東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

夏キャベツの植え付け

2009年04月21日 | 野菜:葉菜
 キャベツはこれまで秋に植えつけていましたが、今回初めて夏作に挑戦してみました。もともとキャベツは秋冬収穫する代表的な野菜です。秋作と同じようにキャベツを植えつける畝を作りました。

            堆肥をキャベツ苗を植える畝の中に置く


 暑い夏、素人にはキャベツを上手に作ることができません。その一番の理由は夏の暑さと害虫です。暑さに対しては夏用の品種を使えばよいのですが、害虫だけは対策が必要です。

    堆肥の上に蔵状に土のせ         レーキで表面を均す
 

 農薬を使わないための方法として一番有効な方法が、害虫が来ないようにネットを張ることです。去年の秋に白菜作りに使った1mm目のネットをキャベツに使うことにしました。また、夏は猛烈に雑草が生えるため防草対策として黒い防草用シートを畝に張ることにしました。

        畝に防草用のシートを張り、U字に加工した竹を刺す


 防草用のシートを張り終えるとその両脇にU字型にした竹を刺していきます。この竹は、切った竹を裂いてU字型になるように加工したものです(3月15日参照)。竹を刺すといよいよキャベツ苗の移植です。この苗は先月から我が家のサンルームで種から育苗したもので(3月20日参照)。植えつける前に防草シートに空き缶を加工して穴あけ器に加工したものを利用して苗を植える穴を開けます。続いて苗を取出してその穴に植えつけました。

       植え付け穴を開ける           苗を植えつける
 

 今の時期、園芸ショップでキャベツの苗をたくさん売っています。しかし、自分で種から育てた苗の方が愛着があります。また、種の方がはるかに安上がりです。

            小さな苗ですが、一列に植えたキャベツ苗


 苗を植え終わると、防虫用のネットを畝全体に張ります。そして、そのすそに隙間ができないように土を盛ります。これでキャベツ苗の移植は完了です。約2ヶ月後には丸々としてキャベツが収穫できるといいなと思っています。

        白い防虫用ネットをキャベツ畝全体に張りすそを土で盛る
コメント
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