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~短い一日、空にっき~

24時間という短い一日の中でおきた生活を日記にしたり、航空記事や旅先からのレポート、写真をUPしていきます♪

今年よ、さようなら・・・。

2006年12月31日 23時50分30秒 | ☆今日の日記☆

こんばんわ、今日も遅番の仕事が無事に何事もなく終わりまして22時半ごろに部屋に帰ってきました。今は23時半ですので今年も残すところ30分くらいです。2006年が間もなく終わり、新しい年が始まろうとしています。仕事をしながら考えていたのですが、本当に1年という歳月が流れるのは早いものですね。以前、10代の時に人から「20歳を過ぎるとあっというまに時間が流れて年を重ねていくよ」と聞いたことがありましたがそれは本当でした。聞いたときにはそんなことがあるまいか!と思っていながら聞いていましたが、実話であり体験談でしたので間違いはありませんでした。このままいくと現在は25歳ですがすぐに30代に突入してしまいそうでなんとなく危機感が出てきました。後で後悔しないように若いうちに出来ることをするというのが数ある新年の抱負のうちの一つになりそうです。

今日は相変わらず羽田空港からの到着便は満席でしたが出発する飛行機はひどいものでした。150席の飛行機に対して20人であったり、470人乗りの飛行機に対して予約数が50人だったりと大晦日ならではの空港でした。飛行機は空に浮く乗り物であり機体のバランスが重要視されます。ですので重心を飛行機の真ん中あたりにもっていくためにお客様をうまく座席に指定していかなければ飛行機はバランスアウトして空に浮かせることが出来ません。私は、今日はカウンター業務ではありませんでしたがスタッフは慣れた手つきでお客様に案内し、座席指定の搭乗手続きを進めていましたよ。その成果もあり、飛行機は各便定時に出発していくことが出来ました。1月に入ると今度は出発便が多くなりますので明日から気合を入れなおして空港で働きたいと思います。皆さんは正月をいかがお過ごしになられる予定でしょうか??

今年もほぼ毎日、書き込みをすることが出来ました。いつも当ブログを見ていただいて誠にありがとうございました。来年も可能な限り毎日航空業界のことやプライベートなことを書き込んでいきたいと思いますのでまた宜しくお願い致します。2007年も皆様のご健闘とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

降機の前に衣類のチェックを!

2006年12月30日 19時51分11秒 | ☆今日の日記☆

こんばんわ、今年も残すところあと1日。ということですが私はせっせと仕事をしています。今年のやり残したことも考える暇なく年末までなってしまいました。
何度と考えようとしていましたがいつの間にか明日までになり、やり残したことを考えることをやり残したといった感じでしょうか?来年の抱負もまだ考えついていませんが年明けには目標を立ててそれに向けて新年をスタートさせたいと思います。明日は遅番ですし、鐘の音は仕事が終わって疲れた体に染み込んでいくことになりそうです。元旦も遅番ですので正月気分は味わうことが出来なさそうですよ。
シフト勤務でサービス業ですのでそれは覚悟の上ですがたまには人並みの正月も憧れるものです。
昨日同様に、羽田空港からの到着便は相変わらず多くのお客様が飛行機から降機されてきます。機内が暖かいから外に出ると寒く、顔が赤くなっているかたが多いです。機内の空調はどの飛行機の機種も24度~25度くらいに自動設定されていますので春の陽気くらいで寒くも暑くもないでしょう。しかし、日本中が寒いので厚着して空港に行き、機内に入るとその衣服では暑く感じるはずです。飛行機が飛行しているときは外気温度はマイナス50度になっていますが機内はエアコンで温度が適温維持されています。大変乾燥している機内になります。乾燥によって引き出される体調の変化をお持ちの方(のどのいたみや乾燥肌など)はそれに適した薬の服用したほうが良いかもしれません(長距離の国際線など)
飛行機の中で暑くなり冬着を脱がれて機内に忘れていかれる方が多くいらっしゃいますので降機する際には「出発の際に着てきた衣服」を一度思い出されることをお薦めします。上の収納棚にはマフラーや手袋や、たまにはジャケットの機内での忘れ物があります。小物であればまた現地で購入と出来るでしょうけれどもコートやジャケットは簡単にそうはいかないでしょうし、また空港まで戻っていただく必要があったりと時間がかかりますのでご注意をお願い致します

面白い記事がありましたので貼り付けておきます。ぜひご覧下さい

予約ミスのドイツ人男性、夏のはずが冬の「シドニー」行き
オーストラリアのシドニーにいるガールフレンドに会うために、航空券をオンライン予約したドイツ人男性が行き先を「Sydney」ではなく「Sidney」とスペルを誤入力してしまったため、オーストラリアのシドニーから1万3000キロも離れている米モンタナ州のシドニーに行くというハプニングがあった。
 南半球で今は夏のオーストラリアで4週間の休暇を過ごす予定だったトビ・ガットさん(21)は、Tシャツに短パンの軽装で23日、ドイツを出発。米オレゴン州ポートランドを経由してモンタナ州ビリングスに到着した。そこで人口約5000人の石油の町、同州シドニー行きのコミューター機に搭乗しようとして、初めて間違いに気づいたという。
 ガットさんは独ビルト紙に対し「不思議に思ったけど、何も言いたくなかった」とコメント。さらに「米国経由でもオーストラリアには行けると自分に言い聞かせた」と述べた。 ガットさんは、ドイツの家族や友人からの送金で新たにオーストラリア行きの航空券を購入するまで、薄手のジャケットだけで冬の寒さをしのぎ、ビリングスの空港で3日間過ごす羽目になった。
 ガットさんの母親はロイターに対し「息子はコンピューターが得意なので、私は間違いに気付かなかった」と語った。

ひどく雪で乱れたようで・・・。

2006年12月29日 21時42分56秒 | ☆今日の日記☆

こんばんわ、今日からまた1シフトの仕事が始まりました。最近は朝の冷え込みが揺るいでいましたが今日の朝はまたひどく寒かったです。歩いていく途中に鼻水が何度、顔を出したことか・・・。とまぁ、オフィスに入れば暖房をONにして暖をとりながら仕事を始めました。
今日からが帰省ラッシュのようでして当社でも羽田空港発はすべての便で満席の予約をいただいておりました。空席待ちも多く出ていたようです。そんな帰省ラッシュの中、名古屋にあります中部国際空港は大雪の影響で欠航や目的地変更や引き帰しと大荒れの運航をしいられていました。私が担当する便には影響はありませんでしたが他社の航空会社では搭乗手続きを見合わせたり、始めても出発時間が未定であったりとお客様も退屈そうに待たれていましたがその反面職員は忙しい動きをしていました。中部国際空港も開港して時間があまり経ちませんが天候に良く悩まされている気がします。強風が吹いたり、大雪になったり、視界不良になったりと。空港を建設する際には、数年かけてその立地を研究して作られると聞いたことがありますがここの空港でも同じことはされたはずです。しかし、開港して間もないのにこの状況であれば今後、何十年も使用するのに運航の不安があるように思えます。造ってしまったからには使わないといけないが、天候に左右される弱い業界という航空機運航の弱点要素を多く含みすぎて遅れや欠航が相次ぐようでは公共交通機関の存在価値が下がり、空港を使用する航空会社やお客様にも大きなコストダメージが発生します。天候に強くするにはILSを両サイドに設置や横風用の滑走路の建設など更に大きな予算が必要になるでしょう。この予算が税金から出るのか国の予算から出るかわかりませんが現在は直ぐに着工出来ることはないでしょ。

以前の名古屋空港から新しく生まれ変わった中部国際空港。新空港として今後、機能的な空港なのか否か見届けていきたいと思います。

今日の記事
速報:中部国際空港、悪天候による欠航、ダイバート便の発生(29日:13:00現在)

中部国際空港での悪天候、雪の影響により、欠航・ダイバートが発生している。29日については全日空941便のソウル行きが欠航、国内線は出発で18便、到着で10便が欠航している。

 ダイバート便ではコンチネンタルミクロネシア航空(CS)のグアム発CS971便が成田に到着地を変更したほか、中国南方航空(CZ)の大連発CZ619便、ノースウエスト航空(NW)のサイパン発NW78便が成田に着陸。NWではマニラ発NW72便も関西空港に到着地を変更しており、いづれも再出発は未定。

 国内線の到着便のダイバート便は9便が到着地を変更、このうち宮崎発のNH342便は関西空港へと変更したが、その他は伊丹空港に変更している。

中部国際空港、積雪で滑走路を一時閉鎖
強い冬型の気圧配置の影響で、中部国際空港(愛知県常滑市)は29日朝から雪に見舞われ、ソウル行き全日空941便と、国内線28便が欠航、国際線4便と国内線9便が到着地を変更した。

 中部航空地方気象台によると、正午現在の積雪は5センチ。空港会社は午前10時25分から約1時間半、滑走路を一時閉鎖して除雪作業に当たった。


<積雪>各地で交通に乱れ 帰省客ら影響
日本列島は29日、冬型の気圧配置が強まり、各地で積雪により交通機関が乱れ、帰省客らが影響を受けた。
 名古屋市では平年より13日遅く初雪を観測。日本航空、全日空は5センチの積雪があった中部国際空港(愛知県)の発着便を中心に計136便を欠航とし、計約1万3060人に影響が出た(午後7時現在)。また、JR東海は京都―名古屋間などで東海道新幹線を徐行運転した。
 気象庁によると、30日も北陸地方から東北地方にかけての日本海側で山沿いを中心に降雪が予想される。

定時に退社・・・。

2006年12月27日 22時51分38秒 | ☆今日の日記☆

こんばんわ、今日まで遅番が続きまして明日は1日だけ休みです。2日間は到着便の遅れがあり会社から帰れるのが遅くなりましたが今日は遅れも無く定時に会社を帰ることが出来ました。明日は1日しか休日がありませんので適当にゆっくりと過ごしたいと思います。
今日は北日本で天気が荒れたようでしたね。私が働いている空港周辺では晴れたものの強風でした。運航に問題はありませんでしたが。
横風で今日の風が吹いていたら乱れていたかもしれませんが、滑走路正面から吹いていましたので問題がありませんでした。
今から夜ご飯にして暫く一休みしたら、強風の音が窓から鳴り響く音を聞きながら布団に入りたいと思います。
では

航空記事

2006年12月27日 22時44分56秒 | 航空記事
エア・ドゥ、クリスマス限定機内サービス実施、サンタクロースが搭乗!?
エア・ドゥ(HD)は12月23日から25日まで、全路線でクリスマス限定の機内サービスを実施する。既に搭乗・降機中の機内音楽をクリスマス・バージョンに変更し、機内にはクリスマスリースの装飾も施しているが、さらに上記期間中は客室乗務員がサンタクロースの衣装を着用して搭乗。記念撮影用のオリジナルプリクラボードを用意するほか、12月23日と24日には機内で北海道のスイーツを無料で配布する。

スターアライアンス、ヴァリグ・ブラジル航空が1月末に脱退
スターアライアンスはヴァリグ・ブラジル航空のアライアンス脱退を決定した。脱退日は来年1月31日。これはヴァリグが新たな経営へと変更したことに伴い、旧来運航していた路線が新たな経営形態では縮小し、スターアライアンス加盟航空会社の要件を充たさない。

 スターアライアンスではエア・カナダ(AC)、ルフトハンザドイツ航空(LH)、南アフリカ航空(SA)、スイスインターナショナルエアラインズ(LX)、TAPポルトガル航空(TP)、ユナイテッド航空(UA)の6社がブラジル国内6地点にアフリカ、ヨーロッパ、北米に週270便を運航しているところ。今回の脱退に伴う影響を最小限に留める方策、南米でのネットワークについて、現在検討している。

ANAグループ、世界初ボーイングB737-700ER型機を導入
ANAグループは2007年3月、世界で初めてボーイングB737-700ER型機の客室仕様を導入する。ビジネスクラス「CLUB ANA BJ」は24席、シートピッチが最大61インチ、シート幅が20.6インチ。また、エコノミークラス「Economy BJ」の座席数はビジネスクラスと同じく24席、シートピッチが38インチ、シート幅が20.5インチで、欧米線のプレミアムエコノミーと比べ、シート幅は2インチ広い。なお、この機材は来年3月25日に就航する名古屋/広州線で使用する。

 B737-700ER型機の導入は、ANAグループがコスト競争力の強化に向けて推進する機種統合による直接費用の削減、経済性の高い機材の導入など、フリート戦略の一環。同機材は順次導入しているボーイングB737-700型機と共に、ANAグループの次世代小型ジェット機として位置付けている。

全日空、来年3月25日に名古屋/広州線を開設
全日空(NH)は2007年3月25日、中部/広州線を開設する。同路線は中部国際空港から5路線目となる国際線。これによりNHは日本/中国間を合計20路線、週147便に拡大する。使用機材はNHが世界に先駆けて導入するボーイングB737-700ER型機。航空券の予約、購入の開始は1月10日からとする。スケジュールは下記を参照のこと。

▽中部/広州線
NH115 NGO 8時30分発/CAN 11時35分着(毎日)
NH116 CAN 12時45分発/NGO 17時35分着(毎日)

全日空、08年度入社の新規学卒者を採用
全日空(NH)は2008年度入社の新規学卒者の採用を決定した。職種は総合職、特定地上職、客室乗務員、運航乗務員訓練生。今回から特定地上職の採用は客室乗務員同様に1年単位の契約社員として採用する。また、来年度新卒者の採用と同様に他の職種との併願が可能だ。

カタール航空、羽田空港でチェックインサポートサービスを開始
カタール航空(QR)は12月21日から、羽田空港の全日空チェックインカウンターにおいてQRのユニフォームを着用したスタッフが対応するサービスを開始した。QRは関西/ドーハ線のQR821便、QR820便に接続する便として、羽田空港からNH運航便でコードシェアを実施しており、羽田/関空線のQR4962便、QR4982便がこのサービスの対象となる。

 ドーハ国際空港では「プレミアムターミナル」がオープン。これはファースト、ビジネスクラス利用客を対象としており、1万平方メートルにスパやジャグジーなどの施設が揃う。QRでは、ドーハでのプレミアムターミナルの供用合わせ、日本でのサービス拡充策として羽田空港でのサービスを導入した。

機内では袋に・・・。

2006年12月26日 23時53分54秒 | ☆今日の日記☆
ときどき
こんばんわ、今日も先ほどまで仕事が長引きまして帰るのが遅くなりました。昨日と同じく、最終便の到着が遅れたからです。関東地方は終日天候が荒れていたようですね。羽田空港での離発着に時間規制がされている便があったようでした。当社でも出発便に出発待機がかかり遅れが発生していました。各社ともに遅れたことでしょう。間もなく今年も終わる頃だというのに私はせかせかと働いています。全く年末という意識がありませんが、到着の下り便では毎日満席が続くなど年の瀬というかいつもどおりの繁忙期だなぁと感じます。家族連れの搭乗がとても多く、帰省が始まったのでしょうね。私も地元を離れ一人暮らしをしていますので人並みにこの時期に帰省してみたいものですがそうはいかず、接客サービス業の本当の意味である時期を堪能(?)しているところです。

最近はノロウイルスが猛威を振るっておりますが機内でもお手洗いで嘔吐されている方が多いようです。会社規定により到着して簡易ではありますが衛星維持のために消毒をしております。各航空会社とも様々な消毒方法が決められているとは思います。
飛行機は精密機械の塊であり、使って良いものといけない消毒液があります。これは飛行機を製造しているボーイング社やエアバス社から指定のものを使うように連絡が入っています。飛行機が到着して消毒作業をすると洗ったり乾かしたりと通常の折り返し時間では足りずに出発に遅れが発生します。当社でも遅れが生じた便がありました。
お客様ご自身にお尋ねしてもノロウイルスによる嘔吐なのかただの風邪なのか、揺れで酔っただけなのか分からないことが多いので消毒作業の実施可否が難しいです。(ノロウイルス以外では消毒作業は必要が無いため。)
搭乗されて、吐き気がした際には出来る限りで良いですので嘔吐袋を利用されると助かります。この袋は紙製ですが防水処理されていますので水分をが入っても漏れ出すことはありません。思わず嘔吐してしまうこともあり床や椅子にかかってしまうこともあると思いますので絶対にとは言えませんけれども次の便のためや衛生的な機内環境を維持するためにも皆様のご協力が必要とされます。どうぞ気分が悪くなった際にはシートポケットに挿入されている袋の使用でご協力をお願い致します。
(写真はANA社の袋。各社ともに同じ仕様で機内に搭載されています)
JAL社 ノロウイルス対策
ANA社 ノロウイルス対策
厚生労働省 ノロウイルスQ&A


まずは風邪をひかないように日頃から手洗いやうがいの励行しましょう!私も人のことはいえませんが、あまり衛生的な生活はしていない気がしますので気をつけます。ノロウイルスについてもネット上で感染防止策がありますのでぜひ見て勉強してくださいね。

条件運航が久々に・・・。

2006年12月26日 00時46分21秒 | ☆今日の日記☆

こんばんわ、今日から遅番3日間です。仕事はやや残業をして部屋に帰ったのですが一息していると友人が部屋を訪れてきて話をしていると日付が変わってしまいました。いろいろと話をしていると時間が経つのが早いのですね・・・。
さて今日は久しぶりに条件がつく運航がされました。条件といいましても天候の影響でした。私が働いている空港では夕方から天候が悪化して雨が強く降り、強風になり視界不良となっていました。他社の飛行機も条件付でしたけれども、その中で1便だけ上空にてしばらく待機しても降りることが出来ずに他空港に向け飛行していきました。当社では通常はしない着陸経路を飛行して着陸することが出来ましたのでその後問題なく折り返し出発していきました。この時期に雪でも降らなければあまり条件がつくほどの運航はありませんので珍しかったです。
yahoo!のニュースでもここ数日間は天気が荒れるとの事でした。↓

広範囲で荒れた天気に=暴風や高波に警戒-気象庁
発達中の低気圧の影響で、26日から28日にかけて東日本や北日本を中心に荒れた天気になるとして、気象庁は25日、暴風や高波への警戒を呼び掛けた。
 同庁によると、26日から27日にかけ、低気圧が急速に発達しながら西日本から東日本の太平洋岸を進み、28日には北日本の東海上に進んで冬型の気圧配置が強まる。
 このため、西日本から北日本にかけての広い範囲で風が強まり、26日夜から東日本や北日本の海上を中心に20メートル以上の非常に強い風が吹く見込み。
 低気圧や前線が活発な雨雲を伴うことが予想され、西日本から東日本の太平洋側で、27日にかけて大雨になるとしている。 

との事です。傘がはずせなさそうですね。明日も遅番ですので今からごはんを食べて寝たいと思います。では遅くなりましたが

最近の航空記事

2006年12月25日 23時00分18秒 | 航空記事
浮かび上がる第2滑走路=航空灯火の一斉点灯試験-関空
夕闇に浮かび上がる滑走路-。25日夕、大阪府泉佐野市の関西国際空港で、建設中の2本目の滑走路で一斉点灯試験が実施された。
 天候は快晴で見通しも良い。午後5時前、関西国際空港会社の村山敦社長がスイッチを押すと、誘導路などに設置された白、緑、青の航空灯火が一斉にともった。色とりどりの照明は約2900個。全長4000メートルの滑走路が、夕闇を背景にくっきりと浮かび上がった。 

<ANA>ビジネス専用機を投入 来年3月25日から
全日本空輸(ANA)は来年3月25日から、全座席をビジネス客向け仕様にした「ANAビジネスジェット」を中部国際空港―広州(中国)線に1機投入する。余裕のある座席をアピールし、単価の高いビジネス客を取り込む。中国同様のビジネス客需要が見込めるインド路線での就航も検討している

空港に途上国の“一村一品”神戸など7箇所
東京や関西など国内7空港にある発展途上国の産品を販売するコーナーが盛況だ。日本政府が今春から始めた、国際版「一村一品マーケット」。物産販売のほかに、貿易自由化の恩恵を途上国に広げたいとの狙いもあるという。いずれの空港でも日本人に加え、海外からの旅行客も訪れている。兵庫県内では大阪、神戸空港で出店、木製品や色鮮やかな織物がところ狭しと並ぶ。

 マーケットを展開している日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、十二月十二日現在の来場者数は約二十六万人。売り上げは約七千百万円。ネパールの岩塩(三百円)やインドの布製コースター(百円)、南アフリカの親指大のビーズ製人形「ズールーマスコット」(五百円)などが売り上げ上位を占める。出品は空港によって違うが延べ約六十カ国、千品目。価格が千円前後の手ごろなものが人気という。

 「一村一品」はもともと、大分県で始まった市町村による地域づくり・活性化運動。政府は、市町村を発展途上国に置き換え、昨年の世界貿易機関(WTO)香港閣僚会議に合わせて提唱した。

 当初は各空港とも九月三十日までの予定だったが、好評のため延長。マーケットには日本に来た途上国の首脳らも訪れるなど、運動は着実に浸透。渡辺修ジェトロ理事長は「当初、大使たちの反応はいまひとつだったが、最近は目の色が変わり日本へ輸出したいという意欲が高まってきた」と手応えを話す。

 神戸空港では今年四月から展開。ネパール産のカレーやベトナムの手刺しゅうのかばんなどが人気で、十一月には一日平均約二百人が訪れた。

 だが、もともと期間限定のキャンペーンで、十二月三十日で“閉店”することに。店内の商品をすべて10%値下げし、二十五日からはさらに20%引きにするという。スタッフの窪田咲さん(25)は「ほかの空港と比べても人気が高く、リピーターも多かったのに残念。でも、これを機に途上国の商品に関心を持つ企業が増えてくれたら」と期待する。

 大阪空港などでは三月末まで展開する予定。

全日空 鹿児島-神戸線、廃止を検討
地方路線の再編を進めている全日本空輸が、廃止対象路線として今年2月に就航した鹿児島-神戸線などを検討していることが22日、分かった。今後、各地元との調整を進め、廃止路線を正式決定する。
 全日空広報室によると、路線再編は燃料高騰の影響や2009年の羽田、成田両空港の再拡張に備えた事業見直しの一環。不採算路線からは撤退して、利用客の多い路線を増便することで採算性向上と競争力強化を目指している。
 路線見直しは、搭乗率が30-40%台で低迷している路線が対象。このほか効率のいい機材繰りや今後の需要などを総合的に判断し、最終的な廃止路線を決めるとしている。鹿児島-神戸線の搭乗率(2-9月)は43%。同室は「自治体などとの関係もあり、同路線の廃止は検討段階。正式決定には至っておらず、決定時期も未定」としている。ほかに神戸-新潟と宮崎-関西も廃止を検討している。
 鹿児島-神戸線は、2月16日の神戸空港開港に合わせ、全日空と日本航空が1日2往復ずつ就航した。
 当時、鹿児島からは年間約40万人を運んでいた新規航空会社スカイマークが4月下旬での鹿児島-羽田線の撤退を決めており、県観光関係者らからは“穴埋め”が期待され、伊藤祐一郎県知事らが観光宣伝に初日神戸に出向いた経緯がある。
 其田秀樹県観光プロデューサーは「関西在住の鹿児島県人の利用などを期待したが、ビジネス利用客が多くなければ採算性は厳しいのかな、という印象。修学旅行などで関西方面からの取り込みを図ろうと動いていただけに、もう少し時間がほしい」と話した。

神戸-札幌と那覇線増便へ ANA地方路線再編
神戸空港と新潟、鹿児島を結ぶ路線を来春以降、廃止する方向で最終調整に入っている全日本空輸(ANA)が、集客を期待できる神戸-札幌、那覇線を一日一往復ずつ増便する方針を固めたことが二十二日、分かった。地元などとの調整を進めた上で正式決定する。

 地方路線再編の一環。関西空港でも宮崎、大分と那覇を結ぶ路線を来春から順次、廃止する方針で、代わりに福岡、高知線を一日一往復ずつ増やす。

 廃止する四路線はどれも利用率が30-40%台に低迷。ANAは二〇〇九年度に控える羽田と成田空港の再拡張に備え、不採算路線から撤退する一方、利用客の多い路線を増便することで採算性の向上と競争力強化を目指している。