So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

コシヒカリ❤️

2020年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

トウリーディングのイベントで新潟へ行ってきました。
燕三条から電車を乗り継いで弥彦というところ。
空が大きくて、空気とお米と地酒とシャインマスカットが美味しくて。見てこのツヤツヤの新米を。

お客様とのセッションもさせていただきました。
トウリーディングのセッションは、どれだけ自分が道具になれるかということに尽きるような気がします。
セッションして自分が満足していたらそれは大きな間違い。
頼まれもしないのにアドバイスしたり、相手のためと思って何か勧めたり、相手がよくなることが自分の手柄になるような気分になったり
それは全部つまらないエゴなんだと気づかせてくれるのがトウリーディングです。
ほんと、話したかったら自分から話すし、よくなりたかったら自分からよくなるものです、人間て。

トウリーディングはセラピーじゃなくてコーチングです。
よくティーチャーのさおりさんが例に出すことですが、
もしもお財布なくしたら、さっき行った場所、その前に立ち寄った場所、お財布出した場所を思い出しながら探しますよね。決してこれからいこうとしているところは探しに行かないですよね。
そして、過去のちょっとした思い違いとか不注意とかを思い出さないとこの先また同じようにどこかでお財布なくしてしまうのはわかりきったこと。

足指には過去の自分の感情、願い、諦め、失望、希望、全部メモリースティックのように刻まれてます。自分を深堀りしていくのには最適なツールなんです。それを読み解いて相手に質問するのがトウリーダーの仕事。
相手の話が嘘でも本当でも関係なくて、ただその場にずっと一緒にいること、見守ること
本当にそれだけなんだなとよくわかります。

最初は、自分のためのコーチングと思って学んで満足、自己完結してましたが、
人とのセッションを通じてしか学べないこともあることに気づき、これからはちょっとずつ人と関わりながら深めていこうと思ってます。
すっかり秋ですね。

新幹線から見える新潟の景色は、一面田んぼ。
山梨にも田んぼはあるけど、新潟の田んぼは平野に一面の田んぼで圧巻でした。
日本って素敵な国だなぁと思いました!


久しぶりの音楽会

2020年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム

いろんな師匠であります歌手の波多野睦美さんと、銅版画家の山本容子さんとギターの大萩康司さんのコンサート『絵と音楽の旅』へ。

演奏にも作品にもそれぞれの優しさと情熱が溢れていて、2日経っても心にほわっと温かいものが残っているくらいです。

山本容子さんからの銅版画の制作過程の説明はとても新鮮でした。知らないことばかり。
雑誌などでお見かけするお姿そのままで、情熱的で素敵な方でした。

検温とか、チケット受け渡し方法とか、出演者に会えないとか、サイン会中止とか、会場出る時に時間差とか、休憩時間の飲食禁止、客席からの掛け声禁止、もちろんマスク着用、座席は左右空けて、、と
とにかく制限だらけで関わる方達がみんなすごく気を使って開催したことが感じられるコンサートでした。
その気持ちに心からの敬意です。

音楽も本当に美しかった。ギターソロなんてうっとりしている間に終わってしまって、もっと聴きたかったー!と休憩時間にロビーであちこちから悲鳴。笑
いい演奏を聴くのは心の栄養ですね。
むかしは心の栄養なんて考えたこともなかったけれど、なんだか心の栄養は食べ物や飲み物以上に活力をもらえると思うこの頃です。

プロフィールに書いてあったから公表されているということで書いちゃうけど、山本容子さんなんと1952年生まれとは。。。
お綺麗でびっくりびっくり。睦美さんとは25年前からのお付き合いだそうで、当時山本さんがシェークスピアの銅版画の制作のために「当時の人たちが聴いていた音楽はなんだろう」と調べて、睦美さんのジョン・ダウランドのコンサートに足を運ばれたのがきっかけとのこと。
見るからに意気投合しそうなお二人だわあ。

美しい年上のお姉さん方の存在は心の支えになりますね❤️

 


築50年

2020年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム
引っ越す時にはピアノと防音室(こちらは手放しても良いんだけど)がもれなく一緒なので、
なかなか住むところがないのですが。。

一昨日、ちょっと遠くに2LDKの日当たりよく、トイレとキッチンに窓があり、
お風呂が追い焚きできる物件を見学に。
5階まで階段というところをのぞけばパーフェクト。
しかも窓の外には森。
築50年というから私が年取る頃には築何十年になってしまうのでしょう。
という点が悩みポイントです。




読売カルチャーセンター終了しました。

2020年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム

長きに渡りお付き合いいただいた皆様、楽しい思い出ばかりで本当にありがとうございました。
最初は火曜の夜の1枠をソプラノの友人がやっていたクラスを引き継ぐ形で始めました。

人が増えれば増えるだけ、いろんなドラマがあります。
背景にいろんなものを背負って通ってくれていたんだなぁと、
でも一時音楽を一緒にできて本当によかったと思います。

と、今これをIvete Sangaloの「Muito Obrigado Axe」(アシェよ、どうもありがとう!)という曲をききながらかいてます^^

カルチャーセンターで皆さんと一緒に過ごす中で教えてもらったことは、
音楽って本当に素敵なものなんだってことです。

これ以降のレッスンについては、場所時間等の詳細をお問い合わせいただいた皆さんに個別にご連絡させていただきますね。

感謝を込めて❤️

 


言える=癒える

2020年09月18日 | 日記・エッセイ・コラム

この頃、身体の中で何が起きているのかわからないけど眠くて眠くてずっと寝てるんです。
一応昼間は起きてるんですが、夜20時くらいになると眠くなって、朝は早く目覚めるかと思いきやその日によって用事がある1時間前くらいまでずっとずっと寝てるんです。

トウリーダー養成講座のlevel2を受講した直後くらいからこんな感じ。
ひさぶりにおでこ伸ばし体操を再開したからかもしれません。
おでこ伸ばしはとっても気持ちいいです。よかったらググってみてください。(本もあるよ)
トウリーダー養成講座受講と眠いのがなぜ関係あるかというと、
トウリーディングのクラスは、自分の意識のずっとずっと奥へ入っていくことが多いので、
これまで意識に上がらなかった記憶に身体がアクセスするためにあっちの世界へ連れていくのだとか。(眠くなったり、頭痛が続いたり、涙と咳が止まらなかったりする人が多いと聞きます。)

身体って本当に不思議。

先日、トウリーディングの初めてのセッションをさせていただきました。(Iさんありがとう!)
何度も言いますがトウリーダーはほんとなにもしなくて、足指(sole)の声を聞いて、相手のsoulに質問をするだけ。
そして、トウリーディングを受ける方は質問に答えていくだけ。
最後にはこれまでの自分を整理して、これからのビジョンを声に出して宣言します。
その時のトウリーダーの意識としては、なんだか幽体離脱しているみたいな感覚でした。
イタコってこんな感じなのかなと思うような。

これは実際にやってみないと分からないのだけど、
言える=癒える のだそうで、自分の声で言うということは大きなエネルギーを自分に取り込むことになります。
トウリーダー養成講座はこんなことばかりやってるから、こんなに眠くなっちゃうのかも。

そして、歌い手の端くれとしても、声に出して言うということの尊さを実感します。
声にエネルギーが乗る、というのは、自分の中を深く深く掘って真実を話す時だと思います。
うわべの言葉ではなく、歌の上手い下手ではなく、
飾り立てず取り繕わず、自分の真実を声にする時にエネルギーが振動となって相手に伝わるんだなぁと
本当にそう思います。

遠回りだし、面倒な作業ではあるけれど、
アートってそういうものではないかなと思います。

なので、私にとってはトウリーディングから生まれるソウルスピークは音楽の元だと思ってます。

youtubeに久しぶりにアップしました。たまにはアップテンポの曲で、大好きなDjavanのFlor de lisです。
声のリハビリ中の私には良い練習の曲です。。。まだまだ下手(というかやっぱり病人の声って感じ)ですが。
Djavanてすごい才能の持ち主だなぁ、これがデビュー曲だなんて。

https://youtu.be/IvFW7V9V3lw

不思議とこの病人声の方がしっくりくると言ってくれる人もいて、
人の価値観ていろいろですね。
学生の頃はクラシックの先生と同級生ばかりだったので、雑音のない声にならなきゃいけないんだってずっと思い込んで自分に劣等感ばかりでした。
卒業して自分が本当にやりたい音楽はなんだろうって、ジャズやポップスやゴスペル何かもやってみたけど
ブラジルの土っぽい歌声をたくさん知ったらそれが心地良くて気持ち良くて、
上とか下とか、一番とか二番とか、、全く気にならなくなって(それまでは試験ばかりだったので)、
音の体温を感じるようになりました。

久しぶりに外でビール。人と話したり笑いあったり、非生産的な時間を過ごすのはとても大事なことですね。