。

突然の全エンジン停止という危機に見舞われながらも、ハドソン川に不時着して乗客全員が生還した航空機事故の実話を映画化。

最近、イーストウッドがトランプ支持派と知り愕然となってがっかりだったけど

ま、映画は見逃せないよね。




 エル・クラン     9/17〜

都合で試写を逃してしまったので絶対観る。

アルゼンチンで起こった事件を映画化し、第72回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた犯罪ドラマ。

平和な街で多発する富裕層だけを狙った高額の身代金誘拐事件をきっかけに、ある裕福な一家に隠された秘密とは。

ペドロ・アルモドバルが製作、「セブン・デイズ・イン・ハバナ」などのパブロ・トラペロが監督。




 

 ある文学者の恋文     9/22〜

 「ニュー・シネマ・パラダイス」「鑑定士と顔のない依頼人」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作のミステリー。

ジェレミー・アイアンズ、オルガ・キュリレンコ共演。

オルガちゃん好き♡





 怒り      9/17〜

「横道世之介」「さよなら渓谷」などの原作者・吉田修一のミステリー小説を、「悪人」でタッグを組んだ李相日監督が映画化。

現場に「怒」という血文字が残った未解決殺人事件から1年後の千葉、東京、沖縄を舞台に三つのストーリーが紡がれる群像劇。

渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡ほか。




 


 

グランドイリュージョン 見破られたトリック  9/1〜

 

タイトルでネタバレしてるじゃん 笑

 

続編は前回のキャスト、ジェシー、マーク・ラファロ、ハレルソンなどの主要メンバーが再結集

 

ダニエル・ラドクリフが宿敵。ジェシー&ハレルソン、マーク全員好きなので見逃せないけど

前作そんなに面白くないから期待してない。笑

 

 





 コロニア     9/17〜

恋人を救い出すために危険な賭けに出るというサバイバルドラマ。

南米チリを舞台に、慈善団体とは名ばかりの難攻不落の施設から脱出を試みる。

内容はB級感ぷんぷんだけど、エマ・ワトソンとダニエル・ブリュール。という出演者で観たい。





 

   グッバイ、サマー     9/10〜

 

ミシェル・ゴンドリー監督による青春ロードムービー。

 

窮屈な日常から抜け出そうと旅に出た少年二人のひと夏の冒険を、自伝的要素を盛り込んだ作品。

 

ミシェルゴンドリー映画前作のもまだ観てないなー。

青春、ロードムービーというあまり得意じゃないジャンルなのでDVDにしようかな。





以下、たぶん観ない。




先月は忙しい中でも頑張って観た 未レビューは1本。(それも7月公開の

そろそろ書かなきゃ。

後DVDスルーのは相変わらずあまり書けてない




ライト/オフ/LIGHTS OUT

2016-09-01 23:42:43 | 劇場&試写★6以上

 

デヴィッド・F・サンドバーグ監督が2013年に動画サイトで発表し驚異的な再生数を誇った映像を、

ソウ」「死霊館」「インシディアス」シリーズのジェームズ・ワン”製作”で映画化


脚本は「遊星からの物体X ファーストコンタクト」などのエリック・ハイセラー。


主演は「明日、君がいない」「ウォーム・ボディーズ」の、テリーサ・パーマー。

相変わらずものすごい綺麗

昔から、毎回言ってるけど、クリステンを3割増美人にした感じ

久々に観たらなんだかますます綺麗になってると思ったら、マーク・ウェバーと結婚して現在二人目妊娠中。



片親違いの弟には、「アナベル 死霊館の人形」などのガブリエル・ベイトマンくん。

頑張ってます。


お母さんには、マリア・ベロ。

未公開ホラー「ダークハウス」でもちょい似たような役だったような。

あ、そういえばそれもジェームズ・ワンが制作でしたわ。(でもそっちはイマイチ



電気を消すと現れる謎の存在に迫られる姉弟の恐怖を共に体感、

この恐怖に耐えられるか

 

 


7/10(70点)



脚本自体にひねった感じもなく、展開は読めるけど みてるときはそこそこ怖いはず。

消すと そいつは見えて、明るくなると見えなくなる。(見えなくなってる間は襲ってこない)ので

常にライトを離さず明るいところにいればいいんだけど、もちろんそうもいかず

替えたばかりの電球が切れたりそこは簡単に消されちゃう。

最初の現れ方とか、一瞬明るくなって見えなくなったと思ったら

瞬時にこっち(目の前)に来てて、ワッとなる怖さも面白いし、

演出がいかにもジェームズ・ワン仕込みだなぁという感じ。

そこはワンがやってるんでしょう 笑


ドンというすごい音で脅かすシーンも多く、そういう効果音に弱い人は特にビクッとなっちゃいそうだけど

怖がりな方には是非とも体感してほしい。


明らかになっていく母親の過去の秘密。

母親はいつも独り言を言っていて、それを密かに調べていた義理の父親。

実の父親はそんな妻に嫌気がさして過去に出て行き、自分も飛び出したのだった。

その義理の父親がいきなり死んで、母親の元に訪れるところから本当の恐怖は始まる。


昔から兄弟は、母親の言う、「ダイアナ」という謎の人物に怯えていた。

その「ダイアナ」と呼ばれる何かの正体は徐々に明らかになる。

母親が生み出した妄想の幽霊なんじゃないの?と思ったら半分アタリ。

でも、妄想なら本人しか見えないとかあるけど、家族以外の人にも見えるし、実際にそれは存在した。

普通ならありえない話だけど 笑

そこをいかに面白くリアルっぽく見せるか、脚本も大事だけど演出次第だね、特にホラーは。


あとその化け物とか幽霊のビジュアルも大事。

はっきり見えるのは後半で、それまでは影のようにしか見せないのは正解。

それにより、想像させて恐怖を煽る。


というわけで、脚本自体はまぁありがちな話で見どころも特には、、、という感じだけど

映像的、視覚的にはなかなかそこそこ楽しめる、退屈しないホラーになってたのは

やっぱりジェームズ・ワンのおかげでしょうね(ハイ、ジェームズ・ワン信者です



それと、恋人は大抵やられちゃうけど、、、、、さてこの人はどうなるでしょう。

この男性、ワイルドでなかなかのイケメンくん。この頼れる存在感がとても良かったな。


涼しくなりたい方、絶賛とまではいかないけど、

さくっと楽しめるのでこの夏の終わりにわりとおすすめホラー。

デートでも、お一人でも


実家を出てひとり暮らしをしていたレベッカは、怯える弟から“電気を消すと何かが来る”と打ち明けられる。にわかには信じがたい話だったが、レベッカには心当たりがあった。彼女が家を出た理由も、その何かだったのだ。弟も苦しめられていると知り、今度は逃げずにその正体を突き止めようと決意したレベッカ。いくつもの照明を用意しいざ実家に乗り込んだ彼女は、やがて母ソフィーの恐ろしい秘密と向き合うことになるのだったが…。



 公式サイト

LIGHTS OUT              アメリカ        2016年    81min

8月27日より、公開中〜


左、監督。右、ジェームズ・ワンは制作。

次の監督作、早くー