東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小学校でわら細工と竹篭作り

2007年02月09日 | イベント,行事

 別所小学校に、子供達が田植えして稲刈りしたお米を持って行きました。ちょうど昼食時間だったためか、先生方はいないため学校の受付に預けておきました。
 お米を届けて帰ろうかと思っていたところ、里山農業クラブの面々が小学校に集まってきました。聞くと、これから体育館でワラ細工や目籠の講習を小学4年生にするとのこと。私も誘われて教えることにしました。

   ワラを広げて水を含ませる      最初お母さんにワラ細工を講習
 

 私は主にワラ細工を教えました。子供達に教える前にお母さん方に教えましたが、お母さん自身も初体験のため最初は四苦八苦。お母さんが覚えた頃に、子供達を呼んでお母さんと里山農業クラブのメンバーと私が、子供達にワラ細工を教えました。ワラ細工といっても縄の撚り方が中心です。まず最初は、ワラのはかまの取り方から始めてから講習会開始です。お母さんと同じで、最初は四苦八苦。でも一時間ほど悪戦苦闘しているうちに、だんだんできるようになりました。

              子供達にワラ細工の講習


 ワラ細工講習と平行して目籠の講習をしました。目籠とは笹から剥いだ皮を使って籠を作る技術です。最初黒板に籠を編む原理を教えます。続いて子供達には笹の皮ではなく紙の平紐を使って籠の作り方を教えます。

   黒板で籠の編み方を講習       子供達自身で籠を編んでみる
 

 本物の籠は大人が手本を見せます。笹の茎をナイフで分断してから、皮を剥ぎます。そして、剥いだ紐のような皮を使って籠を編んでいきます。

      左側は笹の皮を剥ぐ実演者、右側は皮を使って籠を編む実演者





 

 

 

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