SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

ちょっとしたニオイ騒動

2017-01-03 23:53:37 | アメリカ生活
昨日の夜はたいへんだったんですよ〜。大騒動ってほどじゃないけど、それなりの騒動。

なにがって、これです。

「わかる?これ」

この写真は3年前に撮ったものなんですけれどね。昨夜はそれどころじゃなかったから。

この方たちですよ。これはウィキメディアからお借りした画像ですが。

By http://www.birdphotos.com - Own work, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4409510

夜の11時頃に、オットが「ニコを寝る前のトイレ散歩に連れて行ってくる」と出て行ったんですよ。
出て行った5分後くらいに外に面したドアの隙間から侵入してくるあの強烈なニオイ。
本当に文字通り侵入して来るという感じで硫黄と焦げたタイヤが混じったような化学臭が漂ってくるんです。

「まさか、ニコがスプレーされてないでしょうね」とドキドキしながら待っていたら興奮した一人と一匹が戻ってきました。

オットが「スカンクがうちの庭にいたんだよ〜。こっちに向かって尻尾立てたから慌ててニコを反対側に連れて行ったよ。」と。

あ、ニコは無事だったのね。よかった。え、でもちょっと待って。その割にニコが入ってきてから強烈にクッサイんですけど!

ニコは一目散にベッドに走って行って、狂ったようにベッドカバーに体を擦りつけてゴロンゴロンしていました。
口の端っこには泡もたまってるし。こりゃおかしいじゃないか!

「ニコ、スプレーされてないよね?直撃されてないよね?」と確認したら「それは大丈夫」と断言していたので
ま、確かに直撃はされてないんだろう。もしされてたら、こんなもんじゃ済まないニオイだろうし。


「変なニオイが付いちゃったから、いつものニコの匂いに戻さなきゃって思ったの。
 でもおかーさんにベタベタ拭かれちゃった。」

多分、スカンクが肛門腺液をブシャッとスプレーしたところに顔を付けてニオイを嗅いだのだと推測。
顔と首が特に臭かったので、スカンク専用洗剤をペーパータオルにたっぷり染み込ませてニコの体に馴染ませた後、
5分ほど置いて、水拭き仕上げ。これを3回繰り返して、まあまあマシになったかなと解放してやりました。

ニコがスリスリしたベッドカバーもスカンク用洗剤で洗濯して、昨夜はとりあえずそこまで。

今朝は一番にニコのシャンプーですよ。スカンク洗剤を今度は体に直接かけてシャワーで流し、その後は普通にシャンプー。

それでも乾いた後にクンクン嗅ぐと、まだほのかに臭かった...。


「えーっ!まだ臭かったの?ニコちゃんかわいそー。」

そうなんだよ。ニコがスカンクのニオイを体につけちゃったのは2回目だけど今回はひどいね。
昨夜ニコが寝るときに使った毛布もニオイが付いてたし、今日は朝から洗濯三昧だったわ。
家の中も全体にほんのり臭くなっちゃったので、朝から家中の窓を全開にして掃除もしたし、ったくスカンクめ。

オットによるとスカンクは子連れだったそうなので、多分警戒心が強くなってたんでしょうね。
子連れのスカンクはお母さんを先頭にして一列に並んで歩いて、遠目にはすごく可愛いんだけど、本当にクセモノ。

ニコ、もうスカンクのニオイに近づいちゃダメだよ。


「ニコのお庭に入ってきてたし、珍しいニオイだったから調査しないといけないと思って。」

それは調査しなくていいからね。スプレー直撃なんてことになったら、どんなに大騒動でしょうね。考えたくないわ〜。

スカンクのスプレー(よくオナラと表現されるけど、あれはオナラじゃなくて肛門腺の液体なんですよ)の話は以前にdog actuallyに書いたことが。
「犬の大敵スカンクスプレー」




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