25日に恵泉女学園大学の学生さん達が田植え体験にやってきます(去年は7月3日)。その準備をしました。耕耘機による代かき、田んぼで「とんぼ」による水面均し、続いて苗の仮植えをしました。今日は仕事が深夜明けで朝10時頃に帰宅し、仮眠して12時に眠い目をこすりながら田んぼに行きました。すると、すでに知人が来ていました。
耕耘機を動かして代かきをするOさん
「とんぼ」とは、手作業で田んぼ水面を均す道具です。一般的にはレーキと呼ばれています。ただし、レーキにはいろいろな種類があって、田んぼ水面を均す専用のレーキを手作りしたものが「とんぼ」です。今の専業農家では「とんぼ」を使って田んぼ水面均等化をすることはまずありません。耕耘機やトラクタを使って代かきと同時に済ませてしまいます。
「とんぼ」を使って、田んぼ水面を均す
田んぼ水面を均すと田んぼ水面は鏡のようになります。その鏡のような田んぼに今度は苗の仮植えをしました。田んぼにやって来る大学生達はほとんどが田植えが初めてです。初めてでも見当で田植えができるように、予め苗を仮植えしておきました。
稲の苗を仮植えしているMさん
約30cmごとに赤いマーキングがされた「田植えひも」と呼ばれる特殊なひもを使って、稲の苗を仮植えしました。普通のひもは水の中に沈んでしまってマーキングが見えなくなりますが、この田植えひもは水面に浮きます。田植えひもを使って、前,左,右の3箇所に仮植えしました。
田植えひもに沿って、苗を約30cmごとに仮植え