東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口県へ帰省(その1)

2010年08月06日 | ふるさと



 6日に山口県へ帰省しました。今では故郷で暮らした年数よりも東京で暮らしている年数の方が長くなってしまいました。1月に帰省してからまで半年しか経っていませんが、毎回帰省するときは初心に戻るような不思議な高揚感を覚えます。
 いつものことですが、新横浜から新幹線に乗って徳山で降ります。東京に来た当初は新幹線は大阪までしか通じていませんでした。その当時は、新大阪で急行電車に乗り換えて瀬戸内海を眺めながら帰省したものでした。そのうち岡山,広島と新幹線が延び、最後に博多まで延びてからは徳山で下車しています。

          新幹線の車窓から、後ろに流れ去る景色を眺めて

 徳山駅に降りると、普通電車に乗り換え田布施駅に降り立ちます。この駅が最終駅です。ここからは徒歩で我が家に帰ります。毎回徒歩で帰る理由は、歩きながらも田舎の変化を直接目で見て確認したいからです。

      新幹線を降りた徳山駅           最終の田布施駅
 

 今回は田布施駅で二つの用事を済ませました。一つ目の用事は、小学校の同窓会を開く友末旅館の下見です。この付近では一番古い木造建物で、とてもレトロな雰囲気があります。さしずめ昭和初期の雰囲気が詰まっている建物です。この旅館のオーナーとしばらく、昭和38年の山口国体の話、元岸首相,元佐藤首相の首相就任の祭りの話などを談笑しました。そして二つ目の用事は、駅前のタクシー会社に寄って同窓会に招待する恩師へのタクシー配車の予約です。

     レトロな木造建築、友末旅館           駅前のタクシー会社
 

 二つの用事を済ませると、暑い日差しの中を故郷である麻郷に向かって歩きました。中学校の横を歩き、田布施川を渡りました。田布施交流館に寄って少し休んだ後、一気に歩き通して我が家に着きました。

            田布施町役場を背に、田布施川下流方面を見下ろして

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