鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

まさかの再発

2015-04-05 16:43:55 | カムイと皮膚病
みなさま、日曜の午後いかがお過ごし?
カモミールティーなんぞを飲みながら
ブラジリアンワックスなんて施してるのかしらね。
あたいは午前10時にカムイ師匠を連れて、
口内炎チェックと肛門腺絞りに行って来ました。
どうにも上手く出来ないから先生に絞って貰って
次溜まる時までにマスターするぞという、ぬるい決意。


病院に着いた途端、こっちが引くほど絶望の淵にいる顔をする師匠。
カムさん、今日は痛い事しないよ。(肛門絞り以外)←ここ、言ってあげて


「嫌な予感がするにゃ・・・」

ほんと、勘が良いですよねカムさんは(*^_^*)

体重は6.3キロ。キープ。高めキープ。



口内炎は赤く腫れているけれど、前の診察の時より
悪化しているという感じは見受けられないので
前に貰ったお薬を暫くまた塗っておくということでした。
その後、肛門絞り。



これこれこう教えてもらってやってみたのですがと説明。
「まあ、シロウトさんがすぐに出来るわけではないよ」と言いながら
カムさんのおちりの「*」を探し、
「本当に判らないな、この子のは」と言いつつに指をブスーッ。
ヒギャーッと鳴き(驚くわな、そりゃ)フーシャー怒る師匠。
いやそれでも大したもんだと思ったのは
物凄く唸ってシャーシャー言っても、絶対他人は噛まんのね。
偉い。偉いよカムさん。
それなのに何故飼い主は噛むんだ。


「カメラ撮ってないで助けろにゃー!」

ごめん、無理。
でんじろうが「おおー。片方が凄く溜まってる」と言う。
え、肛門腺の穴は2つと本で読んだけど
それの大元って1つかと思ったら、2つあるんだね!
沢山溜まってるということでドロリと出た分泌液を見せてもらう。
カムさんの尻尾を掴んで持ち上げて、おちりを見る。
でんじろう、心なしか処置が荒いね。
その後「ん?」と言った後で「この子、皮膚病になってますよ」と
言ってきたでんじろう。
良く見たら、尻尾の付け根の肛門側がフケが沢山出てる。
「これは皮膚病です。気付かなかったんですか?」と憤る先生。
そりゃデジカメ持ってご陽気に診察受けてりゃイラつくわな。
「腰のフケだって酷いですよ、これでも判らないですか?」
んー。
だってこのくらいのフケは、いつもですし・・・。
「めくって見るでしょう?その時も不審に思わなかったんですか?」
めくって見ないので・・・。
暖かいお湯でタオル濡らして拭いてました。
風邪ひかせちゃならんと思ったから、お風呂は暖かくなってから入れようかと。
「皮膚病だったら大量に脱毛もあったはずですよ」

すいません、この子、その手の脱毛はないんです・・・。

カムイが前に皮膚病になった時も、ハゲにはならず
ただかさぶたのようなものが、あちこちに出来たから「これはもしや」と
病院に連れて行ったのでした。
バサーッと抜けたら、そりゃ流石にこっちだって気付くよ。
でもそういう皮膚病じゃない子もいるんだよ。
あたいはカムイで知ったんだ。
そしてカムイの皮膚病は、痒くも無いらしいんだ。
「とにかく腰と尻尾の付け根の内側は良く見て下さい。お薬出しますね」
はーい。

待合室でカムイと待つ。
ごめんねえ、皮膚病だって気付いてあげられなくて。
でも今度は飲むお薬無いから楽ちんだよ。


カムさん、聴いてる?
(後ろでゴールデンレトリバーがニコニコしてるのが気になってしょうがない猫)


この後、ゴールデンレトリバーの子に「こんにちわ」されて
おそらくカムイ人生最大音量の「シャー!」をかましておりました。
気ぃ、立ってるね~。

帰ってきてから1分たりともじっとせず鳴き続け
トイレに行ったり出てきたり。
どうも肛門腺を絞った後の分泌液がまだ出続けてるようでした。
ダラリと出るから、トイレにいって出す。
でもシッコでもウンチでもないから、自分で止められない。
部屋の中で鳴きながら歩く時もおちりから出てる。
うーん。
絞り方、やっぱ死ぬ気で覚えよう。
これはカムさんのストレスだ。
シロウトがやって出来ないわけでもないし
こんな思いを長々させる方が可哀相だ。

こたつに入って、出て。
お風呂場行って、出て。
トイレにいって、出る。
どうしようどうしようとあたいに言ってくる。
カムさん大丈夫だよ。一緒に寝よう。

カムさんが不安な時は、あたいはただくつろぐしかない。
大丈夫大丈夫、はははと言って寝転がる。
でも内心ドキドキ(笑)。
一緒に転がってると、カムイも落ちついた様子。




大丈夫大丈夫。

ようやっと落ちついたのは、午後3時をまわったくらい。
「遊ぼうかな・・・」という姿勢になったので
ジャラシで一緒に遊ぶ。
バビューンと走る姿にキレがあるので、調子は良い様子。

来週も病院だけど、肛門腺はないからね(笑)。
皮膚病は、のんびり治そう。
こればっかりは焦ってもしょうないことを
カムイもあたいも経験者だものね。


4 コメント

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あんれま (Hana)
2015-04-05 19:36:52
カムちゃんの肛門線はプロでも難しいんだね?

うちもメイと武蔵で絞り方が違う様に場所とかあるのかもしれないですな

うーん…

暫くは肛門の旅に行ってらっしゃいU+203CU+FE0E

あのパスポートを持って…

(笑)
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Hanaさま (solo_pin)
2015-04-05 22:03:52
7歳で保健所来た猫だから、もしかしたらそれまで、
何もほどこされなかった子かもしれないです。
保健所に持ってこられた当時は
毛も鎧のように固まってたらしいですし。
だからまだケアされるってことに慣れてないのかなーと。
でも今回Hanaさまから伺って、それから獣医さんで絞って貰って
「やっぱ自分で絞れるように頑張らんと駄目だ」って思いました。
頑張って出来るようになるよ!
それまで見守ってておくれよ**マイスター!

肛門の旅(笑)!
あのパスポートを・・・・パスポートを・・・。
Hanaさまのところに、拡大コピーして送りつけてやろうか・・・。
ドリームキャッチャーも手に負えないほどの
悪夢を見るといいさ。ふふふ・・・。
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懐かしい (ケイエス)
2015-04-06 07:52:06
ミディも大っ嫌いだったもんなーアレ。
彼女もすごい大きな声で怒ってたもん。
痛いんじゃなくて居心地悪いからなんだって。
まあそうだろう。

カムくんも頑張ったねー。そりゃ疲れるよ。
やっと静かになって眠ってる顔、今日はひときわ可愛いわ。
ぎゅっと抱きしめてあげたいわ。
いい子だね。

SoloPinさんもお疲れ!
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ケイエスさま (solo_pin)
2015-04-07 06:32:03
アメリカの獣医事情はいかほど?
肛門腺は、どうやって絞ってた?
今の行ってる獣医さん以外は、肛門腺って
肛門のところを指で挟むようにして
きゅーっと絞るのですが、何故か今の所は
肛門に指を突っ込んで絞るんだ。
いきなり指が入ってきたら、そりゃ人間でも怒るよって話。
なので居心地悪いっていうか、多分痛いと思う(笑)。
私がお尻に棒突っ込まれたら、
やっぱり居心地よりも傷みが先に来ると思うもの。

カムイはほんと、お疲れ様だったと思います。
こうやってケージを見ると
嫌な信号が発信されて、逃げるようになるんだろうなあ。
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