雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

倉ヶ岳とタケノコ掘り(2)

2011年06月04日 | 石川県の山

五葉(ゴヨウ)アケビの花


2011/05/14(土)  タケノコ料理とタケノコ掘り 。。。α


倉ヶ岳でハイキング気分を楽しんだ後は、麓の倉ヶ嶽にある竹林(メンバー所有)に移動して
ニョキニョキ顔を出している、タケノコ掘りに初挑戦した! もちろん自分の収穫はお持ち帰りOK!

今年は例年よりも不作とかだったが、それでも3本位(小さいのが)採れて大満足 (^_-)
そうやって遊んでいるうちに、6畳くらいのシートが引かれ、コンロも並んで着々お昼の準備を進める男性陣!

今回参加のグループ16名の中に、自称男性シェフさんがいるとの事で、主婦は楽ちん…
あっと言う間に手際良く出来上がったノビルの酢味噌合え、皆で採った山菜も天ぷらになった。
調理済みで用意されたタケノコや山菜料理も出てきて、食べるだけの幸せなランチタイムを過ごす。


(+α)は、軍需工場跡地の見学 。。。


昨年の倉ヶ岳登山では、集合場所の道法事駅から登山口までの林道を延々歩いたとのこと!
行きは良い良いでも、帰りの林道歩きはヘロヘロに疲れたので、今回は車での移動となったそうだ。
そんなこんなで時間に余裕があれば行きたかったと言う、近くにある軍需工場の跡地へ行く事になった。

場所は金沢市内に近い為、一旦道法事駅に戻りそれぞれの車で移動する事とし、
山側環状線から林道大額線(舗装が無い山道)を走り、遊歩道入口までは25分程で到着した。
林道の途中にも、石切り場跡のような大きな洞穴が存在し、見慣れない光景に目を見張る!
市街地にほど近い場所に、不思議な空間(洞穴)が、いくつも存在していた事にも驚いた。

現地看板より、抜粋転記 ――――――――――――――――――――――――――――――――

額谷石切り場跡 … 藩政期から昭和中頃にかけて、生活用具(かまど・七輪・火消ガメ・いろり石・風呂釜)や
家の土台石などの素材として、大量に切りだされた石切り場跡の一つであり、20~30箇所の洞穴がある。
しかし、戦後の急速な近代化によって姿を消し、第二次世界大戦の終結直前に、
三菱重工業の航空機エンジン部門の疎開先として、強制的に連れて来られたり、
またはその他の手段によって集められた朝鮮人を含む多くの労働者による突貫作業で、
地下軍需工場に改造され、機械据え付けも行われたが、終戦を迎えて稼働には至らなかった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

う~ん、なる程、それで軍需工場跡地の見学と言っていた事が、ここでようやく納得できた。

遊歩道入口には「額谷レクレーション遊歩道マップ」の看板があり、当然ながら金沢市が管理し
いこいの場として提供しているものと思われるが、洞穴は何となく暗いイメージで私たち以外に人影もなし!

遊歩道は広くて歩きやすく整備も行き届いており、途中からは涼しげな竹林になる。
一周すると展望広場や竹林、歩道橋など見どころもあったようだが、石切り場を見に来たついでと言う事で
県指定史跡の加賀の守護、富樫氏の 「 御廟谷(ごびょうだに) 」 だけ見学して、引き返した。



倉ヶ嶽は絵になる場所?


 
使い込んだ油絵具の画材を傍らに、画家?が3人、それぞれ個性的な絵を描いていた。



五葉(ゴヨウ)アケビの大きな木があった。



花は鈴なり。。。


 
葉っぱが5枚で五葉(ゴヨウ)アケビ … 他の種類では三つ葉アケビもあるらしい。


本日のメイン料理!


 
一人黙々と、シェフが作る山菜の天ぷら          本日の主役は調理済みを頂く!


 
  竹林の前に陣取りました!          ちょっとだけ頭が見えているのが狙い目!


軍需工場跡地へ移動 。。。


 
途中の林道にも大きな洞穴があり、中を覗いたのが右画像。


遊歩道入口に到着!


 
遊歩道入口(ここ)の手前に、車10台程の駐車スペースあり!



駐車場より徒歩数分 … 現在地にあった案内板



石切り場跡を外から見る!



石切り場跡の入口に立つ!



石切り場跡の中に入る!



石切り場跡の中から、外を撮る! ( 3枚はそれぞれ違う洞穴です )


遊歩道を歩いてみる!


 
倉ヶ岳と比較にならない程、広くて歩きやすい遊歩道だった。


 
通り道にあった祠のようなもの、中はとても立派で新しい!


御廟谷(ごびょうだに)


 
 御廟谷 (ごびょうだに) 案内板と 苔むしたお地蔵さん?お墓?



御廟谷 (ごびょうだに)



遊歩道の 凛とした竹林



林道では、他の木に寄生して、ちょうど満開を迎えていた ヤマフジ が、沢山見られた。



新緑の中に色鮮やかな紫と白、一斉に花開かせた ヤマフジ と ヤマボウシ が綺麗だった。



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コメント (2)
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