先月「観たい映画リスト」に入れててまだ観てなかった作品。
今20代半ばで、映画監督をしてるmig弟がかなり良かったというので、観てきた。
この映画の監督は19歳の時にこの作品に取りかかったらしい!!
"重い"
実際に起きたコロラド高校銃乱射事件を元に作られた
"ガスヴァンサントの『エレファント』に似てる"という声もある。
主に登場するのは6人の高校生、冒頭で"誰か"が命を絶ってしまう、、、、。
原題の「2:37」というのは、自●をした時間。
その後、その日の朝に戻るという構成で、主軸となる高校生6人がインタビューに答えている
モノクロの映像が時折挟まれる。
各人が様々な悩みを抱える10代。それぞれの抱える悩みは深刻で今にも
誰が自●しても不思議じゃない状況の中。。。。
実際、誰が自らの命を絶ったのか?というミステリー的な作りになっていて、謎を追いながら
観る側は惹き付けられてしまう。
同じシーンで、さっき見せた人物とはまた別の人物から、違った角度から捉えた
ワンシーンを交差させる手法はほかの映画でもたまに目にするけど、
それがかなりうまく自然に繋がっている。
これが19歳が撮った作品!?
もう、ベテラン監督が撮ったと勘違いしてしまいそうなくらい
安心してみられるというか、映画の出来映えとしてはかなりハイレベル。
監督は1984年生まれの、現在22歳 ムラーリ・K・タルリ。
22に見えない
実際に親友を自●で失い、さらにその後、自分も自●を試みた経験があるらしく、
生き延びたからには全力でと独学で集中して撮ったという。
(19歳の時に2年がかりで撮った初監督作品)
淡々としていながらもリアリティがあってメッセージは力強く伝わってくる。
もともと、わたしはポジティブ人間だと自分で思っていて、自ら命を絶つだなんて
どんな理由があるにせよ自分勝手で本当に最悪のことだと考える。
相談もされずに残された人の思いとか、もっと違う方法があったんじゃないか?とか
思ってしまう。
でも実際 そこまで自分の中で追いつめられた人は人のことまで考えてられない
んだろう。。。。
一見、何も悩んでなんかいないように見える人も実は心に深い傷を抱えていたり、
ちゃんと人を思いやることのできる人間でも突然そうなってしまったり
ということは実際によくあることで、、、、。
映画の中ではほとんどが初心者ともいえるくらい演技経験が少ないか、
全くない子をスカウトした形のキャストによるもの。
それが逆にここまでのリアリティを生み出しているんだろうな。
問題のシーンでは それはもう痛く、苦しい。
10代なんてまだまだ人生これからっていう時に、自ら命を絶つなんてことは
ほんとうにバカげたこと。
心が追いつめられてしまう前に、誰でもいいからまわりに助けを求めて欲しいと思う。。。
この先、どんな未来が待ってるかもわからないのに、自分からチャンスを捨てるなんて
もったいないと思う、、、。
空を、木々を見上げながら何かを思うラスト近くの映像も素晴らしかった。
静かな余韻があり、観てる時よりも観た後の方が色々な思いが巡ってくる、、、、。
んー。
人は選ぶかも知れないけど、観る価値のある1本。
公式サイト
2:37 オーストラリア 99min
公開中~
7/10
今公開してる映画の中では『バベル』や『スパイダーマン』よりも
mig的にはこちらの方が良かったな。
観た人、それぞれが、観た後で何かを感じ取れる作品だと思うから。
内容は 自●する話だから そりゃもう、重い。ので覚悟して★
でもハイスクールが舞台で難しい話ではないのですんなり入っていけるはず。
2006年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門でに出品、
20分ものスタンディング・オベーションを受けた。
----------------------------------------------------------------------------------
ところで、、、
同じ若手監督ということでひっかけてしまうのだけど、、、、。
冒頭にもちょっと触れた、mig弟が撮ったショートムービーがネット上で先月から配信されていますー。
これは6人の正式にプロデビューしていない若手映画監督が、一つのテーマで10分間という制限の中で脚本し、撮った映画。
ある同じ1日の断片が連鎖していく物語。
小阪由佳さんと国分佐智子さんのお二人がそれぞれ3話づつ、に登場。
微妙に絡んでます。
視聴に105円かかるけど、もし良かったら興味のある方はみてみて下さい★
あ、Macからはみられないみたい
migはワンピとコートの衣装提供で参加(笑)
第5話『いちおくまんえん』
それぞれの詳細はこちら。(ここはお金かかりません)
短編jp ルーキーズ第一弾
『いちおくまんえん』
ある日、ある3人家族に「ラッキー」が舞い込んだ。
それまでの清く慎ましい生活が激変するかもしれない。
長男の虎太郎には、ひとつだけ切実な願い事があった…
出演:安田蓮 タカハシカナコ 小阪由佳 福田英史 成田正一 井手らっきょ
いつも読んで下さってありがとうございます
コメントいただいた方のところへは極力コメントのお返しであそびにいかせてもらってますが、
TBに関しては、特にかなり前の映画に関してはあまりお返しにあがるのができていない状況です。
ごめんなさい
それと相変わらず楽天blogさんのところへがTBができません、
無視しているわけではないので、ごめんなさい!
<追記>
※この『明日、君がいない』に関して、TBが届かなくなるので
NGワードは●で潰しました。
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クリックしてくれるとうれしいな
いつも読んでくれてありがとう
今20代半ばで、映画監督をしてるmig弟がかなり良かったというので、観てきた。
この映画の監督は19歳の時にこの作品に取りかかったらしい!!
"重い"
実際に起きたコロラド高校銃乱射事件を元に作られた
"ガスヴァンサントの『エレファント』に似てる"という声もある。
主に登場するのは6人の高校生、冒頭で"誰か"が命を絶ってしまう、、、、。
原題の「2:37」というのは、自●をした時間。
その後、その日の朝に戻るという構成で、主軸となる高校生6人がインタビューに答えている
モノクロの映像が時折挟まれる。
各人が様々な悩みを抱える10代。それぞれの抱える悩みは深刻で今にも
誰が自●しても不思議じゃない状況の中。。。。
実際、誰が自らの命を絶ったのか?というミステリー的な作りになっていて、謎を追いながら
観る側は惹き付けられてしまう。
同じシーンで、さっき見せた人物とはまた別の人物から、違った角度から捉えた
ワンシーンを交差させる手法はほかの映画でもたまに目にするけど、
それがかなりうまく自然に繋がっている。
これが19歳が撮った作品!?
もう、ベテラン監督が撮ったと勘違いしてしまいそうなくらい
安心してみられるというか、映画の出来映えとしてはかなりハイレベル。
監督は1984年生まれの、現在22歳 ムラーリ・K・タルリ。
22に見えない
実際に親友を自●で失い、さらにその後、自分も自●を試みた経験があるらしく、
生き延びたからには全力でと独学で集中して撮ったという。
(19歳の時に2年がかりで撮った初監督作品)
淡々としていながらもリアリティがあってメッセージは力強く伝わってくる。
もともと、わたしはポジティブ人間だと自分で思っていて、自ら命を絶つだなんて
どんな理由があるにせよ自分勝手で本当に最悪のことだと考える。
相談もされずに残された人の思いとか、もっと違う方法があったんじゃないか?とか
思ってしまう。
でも実際 そこまで自分の中で追いつめられた人は人のことまで考えてられない
んだろう。。。。
一見、何も悩んでなんかいないように見える人も実は心に深い傷を抱えていたり、
ちゃんと人を思いやることのできる人間でも突然そうなってしまったり
ということは実際によくあることで、、、、。
映画の中ではほとんどが初心者ともいえるくらい演技経験が少ないか、
全くない子をスカウトした形のキャストによるもの。
それが逆にここまでのリアリティを生み出しているんだろうな。
問題のシーンでは それはもう痛く、苦しい。
10代なんてまだまだ人生これからっていう時に、自ら命を絶つなんてことは
ほんとうにバカげたこと。
心が追いつめられてしまう前に、誰でもいいからまわりに助けを求めて欲しいと思う。。。
この先、どんな未来が待ってるかもわからないのに、自分からチャンスを捨てるなんて
もったいないと思う、、、。
空を、木々を見上げながら何かを思うラスト近くの映像も素晴らしかった。
静かな余韻があり、観てる時よりも観た後の方が色々な思いが巡ってくる、、、、。
んー。
人は選ぶかも知れないけど、観る価値のある1本。
公式サイト
2:37 オーストラリア 99min
公開中~
7/10
今公開してる映画の中では『バベル』や『スパイダーマン』よりも
mig的にはこちらの方が良かったな。
観た人、それぞれが、観た後で何かを感じ取れる作品だと思うから。
内容は 自●する話だから そりゃもう、重い。ので覚悟して★
でもハイスクールが舞台で難しい話ではないのですんなり入っていけるはず。
2006年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門でに出品、
20分ものスタンディング・オベーションを受けた。
----------------------------------------------------------------------------------
ところで、、、
同じ若手監督ということでひっかけてしまうのだけど、、、、。
冒頭にもちょっと触れた、mig弟が撮ったショートムービーがネット上で先月から配信されていますー。
これは6人の正式にプロデビューしていない若手映画監督が、一つのテーマで10分間という制限の中で脚本し、撮った映画。
ある同じ1日の断片が連鎖していく物語。
小阪由佳さんと国分佐智子さんのお二人がそれぞれ3話づつ、に登場。
微妙に絡んでます。
視聴に105円かかるけど、もし良かったら興味のある方はみてみて下さい★
あ、Macからはみられないみたい
migはワンピとコートの衣装提供で参加(笑)
第5話『いちおくまんえん』
それぞれの詳細はこちら。(ここはお金かかりません)
短編jp ルーキーズ第一弾
『いちおくまんえん』
ある日、ある3人家族に「ラッキー」が舞い込んだ。
それまでの清く慎ましい生活が激変するかもしれない。
長男の虎太郎には、ひとつだけ切実な願い事があった…
出演:安田蓮 タカハシカナコ 小阪由佳 福田英史 成田正一 井手らっきょ
いつも読んで下さってありがとうございます
コメントいただいた方のところへは極力コメントのお返しであそびにいかせてもらってますが、
TBに関しては、特にかなり前の映画に関してはあまりお返しにあがるのができていない状況です。
ごめんなさい
それと相変わらず楽天blogさんのところへがTBができません、
無視しているわけではないので、ごめんなさい!
<追記>
※この『明日、君がいない』に関して、TBが届かなくなるので
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いつも読んでくれてありがとう
わたしもこの映画は最近観た中ではイチオシ☆です!
がびーーん!と凹むけど、あとでじわじわきました。
しかし、監督の写真をこちらで初めて見ましたが、、、
22歳とは思えないカンロクですね(^-^;
禁止ワードなのになぜに?まぁ、いっか
この作品観た後の気分が正直最悪でした
私もね自殺はやっちゃいけないことだと思うです。
でもこういうところまで追い込まれちゃって唯一の逃げ道として考えちゃう人もいるってことを解ってあげなきゃって思ったりも。
でもやっぱりダメって気持ちもあるし・・・。
実際はその子がどうにかして生きる意味を見つけ出さなきゃ解決できないんだよね。
人の気持ちって難しい
この映画、私も気になってました。大阪では来週から公開なので観にいくつもりです。
宝くじって、身近だけど当たりっこないって思ってますが、やっぱり生活変わるんだろうな~
5月は、あんまり観たい作品ないので、DVDたくさん観ようかと思ってます。
この作品は、観たいです。若手にはとても見えない監督ですねぇ
内容的にもすごく重そう、、、。
ボク「エレファント」観ましたけど、コレもすごかったけど、自殺する映画はもっと辛いだろうな!
でもmig弟さん!監督さんやられてるんですねぇ!すごいぃ~!
もっともっと有名になって、色々な俳優さんを使えるようになったらイイですね!
そんな弟さんがいるmig姉たんが一番羨ましいぃ~!
わたしも近々観に行こうと思っています。
観たらまた来るね!
ジジョさんのレビュー読みたいけど、TB届いてないみたいです、
重くてキツい作品ですよね
最近どんなにガツンとくる映画でもへこたれない自分がちょっとコワイです
22歳、ウソでしょー?って感じですよね
なななちゃんと同じ年ってことで感情移入も尚更だよね。
監督の実体験がベースってことでまったくの作り話じゃないし、実際にこういう繊細な気持ちで悩みを抱える人たちはいるんだよね、誰にも言えないっていう状況の子もいるだろうし、、、、
ラストみたいにハタからみたら悩みのないような子も実は病んでいて、、、、なぜ?って思ってしまうよね、
何か方法がなかったのか、身近な人にされたらもうなぜ相談してくれなかったの!と悔やまれるだろうね。。。
いやいやわたしは何も生み出せない人なので、、、
男前?男の人に言われるとまたテレるねー
伝えときます
大阪、来週なのね!ぜひbaohさんの感想聞きたいな。
そうそう、シャロン姐さんの、ついにみたので近日レビューしますでもあまり書くことないかも(笑)
GWまどかさんはいかがお過ごしかな?
わたしも映画は抑えめになるかな、少ないこの時期に
最近見逃してる新作DVDとかみていきたいんだけど、、、
まどかさんのその他の映画感想も、今後も聞きたいナー
教えてね♪