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不得意の見極め(国語編)

2014-08-19 07:16:33 | 日記
文章の分類として,物語文と説明文に分けます。

そして,どのような内容の出題が不得意か,を見極めます。

例えば,説明文でいえば,生物,社会,自然,文化,言語,などが出題されます。このうち,言語は,一番難しいですから,言語の説明文で点が取れなくても,あまり心配することはありません。

対策として,そのテーマの説明文を,一気に,十題ほど解いてみることです。大体,その分野の雰囲気が分かります。

そうすれば,「同じことばかり聞いてる」,と生徒が言うようになります。そのころには,不得意が克服されているでしょう。

ただし,適切な講師の説明を聞いたり,解説書を読んだりして,一問ごとに,生徒自身が考えて,納得することが必要ですが。


次に,出題のパターンについて。

これは,記述か選択肢かに分かれます。

私は,記述は4つのパターンで(桜蔭,フェリス以外は)対応できると思います。記述は,生徒に任せる,というのは危険ですから,信頼のおける人(講師,父兄)に見てもらう必要があります。大切なのは,一貫した記述パターンで問題を解く,ということです。


選択肢で大切なのは,文章を読む,ということです。文章に線を引いたり,四角で囲ったりする人もいます。それは,文章を読む手助けに過ぎませんから,絶対視することは出来ません。私は,ビジュアル化して客観的に判断する,という方法をとっています。選択肢の解き方も,人それぞれですから,一貫した方法で解くことが大切です。




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