雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

クリーンハイク医王山(2011)

2011年06月21日 | 石川県の山

医王山の麓で見つけた キンラン


2011/06/05(日)  医王山 夕霧峠まで ( 清掃登山 )


スキー場P(7:50~8:05)→見上峠登山口(8:20)→西尾平(9:20)→覗休憩所(10:00)→白禿山(10:45)
→夕霧峠(11:20~12:40)→西尾平(13:25~40)→見上峠(14:25)→スキー場P(14:40~50)


今年も参加しました! 日本勤労者山岳連盟が主催している全国一斉クリーンハイク登山、
毎年6月の第一日曜に開催され、2011年度で38回目になるらしく、我々のターゲットは医王山!

先日、県立図書館で我がクラブ KHC の発足当時の会報を見る機会があり、
いつ頃から清掃登山に参加なのかを調べたら、S56年9月に発足して、最初に迎えた6月からの参加と分かった!
H23年の9月(今年)で30周年を迎えるので、清掃登山歴も30回目、参加人数も30人を超えており
山を愛する仲間が集い、日頃お世話になっている医王山に感謝を込めて、ゴミ拾いに精を出した一日だった。
ゴミの量は思ったよりも多く、これで医王山も少しはさっぱりした事でしょう (^^ゞ

Aグループゆっくりと、Bグループ健脚遠回りに分かれて、別々の登山道を歩く。。。

Bグループに加わり、けっこう張り切って付いて行ったが、先頭の早い事!
先頭はゴミ拾ってんの??どう見ても前の人より私のゴミが多いんじゃない?と、疑いつつ
覗から白兀までの急坂では息が切れて 「 はぁ~はぁ~…」 何だか今日は調子が悪い (>_<)
Bグループは奥医王山まで行く予定だったが、夕霧峠でリタイア、皆を見送りAグループの到着を待った。

この日の天候は今にも降り出しそうな暗い雲行きで、夕霧峠からいつもの眺望はなし!

近周りのはずだったが、ゆっくりAグループは15分~30分程遅れて、バラバラで夕霧峠に到着!
聞けば、途中で花の写真を撮りながら、ゆっくりのんびりだったとか、今日の体調ではAに入るべきだった。
奥医王に行ったBグループも戻り、夕霧峠で長い昼休憩の後、全員で林道を下山開始!
西尾平でゴミの計量後また登山道に入り、見上峠経由でスキー場Pに戻って、反省会後解散した。

スキー場から自宅に戻る途中に雨がポツポツ降り出し、夕方4時頃には雷を伴い、一瞬大雨が降った!
それにしても、医王山を甘く見てはいけない、寝不足がたたり今日は疲れた、まぁこんな日もあるかぁ?


山を愛する登山家集合!


 
     まずは出発式?               登山口で早速ゴミを拾うKさん。


 
西尾平に到着!ここまでで、スーパーの大きい袋にいっぱいのゴミ    覗休憩所は今回大解放!


 
前山方面!                     白兀山に到着!


 
奥医王山方面!                     ダオ山方面!


夕霧峠に到着!


 
夕霧峠休憩所                     イオックスアローザ方面


 
   Aグループの半数が、やっと到着!      奥医王山方面…他のグループも多く、賑わう夕霧峠


下山では林道沿いに、木々が花盛り。。。


 
特大サイズ…朴の木の花


 
鈴成りだった アカシア の白い花



林道山側に、タニウツギが群生していた。


 
タニウツギ


ゴミ回収の報告!



今回皆で集めたゴミは、一般ゴミ6㎏、不燃ゴミ2.7㎏、ビン3本、ペットボトル3本、空き缶27個でした。
私が集めたゴミで一番多かったのは、タバコの吸い殻、愛煙家の皆さん、携帯灰皿を持参しましょう!




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小松芦城公園と安宅の関(2)

2011年06月18日 | お散歩旅

安宅の関跡


                2011/05/20(金)  小松芦城公園~安宅の関跡へ           石川県小松市


小松の芦城公園に来たついでに、安宅の関跡があり、公園になっている近くの海岸にやって来た。

海側の駐車場に車を止めて公園内に入ると、北前船展示館や勧進帳ものがたり館などがあったが
時間も遅く既に終了、安宅の関遊歩道入口には、富樫・弁慶など、大きな3体の銅像があり目を引かれた!
公園内をほぼ一周して、安宅の関跡を見学後は、久々に日本海に沈む夕日鑑賞! …と言っても
曇り空で夕日はイマイチだったが、波の音を聞きながら ボ~っと出来ただけでも、十分に癒された (^-^)v



勧進帳の主役三体の像…・歌舞伎で有名な(弁慶)松本幸四郎と(富樫)市川左団次がモデルと書いてあり
左端が義経の銅像、三体とも顔は歌舞伎の化粧をしたような鋭い眼つきである。
案内看板には銅像の由来や勧進帳の物語などが書かれているので、読んでみるのも面白い。


 
森本之棗句碑                                関の宮


 
安宅住吉神社…社務所では八方ふさがり祈願を行っていると書いてあった。


 
親子錨(いかり)…寺の庭の片隅に何気に置いてあったが、古いものなので風化して崩れそうだった。
明治35年、十数艦の北前船が安宅沖合に碇泊中、大暴風雨に遭いほとんどの舟は遭難したが
越前の国、三国港の三王丸だけが、安宅住吉大明神に一心に祈願を込め、危難を免れたと書いてあり
70年間海に沈んでいた三王丸の親子錨を、安宅の漁業協同組合が引き上げ奉納したようだ。

(右画像)弁慶像と勧進帳…弁慶の銅像が勧進帳を持って立っている。



弁慶像の下にあった勧進帳



神亀石…完璧に亀さんに見えていました! ちなみに下にある小さいのは作りものです。
亀の背を左右三度撫でて神前に祈りを捧げた人は、延命長寿と末広がりの幸福を招くと語り継がれている。
こちらの案内には、石になった亀さんの話と一緒に、そう書かれていました。



安宅住吉神社の基礎(土台)となっていた部分、丸い石が積んであるように見えていた。


 
休憩所の東屋…茅葺屋根や屋根裏の作りなど、古さがそのまま残っている。


 
(左)東屋から何気に振り向くと、松の木のステージのような場所が目についた。
帰り際に何だろう?と、覗いてみると、安宅の関跡の看板が!
直ぐ横を歩いたのに全く気付かず、 肝心な安宅の関跡を見逃して帰るところだったが
縦長の石が丸く並んでいただけなので、何がどうだか良く分からなかった (^^ゞ


日本海に沈む夕日 。。。


 
地平線はどんよりしていて綺麗な夕日とは言えないが、ピンクに染まった夕日を海辺で見る事ができた。



けっして大きな公園とは言えないが、こんな海沿いに立派な神社や歴史を偲べる一角があったのは驚き!
ちょっと急ぎ足だったので、勧進帳物語館や北前船展示館なども、今度はゆっくりと見て来たい。



小松芦城公園の藤棚へ




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小松芦城公園と安宅の関(1)

2011年06月16日 | 花と風景

フジの主株 … 国内トップクラスの巨樹


         2011/05/20(金)  小松芦城公園~安宅の関跡へ           石川県小松市


里山の林道でヤマフジを良く見かけるので、昨春桜の花見に行った小松の芦城公園で見かけた
フジの巨木を思い出し、もしや今頃満開ではないだろうか?と、16時過ぎに出かける事になった。
時間も遅かったので、8号線のラッシュを避けて高速に乗り、順調に公園に着いたが
あれっ?期待のフジ棚は花も終わったようで人影もなし (^^ゞ …気付くのが1週間ほど遅かった!

意外とフジの花期は短いのだろうか? 芦城公園のフジは主株の根元周が5.35mあり
老木だが国内ではトップクラスの巨樹だと書かれていたので、花の見頃を狙っていただけにガッカリ
と言っても久々に公園を散歩して、すっかり葉桜だが昨年印象的だった しだれ桜に再会できて良かった。

芦城公園内を散歩した後、日本海に面した安宅公園へ安宅の関跡を見に向かった。


日本一と言われる フジの巨樹 。。。



巨樹らしく、藤棚も大きい


 
360度グルッと回れるが、何処から見ても複雑な枝っぷりだ。



咲き残ったこの一輪、二輪が余計に可愛く見えた。


 
公園内にあった 珪化木 (けいかぼく)


 
お気に入りの桜 … 八重紅枝垂 (ヤエベニシダレ)



鯉が泳ぐ池に、ちょうど紫の菖蒲が満開だった。 奥の銅像は 「 前田 利常 」




安宅の関跡へ続く。。。


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吉次山(800m)少年の森登山口

2011年06月08日 | 石川県の山

吉次山のカタクリ (1)


 2011/05/15(日)  吉次山 カタクリ街道を歩く。。             
                                     石川県金沢市



森の里(7:30)→少年の森登山口P(8:05~20)→登山口(8:25)→採石場分岐(10:30)→
吉次山山頂~展望地(10:50~11:50)→採石場分岐(12:05)→登山口(13:40)→登山口P(13:45)
→森の里(14:30)


娚杉少年の森登山口より登る!



少年の森登山口~吉次山 概念図 (正確ではないので参考程度で)


昨年の同時期にカタクリを求めて、畠尾から延々林道を歩いて、採石場登山口より吉次山 に登りピストンした。
カタクリの山と聞いていたが遭遇できず、、イワウチワやショウジョウバカマの群生ばかりで、
諦めて下山した林道の中間辺りの斜面奥に、ひっそりと群生しているのを見つけ、感動だった記憶がある。

吉次山と言えば一般的に知られているコースとして、高尾山を経由して吉次山に至り鼻尾の林道を下る
もしくはその逆コースで、採石場登山口から奥高尾山、高尾山経由で、高尾山登山口に下る。

今回はいずれのコースも通らずに、娚杉(めおとすぎ)少年の森キャンプ場から
( 少年の森キャンプ場では、行きも帰りもトイレ休憩でお世話になりました m(__)m )
車で更に2~3分、林道脇にある空き地(5~6台駐車可)に車を止めた! ここから徒歩2~3分先の
登山口ギリギリの場所(鉄塔の下辺り)にも、車3台までなら止めれそうなスペースあり。

少年の森登山口から登り、犀川と並行して伸びる尾根を行き、採石場分岐を経由して山頂をピストン
と言う計画だったが、このコースは国土地理院の地図にも載っていないので注意!
と言っても危険個所はなく、登山口の案内や登山道もしっかり付いていたので、何ら心配はない。
地形図からは登山口の標高が380mなので、アップダウンはあるが山頂との標高差は520m位だ。

このコースで何と言っても驚いたのは、登山道の両脇に群生していたカタクリに遭遇できたこと!
登り始めて30分位からその後30分位の間、登山道までも隠すように咲いており、足場にも困る程
やや終盤ではあったが、雪解けが遅かったお陰でカタクリロードを歩く事ができた。
と言う訳で、吉次山でカタクリに会いたかったら、少年の森登山口が断然お勧めである!

標高が上がりカタクリが姿を消し始めると、イワウチワの群生やショウジョウバカマが目立ち始める。
ブナ林の新緑も美しく、タムシバの白い花も目を楽しませてくれた。
山頂まで10分程手前辺りから雪渓が確認され、雪渓の登山道を少し歩くと、やがて山頂に着いた!

山頂看板や二等三角点のある山頂から、徒歩にして20歩程先、風変わりなブナのある場所(山頂広場)で
昼休憩とし、食後は更に300m程進んだ(やや下った)場所に好展望地があるので見に行くことにした。
大門山や奈良岳、赤摩木古山、高三郎山 … あれっ?これは何だか見慣れた山様だ!
自宅のベランダから見えるものとほぼ同じ (^^ゞ 地図を見ると直線上に吉次山があり納得だった。

少年の森コース、軽いアップダウンが5~6回あったので、下りにも足腰に優しい初心者向きのコースと言える。
採石場登山口からは、林道が思ったよりも長くて帰りにはため息が出るので、少年の森コースに1票だ!

地形図上では、高尾山登山口から高尾山経由で吉次山へ登る尾根は、長いが緩やかに見える。
同じ日に登った人の話では、山菜が豊富だったとか! 縁があれば、是非このコースも制覇したい。


今年は里山の杉伐採が目に付く!


 
Pと書かれた場所、路肩に車を止めて準備運動後出発! 右画像は少年の森登山口  


  
左は登山口Pと書かれた場所で鉄塔の手前辺り! 行き止まりなので2~3台なら駐車可のようだった。
右は登山口からいきなり、杉伐採の残骸が放置され、登山道を覆い歩きにくい。 ( 画像は帰路に撮影 )


まずは足元のチゴユリが目に付く!


 
ツインのチゴユリ                    エンレイソウ


樹木の花も開く時期 。。。


 
マルバアオダモの花                  ハウチワカエデの花  


 
(左画像)ヤマフジに似ていたが、どうやら 桐の花 のようだった。 右は ユキツバキの花


 
鮮やかなピンクの ミツバツツジ も満開だった!


 
まだまだ タムシバ の花も多く見かけた。 右画像は ウワミズザクラ 、他にはクロモジやキブシの花を見かけた。


右手の展望良し!



犀川沿いの尾根の為、鉄塔と鉄塔が交差する辺りは右手が大きく開けている。


足元にカタクリ。。。



吉次山のカタクリ (2)


 
吉次山のカタクリ (3)                  吉次山のカタクリ (4)





吉次山のカタクリ (5)


カタクリの次はイワウチワロード。。。



イワウチワ の群生も多かった!


 
 ちょうど満開のスミレ…同じスミレでも花の色と葉っぱの形がまるで違う!
左画像は 「 ナガバノタチツボスミレ 」 と思われ、右画像は良く見る  「 タチツボスミレ 」 と思われる。


花の見頃は続く。。。


 

昨年も思ったが、吉次山の ショウジョウバカマ は多色!


 
微妙に色合いが異なるのは ジョウジョウバカマ の特徴か?


ブナの新緑も気持ち良く。。。



この画像は分岐手前辺りの 登山道とブナ林


 
(左画像)678尾根を過ぎた辺りと分岐の手前では、木々の間から 採石場登山口付近 が見えていた。
右画像は下山方向の採石場登山口との分岐で、採石場登山口へは右方向に15分と書かれていた。


  
山頂近くでは残雪の登山道を行く!  右画像は、雪氷に打ち勝ちパカッと起き上った木。


山頂に到着!


 
昨年は無かった真新しい 山頂看板 と、近くにあった 二等三角点。



山頂看板より少し過ぎた場所が、山頂広場のようだった。



ユニークな シンボルブナ が目印だが、山頂からの眺望は無し!


 
こちらから見ると、まるで像さんの足! 吉次山にはクネクネ曲がったブナが多い。


山頂から好展望地へ移動!



奥高尾方面に300m程下った場所からの展望! 大門山、高三郎山、奈良岳などが望めた。



新緑を楽しみながらの下山 … 帰路は気持ちも余裕 。。。



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倉ヶ岳とタケノコ掘り(2)

2011年06月04日 | 石川県の山

五葉(ゴヨウ)アケビの花


2011/05/14(土)  タケノコ料理とタケノコ掘り 。。。α


倉ヶ岳でハイキング気分を楽しんだ後は、麓の倉ヶ嶽にある竹林(メンバー所有)に移動して
ニョキニョキ顔を出している、タケノコ掘りに初挑戦した! もちろん自分の収穫はお持ち帰りOK!

今年は例年よりも不作とかだったが、それでも3本位(小さいのが)採れて大満足 (^_-)
そうやって遊んでいるうちに、6畳くらいのシートが引かれ、コンロも並んで着々お昼の準備を進める男性陣!

今回参加のグループ16名の中に、自称男性シェフさんがいるとの事で、主婦は楽ちん…
あっと言う間に手際良く出来上がったノビルの酢味噌合え、皆で採った山菜も天ぷらになった。
調理済みで用意されたタケノコや山菜料理も出てきて、食べるだけの幸せなランチタイムを過ごす。


(+α)は、軍需工場跡地の見学 。。。


昨年の倉ヶ岳登山では、集合場所の道法事駅から登山口までの林道を延々歩いたとのこと!
行きは良い良いでも、帰りの林道歩きはヘロヘロに疲れたので、今回は車での移動となったそうだ。
そんなこんなで時間に余裕があれば行きたかったと言う、近くにある軍需工場の跡地へ行く事になった。

場所は金沢市内に近い為、一旦道法事駅に戻りそれぞれの車で移動する事とし、
山側環状線から林道大額線(舗装が無い山道)を走り、遊歩道入口までは25分程で到着した。
林道の途中にも、石切り場跡のような大きな洞穴が存在し、見慣れない光景に目を見張る!
市街地にほど近い場所に、不思議な空間(洞穴)が、いくつも存在していた事にも驚いた。

現地看板より、抜粋転記 ――――――――――――――――――――――――――――――――

額谷石切り場跡 … 藩政期から昭和中頃にかけて、生活用具(かまど・七輪・火消ガメ・いろり石・風呂釜)や
家の土台石などの素材として、大量に切りだされた石切り場跡の一つであり、20~30箇所の洞穴がある。
しかし、戦後の急速な近代化によって姿を消し、第二次世界大戦の終結直前に、
三菱重工業の航空機エンジン部門の疎開先として、強制的に連れて来られたり、
またはその他の手段によって集められた朝鮮人を含む多くの労働者による突貫作業で、
地下軍需工場に改造され、機械据え付けも行われたが、終戦を迎えて稼働には至らなかった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

う~ん、なる程、それで軍需工場跡地の見学と言っていた事が、ここでようやく納得できた。

遊歩道入口には「額谷レクレーション遊歩道マップ」の看板があり、当然ながら金沢市が管理し
いこいの場として提供しているものと思われるが、洞穴は何となく暗いイメージで私たち以外に人影もなし!

遊歩道は広くて歩きやすく整備も行き届いており、途中からは涼しげな竹林になる。
一周すると展望広場や竹林、歩道橋など見どころもあったようだが、石切り場を見に来たついでと言う事で
県指定史跡の加賀の守護、富樫氏の 「 御廟谷(ごびょうだに) 」 だけ見学して、引き返した。



倉ヶ嶽は絵になる場所?


 
使い込んだ油絵具の画材を傍らに、画家?が3人、それぞれ個性的な絵を描いていた。



五葉(ゴヨウ)アケビの大きな木があった。



花は鈴なり。。。


 
葉っぱが5枚で五葉(ゴヨウ)アケビ … 他の種類では三つ葉アケビもあるらしい。


本日のメイン料理!


 
一人黙々と、シェフが作る山菜の天ぷら          本日の主役は調理済みを頂く!


 
  竹林の前に陣取りました!          ちょっとだけ頭が見えているのが狙い目!


軍需工場跡地へ移動 。。。


 
途中の林道にも大きな洞穴があり、中を覗いたのが右画像。


遊歩道入口に到着!


 
遊歩道入口(ここ)の手前に、車10台程の駐車スペースあり!



駐車場より徒歩数分 … 現在地にあった案内板



石切り場跡を外から見る!



石切り場跡の入口に立つ!



石切り場跡の中に入る!



石切り場跡の中から、外を撮る! ( 3枚はそれぞれ違う洞穴です )


遊歩道を歩いてみる!


 
倉ヶ岳と比較にならない程、広くて歩きやすい遊歩道だった。


 
通り道にあった祠のようなもの、中はとても立派で新しい!


御廟谷(ごびょうだに)


 
 御廟谷 (ごびょうだに) 案内板と 苔むしたお地蔵さん?お墓?



御廟谷 (ごびょうだに)



遊歩道の 凛とした竹林



林道では、他の木に寄生して、ちょうど満開を迎えていた ヤマフジ が、沢山見られた。



新緑の中に色鮮やかな紫と白、一斉に花開かせた ヤマフジ と ヤマボウシ が綺麗だった。



倉ヶ岳とタケノコ掘り(1)へ戻る




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倉ヶ岳とタケノコ掘り(1)

2011年06月01日 | 石川県の山

クロモジの花 … 高級楊枝になるだけあって、枝はとっても良い香り。。。


    2011/05/14(土)  倉ヶ岳(565.4m)とタケノコ掘り 。。。α   
                                           金沢市南部


道法事駅(9:00)→車デポ地点(9:30)→登山口(9:55)→堤体(10:05~10)→岩登り場(10:15)
→のぞき(10:30)→倉ヶ岳山頂(10:35~40)→下山口(11:00)→車デポ地点(11:25)→
倉ヶ嶽のタケノコ林(11:40~13:30)→道法事駅(13:55)→額谷遊歩道入口(14:10)→
地下軍需工場跡(14:20
)→御廟谷(14:40)→額谷遊歩道入口(14:50)…解散


倉ヶ岳経由で大池一周!


倉ヶ岳と倉ヶ嶽はどう違うのか?…倉ヶ岳は金沢市にある山名、倉ヶ嶽はその麓にある村、つまり地名です。

石川県スキー協主催の、倉ヶ岳登山とタケノコ掘り(食べる)に始めて参加!
調べて見ると倉ヶ岳への登山ルートは、月橋ルート、獅子吼高原ルート、風吹峠ルートの3ヶ所だったが
今回の目的のメインは、旬のタケノコを食べる事だったので、車で行ける楽勝コース、第4ルート!
坂尻から車で林道を走り、「喫茶倉ヶ岳」から倉ヶ嶽方面に1分程、カーブの先端にある空き地に車4台をデポ!
倉ヶ岳登山口にも駐車場はあるが、山菜を採りながら車道(林道)を25分程歩いて、登山口Pに到着した。

林道歩きでは、タラの芽や天然のウド、コシアブラ、ノビルなどの収穫あり!
今が盛りの花、キクザキイチゲ、チゴユリ、カタクリ、タチツボスミレ、ミツバツツジ、キブシ…なども見られた。

「喫茶倉ヶ岳」近くにあった看板には、倉ヶ嶽敷地内37ha を、倉ヶ岳の森「いしかわの森林50選」と言い
落葉広葉樹が多く、山頂付近にはブナの天然林が残り、ユキツバキが多く見られると書かれていた。

登山口は大池一周への入り口でもあり、まずは池を半周して倉ヶ岳山頂を目指す。
駐車場にある「ため池一周順路」と書かれた通りに、左手に大池を見ながら一周できる遊歩道を歩くと
直ぐに目に飛び込んできたのが、大池から直接そそり立つ大岩!県内でも数少ないロッククライミングの場
との事だが、最初の足場はいったい何処なのか? ちょっと不思議な疑問が湧いてきた (^^ゞ

大池の「堤体」と言う橋のような場所では、釣り人が一人、優雅に釣りを楽しんでいた。
近くに林道らしきものがあったので、どうやら別ルートで、ここまで車でも入れるようだった。

堤体からはいよいよ本格的登山? 最初は階段を登り、やがてやや急坂に入り
本日の難関? 転落注意と書いてあった岩登り場に着いたが、この間たったの5~6分だった!
山登りに慣れない人もいたので、鎖、ロープを頼りに足場なども慎重に…全員が無事にクリア 。。。
岩の上から望む萌黄色の倉ヶ岳の森は美しく、印象的だった。(山頂では視界が無かったので)

岩の上からは道が二手に分かれており、右に登ると3分程で山頂だが、左の「のぞき」に寄ってみた。
2分程下った「のぞき」からは大池が眼下に一望でき、クッキリではないが加賀平野も見渡せた。
そしてここ「のぞき」の真下に見える岩が、ロッククライミングのゴール!とか…
最初にこの岩を見上げた場所から、正に反対側に立った訳で、歩いて来た遊歩道や堤体も見えていた。

岩まで引き返して今度は右に登り山頂へ! 倉ヶ岳565mと書かれた看板と、二等三角点があった。
駐車場手前で、「←倉ヶ岳城跡」と書かれ半壊の案内板を見たが、ここ山頂にお城があったと言う事か?

山頂から10分程下った場所から、10m程右に道を外れた所に、小さなため池があった。
以前に猫池や赤兎山で見た物と同じなので、おそらくクロサンショウウオの卵と思われるが
白い卵の集団があちらこちらに浮かび、合わせるともの凄い数になりそうだった。

この下山路は余り使われる事が無いのか?途中の遊歩道と合流するまでかなりのヤブコギで、
今年の大雪のせいなのか?倒木も多く、階段や杭なども倒れていたりで、痛々しい。
最後は、駐車場のある登山口の少し手前に下りてきたので、倉ヶ岳経由で一周した事になる。

この山域で一番、目に着いたのはクロモジの木である! タイミング良く一斉に花を咲かせていた事もあるが
クロモジの木が一帯に群生しており、そんな山も珍しいのではないかと思われた。
のんびり一周しても1時間強、これは登山ではなくハイキングだが、変化ありの楽しいコースだった!


山菜採りと、季節の花を楽しむ ♪


 
右手に倉ヶ嶽の棚田や加賀平野を見ながら、喉かな林道を歩く。。。


林道沿いで見られた花たち


    
紫のキクザキイチゲ    スミレ    イカリソ     スミレ       チゴユリ

    
キブシ      キブシ       カタクリ  白いキクザキイチゲ   クロモジ



「 しぜんかんさつ園…北陸大学 」 の看板があり、下の案内図ではP手前、遊歩道とクロスしている場所だ。
人がいる方に真っ直ぐに行くと、車10台程の駐車場がある。


大池の駐車場に到着!



現在地にあった看板を見ると、岩登りの後、倉ヶ岳経由で遊歩道に戻った事になる。


 
駐車場から 「 ため池一周順路 」 の案内に従うと、直ぐに左手に大池が見えてくる。( ため池?or 大池?)


 
ロッククライミングの大岩が二つ、池沿いにそそり立つ!


 
5~6分で堤体に到着! 真っ直ぐに続く林道は 「 しぜんかんさつ園 」 の看板のある場所に続くと思われる。



堤体から大池を見る! 駐車場の看板と同じ、フル装備の釣り人が一人 … 何となく絵になる光景?
魚は跳ねていなかったが (^^ゞ


 
堤体を渡って左手直ぐに登山口! いよいよ本格的な登りか?と思われたが…


 
堤体から5~6分で岩登り場に到着! ほぼ垂直に見えるが、太いロープがあり、雨などで滑らなければ大丈夫!



ちょっと一息、岩登りのほぼ中間から真下を撮る!


岩を登りきると 二手に分かれていた!


 
ちょっと下って「のぞき」へ              ちょっと登って山頂へ



「のぞき」から大池を覗く。。。遊歩道や堤体、白く写ったが遠くに加賀平野も見えていた。


岩場に戻って山頂へ!


 
山頂…ここにお城があったのか?                  二等三角点


下りは かなりのヤブコギ。。。


 
途中で見つけた小さなため池に、クロサンショウウオの卵が大量!


 
ヤブコギから解放され遊歩道に出た! 周りを見るとこの辺り、クロモジ林だった。



最後はユキツバキの群生を見ながら、下山口へ! 白い車の右の看板が「しぜんかんさつ園」の案内板



タケノコ掘り。。。α へ続く



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