加美町宮崎旭地区西部、沢沿いの林道を上がって行くと、砂利敷の路面に大きな
ホウノキの枯葉が散乱していて、その間に巨大なミノムシの巣のようなものが点々と
落ちています。これはホウノキの果実ですね。長さは10~13cmはあるでしょう。
幾つか拾い集めて、傷みの少ないものを撮ってみました。
2018.10.26撮影
この果実は袋果が . . . 本文を読む
登米市中田町上沼地区北東部、集落の北西側に沢が流れていて、これに沿って田畑
が続いています。田畑の上手には大きな溜池があり、そこへの農道を上がっていくと、
山裾にたくさんの赤い実を付けた低木が茂っています。
あまり見かけない木ですが、樹木図鑑に載っていたバラ科のカマツカに似ています。
遠近から撮影し、写真を持ち帰って同定することにしましょう。
葉が小さめの倒卵形で、先端が小さく尖り、縁に小さな鋸 . . . 本文を読む
花泉町永井地区の南東部、丘陵地の杉林内の細道を下っていくと、平野部の水田に
出ますが、途中にビニールハウス群への横道があります。
山裾の横道ですから、何か面白い植物に出合えるかも知れません。
これを入っていくと、山側には種々のつる植物が茂っていて、その中に小さな豆果を
付けたつる草が、何箇所かに茂っています。
小葉がツルフジバカマに似ていますが、もっと大きいですね。
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岩手県一関市花泉町永井地区の南東部、丘陵地の農道を沢に向かって下っていると、
道下の藪に、たくさんの小さな赤い実が生っているのが見えます。
法面を下って観察すると、既に落葉していますが、ノイバラの実で間違いないでしょう。
海岸近くや川沿いに多い印象がありますが、耕作地周りや山裾などでもよく見かけます。
二枚とも2018.10.19撮影 . . . 本文を読む
岩手県一関市花泉町永井地区の南東部、付け替えられた幅広の集落道を歩いてい
ると、谷斜面に生えたタラノキに数え切れないほどの黒い実が生っているのを見つけ
ました。大きな房状に生っていて、主軸の長さは40cmほどもありそうです。
低い位置にある房を観察すると、黒く熟しているように見えますが、まだ野鳥が啄ば
んでいませんから、完熟していないのかも知れませんね。
黒い実は人の目には地味に見えますが、これ . . . 本文を読む