SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

オリジンドッグフードの原産国変更とリニューアルの件

2021-09-26 23:28:28 | ドッグフード原材料シリーズ
昨日コメント欄で教えていただいたのですが
グリーンドッグさんがオリジンのドッグフードについて
カナダ産へのリニューアルに伴い、在庫限りで販売終了と発表されたとのこと。
多分、他の販売サイトでも同じような発表があると思います。

10月上旬にはリニューアル商品が販売予定ということなので
オリジンのフードは引き続き購入できますからご安心を。

リニューアルということで原材料が微妙に変わるのですが
その点についてもグリーンドッグさんが発表しています。
こちらです。
(すごく小さい字でビッシリなので面倒なら読まなくてもOK。
 なんで微妙に変わるのかはこのあと書きます。)

「リニューアルって何?悪いこと?」

悪いことじゃないよ。
オリジンのこの件については特に心配することはないと思います。
(以下「思います」が多くなりますので御免なさい)

まず原産国がカナダに変更になる件ですが、
これは多分前々から計画されていたことだと思います。

オリジンの製造会社であるチャンピオンペットフーズは
2020年の1月にカナダのアルバータ州に新工場をオープンしました。
同社本部と現カナダ工場の同じ州の別の郡です。
輸出先別に生産地を整理する意味もあっての新工場建設じゃないかな。
同じ会社のアカナの日本向けフードはカナダ産なんですよね。
生産拠点さえ確保できれば、日本向けはアカナもオリジンも
同じ生産地にする方がコストの節約になりそうですもんね。

日本向け包装材の在庫などもあったでしょうから
新工場オープンからのタイムラグもこんなものかなと思います。

アメリカの工場はケンタッキー州にあるのですが
多分こちらはアメリカ方面(中南米含めて)の生産拠点だと思います。

原材料調達についてはアメリカ分はアメリカ法人が行っています。
そのせいかカナダ産とアメリカ産では同じオリジンでも
微妙にちょっとだけレシピが違っています。

例えば豆の順番が違うとか、ハーブの種類が1つだけ違うとか
添加しているプロバイオティクスの種類が1つ少ないとか
それくらいの微妙な違いです。
現地の原材料仕入先との兼ね合いなどがあるせいでしょう。

上にリンクを貼ったグリーンドッグさんのpdfも
現在のレシピはアメリカで販売しているのと同じ原材料
リニューアル後レシピはカナダで販売しているのと同じです。

何か問題があってカナダに生産拠点を移すわけではないし
リニューアルと言うよりも、現行のカナダレシピになるというわけです。

会社の業績が落ちてるから?とか
今のレシピに不都合があってリニューアル?とか
そういうことはないので、その点は心配しなくていいと思います。

でも価格がちょっと高くなるのは痛いですね。
少し前に書きましたが、今世界的にペットフード が値上がり傾向です。
ペットフード だけでなく食料品全部がそうなんですけれどね😰 

「え!ごはんがなくなるの!?」

なくならないよ。

でもサステイナビリティの重要性は益々高まっていますね。
この点についてはまた別の機会に。
コメント (6)
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