里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ウラベニガサ コナラの倒木

2017-10-31 | 日記
一関市藤沢町藤沢の南部、落葉広葉樹林の斜面を上がっていくと、林床でコナラの太枝が朽ちていて、それに灰褐色のキノコが5本ほど生えています。傘の直径は4cmほどですね。そこは東向きの斜面で、標高は250mほど。名前も食毒も不明ながら、おとなしそうな形と色合いですから、何となく食べられるような気がします。周辺を探し回りましたが、他には生えていませんでした。                         . . . 本文を読む

クリタケ 切株に束生

2017-10-30 | 日記
一関市藤沢町藤沢の南部、山間の沢に沿った林道を上がって行くと、雑草や つる草が蔓延って道が荒れてきました。 当初より山中に分け入ってキノコ探しをする予定でしたから、ちょうど良い頃合いと 西側の斜面を見上げれば、樹齢20~30年の落葉広葉樹の林で、さほど険しくもなさ そうです。古い作業道が残っているので、これを上がっていくことにしましょう。 しばらく上がっていくと、道下に小さなキノコらしきものが見 . . . 本文を読む

モミジバスズカケノキの黄葉

2017-10-29 | 日記
登米市中田町の市道を走行していると、公園近くに大木がそびえていて、 きれいに黄葉しています。イチョウとは樹形が違いますし、エノキでもなさそうです。 樹種を確かめたく、寄り道してみました。 葉がカエデに似ていて、樹皮が剥落して鹿の子模様になっていますから、スズカケノキ ですね。プラタナスといった方が、通りが良いかも知れません。                             二枚と . . . 本文を読む

イタドリ 鮮やかな黄葉

2017-10-28 | 日記
一関市藤沢町藤沢の南部、山間の沢に沿った林道を上がって行くと、山側法面から 低木なのか大型草本なのか枝垂れ気味に生えていて、鮮やかに黄葉しています。 間近で確認すると、イタドリのようです。 沢近くの湿り気の多い場所に生えていることが多いので、遅くまで緑葉を保っている 傾向があるのですが、この林道法面は南向きで日当たりが良く、やや乾燥気味な場所 のため、鮮やかに黄葉したものと思われます。   . . . 本文を読む

ヤマウルシ 鮮やかな紅葉

2017-10-28 | 日記
一関市藤沢町藤沢の南部、そこは標高300mほどの山が連なる山地で、その狭間を 何本かの沢が南から北へと流れ下っています。 このあたりの山地の中腹から頂稜にかけては、なだらかな斜面や平坦な台地状になって いて、そこに牧草地やりんご園が拓かれています。 りんご園への舗装された農道を上がっていくと、山側法面に鮮やかに黄葉した小高木が 見えます。葉の付き方からヤマウルシかヌルデのようです。 識別のため複 . . . 本文を読む