東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

梅雨の陸稲畑で草取り、畑を跳ねる土ガエル

2012年06月18日 | 稲:田植え,草取り

 ようやく梅雨らしい季節になりました。朝から雨が降り続いて、畑は池のように水が溜まっています。長靴で畑を歩いてみましたが、所々で田んぼのようにぬかるみます。陸稲を作っている畑も同様です。先日耕運機で除草した陸稲畑は、あちこちでまた雑草が伸びていました。そこで、雨が降って土が緩んでいるこの雨の日、小雨になった時をみはからって雑草を取りました。

                   田んぼのように水が溜まった陸稲畑


 陸稲と雑草をよく観察すると、いろいろ気が付きます。1つは、雑草の方が濃い緑色をしています。陸稲は黄緑色で雑草より緑色が劣ります。雑草の方が吸肥力が強いのはあきらかです。次に、雑草の方が成長が早く勢いが早いことです。他の作物も同じですが、人間が改良した陸稲は雑草より弱いため人間が保護しなければなりません。傘をさして畑に座り込んで少しずつ雑草を抜きました。

      除草前の陸稲株           除草後(いかに雑草が繁茂していたか)
 

 雑草の根は地中深く張っています。陸稲を一緒に抜かないように注意しながら除草しました。しかし、雨が降りしきっていたため二畝程度しか除草できませんでした。一週間程度をかけて、念入りに除草しようと思います。ところで、雨が降っていたためか小さな土ガエルがあちこちでピョンピョン跳ねていました。そのうちの一匹を捉えてみました。ほかに、小さなカマキリもたくさんいました。

              陸稲畑をピョンピョン跳ねていた土ガエルを捉えて観察

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする