東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

春、花が咲き始めた庭や山

2013年03月25日 | 田舎暮らし

 このところ気候がどんどん暖かくなっているためか、いろんな花が咲くようになりました。秋遅くに種をまいたヒナゲシが花を咲かせています。最初黄色の花が咲き、続いて橙色の花がさきました。今度は白い花が今にも咲きそうです。ひなげしは、花びらが紙切れのように薄くて可憐です。咲いた花の地表をよく見ると、つぼみを覆っていた殻が落ちていました。
 同じ頃に種をまいたスイトピーやルピナスは、まだ小さいままです。ヒナゲシの種は極小にもかかわらず、冬の間に葉を茂らせてもう花を咲かせました。

        橙色のひなげしの花              最初に咲いた黄色のひなげし
 

 山に行くと、樒(しきび)の花が咲いていました。しきびの木や葉は知っていましたが、花を見るのは初めてです。不思議な形の実は知っていたのですが、花は今回初めて見ました。仏様に生けるため、父親がこの木をあちこちに植えたようです。なお、実には毒があるそうです。

              不思議な形の実がなる、樒(しきび)の花


 続いて、山にたくさん生えている非榊(ひさかき)の花が満開です。私には分からないのですが、この花は臭いがあるらしく嫌いな人がいます。この木の葉は、やはり仏様に生けます。本当の榊ではないので、非榊(ひさかき)と言うそうです。榊はまだ花を咲かせていません。5月頃に花を咲かせます。

              独特の臭いがあるらしい、非榊(ひさかき)の花


 東京では、もう桜が満開だそうです。入学式の頃には散っているかも知れないとのこと。しかし、我家を囲むように植えてある桜は、今のところ一分咲きです。一週間後頃に満開になるようです。
 庭に植えてあるユスラウメの花が満開です。初夏には、豆粒ほどの赤い実が実ります。すっぱ味のある美味しく甘い実です。でも小鳥達が食べるのか、いつの間にか実が無くなってしまいます。

   満開のユスラウメ、初夏赤い実          まだ一分咲きの桜(染井吉野)   
 

コメント (2)
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